朝・昼・晩の「食器洗いスクワット」を習慣化!ながら筋トレの極致。
習慣をつけるためには、すでに存在している習慣にちょっとずつ付け加えていくのが効果的だ。「ゆるスクワット」を読んでから、このゆるい習慣を、朝・昼・晩につけたいと思ってきた。
最初は、食事の前にスクワットをする習慣を作ろうと思ったのだが、さすがにご飯できたてなのに「ちょっと待って、スクワットするから」というのは無理がある。食後になると、今度は面倒で動く気持ちではなくなっている。朝、起きてすぐにスクワットは辛いし、夜寝る前は興奮して目が覚めてしまう・・。悩み続けたが、ついに解決策が見つかった。
これだ!というひらめきがあり、嬉しくて小躍りしてしまった。と言っても、オリジナルのアイデアではない。
朝・昼・晩の食器洗いスクワット
出典:「ゆるスクワット」小山勝弘 主婦の友社(P49)
洗いものをするときに、プリエ・スクワット(両足を大きく開いて四股を踏むようなスクワット)をすると、一石二鳥だとのこと。食器洗いは私の担当なので、これは良いと思って試してみた。すると、朝・昼・場にスクワットをするのが習慣にできた。
とはいえ、この姿勢で食器を洗うのは相当シンドイ。上下運動と皿洗い運動は同時にはできないので、腰を低く落として踏ん張っている姿でお皿を洗う。だんだん、負荷が強くなりすぎるので、腰を落としたまま左右に動いてみたりしている。後ろから見た妻が「この前見たオランウータンの番組で、そんな動きしている子がいっぱいいたよ。」とほめてくれた。
必ず行うこととセットにすれば、何でも習慣になるのだ。スクワットといっても、あまり上下運動をしないので、アイソメトリクスに近い。がに股の空気椅子みたいな運動だが、これ、股関節の可動域を広げて、結果として全身運動になるかもしれないと気づいてきた。
力士の股割り
この動きって、お相撲さんの股割りじゃないか?気がついてしまった。さっそく、Amazonで検索すると、面白そうな本があったので購入した。こういう時は、迷いがないのだ。下半身が鍛えられていくと、身体が安定しそう。
今は、しょっちゅうつまづいて、転びそうになっているのだ(超運動不足だからだ。1日1000歩だもんなぁ。)とりあえず、誰にも見られない環境(家の中)で、ぐっと腰を落としてスクワットしながら食器洗いを一か月くらい続けてみたい。
偉大な芸術作品も、コツコツと誰の目にも触れないところで作られていくのだ。私も心身を鍛え上げて、ステイホームが過ぎ去った時には、ギリシャ彫刻のような体で友達の前に出てみたいと思っている。(っていうか力士か)