ストレスは、ストレスだと思わなければむしろ力になる④〜怒り編〜
怒りを抑制しても、さらけ出しても周囲に悪影響だったりする
不安、後悔、嫉妬と続いて今回は「怒り」を取り上げてみたいと思います。
怒ることについてだってメリットはありますが、メリットを活かすためには前提として
ネガティブな感情にはいいところもあるよ!
と信じることです。
ただ怒りを撒き散らすことはいうまでもなく周囲に悪い印象しか与えません。
かと言って怒りを抑えてしまっても自身にネガティブな影響を及ぼし、自分から人を遠ざけてしまうんだとか
ではどうするか、ということなのですが
怒りの原因に対する見方をいろいろ持ってみる
っていう対処法、すなわちリアプレイザル(「再評価」という意味)が神経学からみた最強の対処法なんだとか
例えば上司から怒られたら
「あー朝に奥さんとケンカでもしたんかな・・・」
みたいな感じでチャかすくらいがちょうどいいかと
怒りは、本来何かしら集中力を高めるための感情である
先ほど申し上げたのは、あくまでも「対人関係においての怒りの対処法」でして、怒りというのは
集中して作業するのにもってこいな感情
だったりします。
ピンと来ないかもしれませんが、怒りとはこれ以上ない興奮状態、つまり臨戦状態とも言えます。
だからなのか「怒りはいいモノだ!」と思い込んでいる人は
・集中力が上がった
・セールスの成約率が高かった
なんて報告があったりします。
しかし前提として、「怒りはいいモノ」だと思わなければその恩恵は得られずとのこと。
つまり怒りを活かすなら、相手にぶつけるんじゃなく、自分にぶつけてその対象に向かって邁進するモチベーションになるんじゃないかと思われます。
これは前回の「嫉妬」に通ずる話です。自分に対して何かしらコンプレックスがあり、ねたんでいる方がただ憧れたり、尊敬したりするだけより最終的に成功しやすいってやつです。
自分への怒りってやつは、辛いですけど仕事にぶつけたり何かしら作業にぶつけたりするとかなり捗ったりします。
気を紛らわすために仕事したつもりが、ひたすら怒りが込み上げてきてそのことしか考えられなくなって、、、、
んでいつの間にか仕事が終わってたなんて経験が1度や2度ではなく何回もございますんで集中力UPのために使ってみてはどうでしょうか?