「こころ」を整えると「からだ」は変わる

ダイエットで今日から始めることができるのは「食事」です。「食事」は通常三食。毎日のことですから、「からだ」を変えていくには必須になります。

しかし、間違えてはいけないのは、決して減食はしないことです。減食すれば体重減という目先の目標は達成できるでしょうが、「幸せになる」という遠くに設定した目標には近づけません。

また、偏食もおすすめしません。例えば、極端に脂質や糖質を減らすことです。どちらも「からだ」を支える大切な栄養素です。少し見直すだけで十分です。こちらに関しては毎日の食事の写真やレシピ集を用意しますので、参考にして下さい。

そして、今回は栄養補助食品を使うのをやめました。例えば、プロテインは筋肉量を増やすには効果的ですが、メンタルパートナー的ダイエットでは、「整う」ことを大切にしていますので、なるべく人為的な要素を避けたいと考えています。

また、意外に感じられるかもしれませんが、「規則正しい食事」はメンタルパートナー的ダイエットでは推奨しません。「お腹が減ったら食べる」が基本です。お腹が減っていないのに食べることはしません。

この理論の基本概念は、「からだ」と「こころ」のおもむくままに委ねることです。私は「太る」というのは「こころ」が整っていない状態だと捉えています。「こころ」が乱れているので、何かで満たそうと手っ取り早く食べる、その分が体重増を招きます。

「こころ」は想像以上に深い知恵と素晴らしい判断力を備えています。「こころ」がそれらのチカラを発揮しやすいように整えるのです。すると「こころ」と「からだ」は連動しているので、結果として理想とする「からだ」に近づきます。

よって、ダイエット憲章の第三条は、食事を見直して「こころ」を整える、です。食べ方やレシピはそれを実現するための手段で、そこに主眼はありません。