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「野菜」は食べなくても良い?むしろ「タンパク質」が大事だろう。
私は、MEC(肉・卵・チーズ)に出会いタンパク質の重要性を知った(参考:糖質制限からMECへ!減らすから加える食生活への転換。)。MECといえば、この本が有名。タイトルがインパクトある。
だからと言って「野菜」をまったく食べなくても良いのか?、これはけっこう長年の疑問だった。野菜を食べるべきか同課に関して、三石巌氏の本の中で興味深いコメントがあったので紹介したい。
「野菜」は「ただの水」
「私(三石巌氏)が野菜サラダなどを食べ残すのを見て、彼女は言ったのだ。「ただの水ですものね」と。野菜の成分は90%以上が水分だ。ほかにビタミンのいろいろがあるはずだけれど、その量は決して大きいものではない。それも鮮度や使った農薬などによって、大幅な差がある。それをビタミンの給源だと思ったら、まず当てがはずれる。期待できるのは水くらいなものだ。これを彼女は心得ていたことになる。」
引用:からだの中から健康になる長寿の秘密 三石巌 祥伝社黄金文庫 P157
健康的な「食」を考えるときに、ほぼ無意識のうちに「野菜を食べなきゃ」となることが多いけど、その「根拠」となると、それほど強いものがあるわけではない。一般に流布する論理的ではない「野菜信仰」のようなものがあるのも事実だ。
個々の成分に注目すると、特に、今の時代の「野菜」には栄養素が少ない。野菜だけじゃビタミンもミネラルも不足するだろう。「野菜」と聞いて多くの人が食べなきゃ!と言って食べる「野菜」は「葉物」が中心のサラダだっとしたら、それこそ「水分」と「食物繊維」くらいしかないだろう。
野菜の「食物繊維」だって大したことはない。野菜の食物繊維は「セルロース」だ。セルロースを好む腸内細菌はウェルシュ菌なのだと言う。それなら、有用菌に役立つオリゴ糖のほうが良いのだとか。分子栄養学にかかると常識がすべてひっくり返されてしまう。しかも論理的に。こんなことを考えたあげく、我が家では食物繊維は「デキストリン」で摂っている。
現代人には「サプリ」が必要
まあ、このように割り切った意見を言えるのは、三石氏が自分で作ったサプリメントで、必要な栄養素(タンパク質・ミネラル・ビタミン)をすべて摂っていたからだと思われる。犬にドッグフード、猫にキャットフードのように、これだけ食べていればよいと作り出したものが「ヒトフード」だ。(私も、一時期、ヒトフードを飲んでいたがけっこう高いので、今は自分でプロテインを買ったり、Nowfoodsのサプリを買って飲んでいる)。
いわゆる「完全栄養食」を摂っていたからこそ、三石巌氏は「野菜は不要!」と言い切れたのだと思う。そうだとしても、三石氏のコメント、考えるべき点がある。「野菜」を摂れば、すなわち、健康的な食になるとは言えないという事実だ。「野菜」の栄養素を意識するならサプリが必要なのは間違いなさそう。
今は藤川メソッドに従ってビタミンC・B・E・Dを摂っている。
微量栄養素やフィトケミカルに関してはまだまだ勉強が必要。まあ、こんなことやっていたら、旬の野菜で十分に栄養を摂れていた生活のほうが、よっぽど楽な気もするよなぁ。
野菜よりタンパク質
特にガンを患ってから「野菜」中心の食生活に切り替えて、極端なタンパク質不足になる人が多いようにも思う。バランスの良い食事っていうと、野菜中心の粗食になりがち。でも、この本を読んで考えが変わった。まあ、この本が、分子栄養学や、MECとの出会いでもあった。
健康的な生活をしているつもりでも、テレビやメディアなどの健康情報に踊らされる危険は大きい。野菜を食べるべきか、食べなくてよいのか、私なりの結論はまだ出ていないけれど、MEC路線を覆すだけの論理的な反論がまだない。もちろん、だからといって、一生、卵・肉・チーズで過ごす気はない。旬の野菜はやっぱり美味しい。体が求めるような気がするんだ。
先日食べた、かぼちゃ(ゆでただけ)は超美味しかった。まあ、食べたいものは美味しく頂きつつ、必要な栄養素は欠けないようにサプリとかプロテインで補うのが、今のところの作戦なんだよなぁ。
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