30年来の過敏性腸炎(IBS)が治った理由。MEC・糖質制限の食事改善がキモだった。
糖質制限・MECをはじめて5年弱になるが、体重は最盛期から比べると10キロほど落ちた。一時期は15キロまで落ちたんだけれども、また少し戻り気味だ。しかし、ダイエットよりうれしかったのは、長年、苦しんできた過敏性腸症候群(IBS)が緩解したことだ。
これは私にとって、あまり、誰にでも彼にでも話すようなものではなく、言わないと分からないことなんだけど。大きなコンプレックスだったし、悩みの種だった。30代の後半になって改善できるとは思わなかった。だから、一人でも多くの過敏性腸症候群(IBS)に知ってほしい。
軟便が治った
まあ、あまり美しい話では無いんだけど、糖質制限を開始してからすぐに変わったのが便の状態だ。これはあまりに劇的な変化だった。これまで、私は絶えず「粘便」で、何度トイレに入っても、すっきりせず、特に朝だと4回も5回もトイレに行かないとならなかった。お腹が下っているわけではなく「渋り腹」といった感じ。その都度、便意を催してトイレに行くのですが、全部出ない。
最悪なのは、通勤途中などにもトイレに行きたくなり、何度も途中の駅で下車しないとならないことが多かったのだ。学生時代は本当にひどくて、このおかげで常習的な遅刻魔だった。みんなからは、だらしないと思われていたようだけれど、私が出勤している時間はかなり早かったのだ。それなのに、何度も何度もトイレに行かなければならず、結局、就業時間に間に合わないのだ。
大人になってから「過敏性腸炎(IBS)」という言葉を知り、自分の中では、あ~かなり精神的な面もあるんだ、と理解した。しかし、糖質制限をはじめて、1週間前後で便がスルッと出て、しかも全く形がよいのだ。特にMEC食にしてからこの傾向は顕著で、肉食のみにすると翌日は、まったく粘らない便が一度出てそれで終わりになったのだ。
喜んで妻に話すと、「普通の人はいつもそういう感じなんだよ」と言われ、いかに自分がこれまで普通じゃなかったかを実感した。具体的に言えば、我が家のトイレットペーパーの消費量が激減した。また、外出先でトイレを探す必要がなくなった。
糖質をとると粘便に戻る
面白いことに、糖質とくに、炭水化物(ご飯・パンなどの主食)をしっかりとると、とたんに便の状態は軟便・粘便に戻る。お肉だとスルッとすっきり出る便が、ネチネチした粘便に変わるのだ。この実験を何度も繰り返した(繰り返す必要はないw)
糖質制限を始めるまで、生活の中で糖質をまったくカットするなんて一度もなかったので発見することがなかったのだ。糖質が私の腸には悪影響を及ぼしていた可能性が大きい。ダイエット云々よりも、この体調の変化を味わってしまうと、あえて糖質をとりたいと思えなくなった。同じような体調の人っていないでしょうか。
隠れフードアレルギーの1つだったのではないか。食べ物によって明らかに体調が違うんだから。このことだけは、同じ悩みを持つ人にどうしても伝えたくて、それがきっかけでkindle出版をするようになった。私の処女作だ。
最初だけあって、文章力も構成もかなり拙いが、過敏性腸症候群(IBS)を治した?(再発していない)実績だけは本当だ。ぜひ手に取ってほしいなぁ。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)