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「企画書」
「すずめの戸締まり」を鑑賞してきた。まずは、映画を味わう。歯ごたえのある映画だ。皆さんにもオススメする。私も含め、映画館にいた人たちがそれぞれに感じ入っていたのは、ほとんどの人がエンドロールが終わるまで席を立てないでいたことで推察できる。
ただ作品をどう受け止めるかは、人それぞれでいいと僕は思っているので、感想を書くことにさほど僕は意義を感じない。
今回、作品の一環としてだろう「新海誠本」なるものを入館時に手渡された。家で読む。僕が最も興味を持ったのは「企画書」だ。本作の企画書の一部がそのまま掲載されていた。また、新海誠さんの作品「君の名は。」「天気の子」の初期イメージも掲載されている。
新海誠さんにも無名時代が当然ある。「やりたいこと」を訴えるには、その趣旨を伝えるモノが必須になる。夢想だけで終わる人と実現する人の違いはここにある。
A4一枚のペラモノでもいい。そこにイメージ画があれば更に良い。自分で主題歌を歌っていたり、PV動画が添えられていたら読む人は楽しめるだろう。要するに「やりたいこと」を本気で伝えようという姿勢を感じられるかどうかが一丁目一番地だ。
まずは手に取ってもらえなければ始まらない……
その昔、「企画書の書き方を教えて下さい」と私の高校の2年先輩の塩見 政春氏にお願いしたことがある。彼は、少し面倒くさそうな顔をして「想いを素直に伝えればいい」的なことを僕に言って「ほら飲もう」と朝まで飲んだ。
要は「気合だ」的な昭和的なモダリティーを平成、令和生まれの人は疎むかもしれない。でも、僕には、君たち若者の背中を押す責務がある。次の世界を創るのは君たちなのだから。心配するな。君たち任せにはしない。オッサンも口数は少なく、背中で君たちを引こう。
let's begin.(さぁ、始めよう)
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![奥村一郎(メンタルパートナー、活動家、主夫)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141991994/profile_4bf5c5cedaa00a00ab849b6876719109.jpg?width=600&crop=1:1,smart)