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ストレスは「気づく」だけでもかなり軽減される。「いいもの」だと思えばなおよしな話〜ストレスを力に変える教科書✖️気づきの瞑想〜

解釈次第でストレスはパワーに変えられる

クセの強い人

ちょいちょい読んでる著書『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』に書いてあるストレス対策は本当に参考になります。

カバーにある「不安やプレッシャーはエネルギーの源」という言葉は誠にその通りです。

もともと、不安やプレッシャーは

・動かないと不安になるから
・いてもたってもいられなくなるから

と、脳が「行動しろ」と支持する際にはたらく感情だったりします。

だから不安に感じたり、恐怖を感じたり、プレッシャーでソワソワしたりする時に、動かないでいると余計その感情に囚われてしまいます。

それはまるで「いいからさっさとやれよ!」と言ってるみたいに聞こえます。

本書を読むと、

ストレス(刺激)とは、あくまで感情増幅装置

であるように思えてなりませんでした。

なぜなら「ストレスは悪いものだ!」と考える人は

・認知症のリスクがめちゃくちゃ高まる
・いつも失敗のイメージがあるからチャレンジしない
・肥満のリスクも高まる、らしい

となり、一方で「ストレスはいいものだ!」と考えると

・モチベーションを保つことができたり
・仕事の生産性を高めてくれたり
・健康維持にも一役買ってくれたり

するという結果がでているから。

つまり本当の害悪は「ストレスが悪者だと思い込むこと」そのもので、ストレスは考え方で影響がガラリと変わったりします。

だから、「ストレスはいいものだ!」と思ればストレスをパワーに変えることができたりもします。

ただし!ネガティブ状態のときにそう解釈することは至難なので・・・

ドツボ

とは言ったものの、現状でその人がうつ状態だったりしたときに「ストレスはいいものだ!」なんて到底思えないものです。

いつ何時でも、「ストレスは力をくれる」なんてマッチョな人がいたらそもそもうつにならないかと笑。

ストレスは、感情増幅装置でもありちょっとしたクスリ

だから、自分がリラックスしてたり、普通の状態の時にちゃんと「ストレスをうまく使おう」という意識を持っていないと発揮できないかなと思われます。

そこで大事なのが、

ちゃんと自分のストレスに「気づく」こと

です。

イラッとしたり、不安になったり、「嫌だな・・・」と思ったりと言った感情を無視せずに

あぁ今自分は怒りを感じている、ようだな〜

と気づくだけでも、自分の感情から一歩距離をおいているので、ストレスでいっぱいの状態から抜け出せたりします(これを「脱フュージョン」と読んだりします)。

そう言った距離をおくためのテクニックが「マインドフルネス」です。ちょくちょくお勧めしてすみませんがでもお勧めしたい笑。

中でも「気づきの瞑想」が効果的でして、例えば「呼吸瞑想」なら

1.呼吸することに意識を向ける
2.するとだんだん意識が他の方向に向いてくる
3.そこで「あ、呼吸から意識が逸れてるな」と気づく
4.また1に戻すの繰り返し

というパターンで大事なのは3の気づき。

もちろんこれは読書でも勉強でもなんでも構いません。「あ、逸れてきたな〜」と自分の状態に敏感になることが大事ですから。

これが習慣化すると

あ、おれ今ストレスを感じているようだな〜

と少しでもストレスを抱いたらすかさず気づくことができるように。

ストレスは知らず知らずに溜まっていくものです。ただ、逆に気づくことができれば対処法は容易

人と相談するなり
本を読んで脳の回転数を下げたり
運動して汗を書いたり

やりようはいくらでもあるし、先ほど申し上げましたとおり

このストレスで何か行動できないかな?

なんて考えれたらこっちのもんです。

ストレスを少しずつ「いいものだ」と思えるようにすること
ちょっとしたストレスにも「気づく」こと

これら二つが個人的に思う最良のストレス対処法だったりします。

というわけでストレスをパワーにするために、マインドフルネスしませんか?笑





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