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身体から心を整えていく
身体の声を聴くメンタルケアの個別セッション
対話型のカウンセリングについて前回は
ご説明したので、
今回は身体の施術についてお話してみようと思います。
対話型のカウンセリングでは
診断や分析ではなくまずはありのままに
受け止めてお話をお聴きします。
対話を通して現状を俯瞰して
見ることができるようになったり
モヤモヤしていたことが1つ1つ明確になり
問題だと思っていたことがそのまま認められるように
なっていきます。
そして
さらにもっと深い部分に気づきたい人や
言葉だけではたどり着けない場合は、
身体へのアプローチが必要になってきます。
身体からのアプローチ
身体というと手で触れる頭からつま先までを
思い浮かべると思いますが、
実は目に見えない部分にまで及んでいます。
身体の周りには、
エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体と
層になっていると言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1734850594-7HfkXprbdB8SjD1oWEPRLK9z.jpg?width=1200)
そしてこれらの層は互いに影響しあっていて
アストラル体、メンタル体の歪みが
身体の不調となって現れることがあります。
信念体系、価値観、世界観とも言われますが、
例えば
「本音を言ってはいけない」
「1人で何とかしなければいけない」
(助けてと言えない)
といった信念が無意識にある場合、
呼吸が苦しくなるということがあります。
そして
「1人で何とかしなければいけない」
が無意識にあると、
すぐに助けを求める人、甘える人にイライラして
怒りが臓器に影響を与え、身体の歪みにつながることもあります。
身体は記憶している
幼少期や赤ちゃん、胎内期の頃の事は忘れてしまいますが、
身体は全ての体験を記憶しています。
たとえば
・急にパニックに襲われたり
・呼吸が苦しくなったり
・突然涙があふれたり
・ある場面で話せなくなったり
・急に気分が落ち込んだりやる気がなくなったり
・イライラしたり
・人間関係を壊すようなことをしてしまったり
…
以前の出来事がよみがえり
あたかも今起こっているかのように感じられ
反応してしまうこともありますよね。
衝撃的な出来事が起こったときに
心や身体のケアをしていないと
その衝撃が身体と脳に刻まれてしまいます。
私もそのような経験がありました。
パニックになった体験
子どもが中学生のころ、自転車で出かけたまま
帰る時間になっても戻らないことがありました。
数十分しか過ぎていないので用事が長引いて遅くなっているだけ
と意識ではわかっているのですが、
日が落ちて暗くなり小雨も降ってきたころ、
身体が勝手に家を出て走り出し必死に子どもを探し回っていました。
不安と焦りで必死に駆け回っている私を
子どもが見つけて連れて帰ってくれたのです。
帰りついてほっとしたとたん涙があふれて
夫に慰められながら泣き叫んでいました。
その時ようやく気付いたのです。
兄と子どもを重ねていたことに。
兄が事故に遭った日
帰宅した私が、バイクで外出する兄とすれ違い
「いってらっしゃい」
と声をかけた数時間後に
病院から電話がかかってきて
ICUに運ばれたと聞いたのです。
一命をとりとめたものの
意識が戻らず管でつながれ
いつ心肺停止してもおかしくない状況でした。
そこからリハビリで回復したものの
その時のショックが癒されないまま
私の中にずっと溜まっていて
バイクで夜出かけた兄と
自転車で外出し暗くなっても戻らない子どもとが
無意識に重なって反射的に飛び出してしまったのです…
そこから
話を聴いてもらったり
ワークを受けるなどケアをすることによって
感情と体験を整理することで
パニックはでなくなりました。
循環する身体になっていこう
このように身体全体が反応する場合もありますが、
感情や衝撃的な体験が硬結(コリ)となって
溜まっている場合もあるので
身体の滞りをゆるめて流することによって
悩みや葛藤が解消することもあります。
そうして不要な感情や記憶を手放していくことによって
循環する身体にしていこう、
というのがカウンセリングと身体の施術を併用している意図です。
身体に溜まった経験や記憶、感情などは一気に全部を
解消することはできないので、
人生の節目など必要なタイミングで現れたときに
対応させていただいております。
その他にも
・無意識下にあるもの
・家系から受け継がれてきたもの
・その他の影響
対話型カウンセリング、身体の施術、ワークなどを通して
自分も周りも、生きやすく暮らしやすくなっていきましょう。
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ファシリテータープロフィール
えりぃ
家族が事故で障害を負ったのをきっかけに大学で福祉を学び、国家資格精神保健福祉士を取得。卒業後は施設や病院で勤務し、1000件以上の相談支援を行う。出産後、アレルギー治療のため食、自然療法、整体等を学び、妊娠・出産・子育てのNPO活動を行う。メンタルヘルス分野のWRAP(元気回復行動プラン)・IPS(意図的なピアサポート)を学び、仲間とグループワークを開催。お産を語る会やメンタルヘルスの勉強会、講座等多数開催。現在は、女性のためのメンタルサポートとして、オンライン・対面でのグループワーク、勉強会などを開催している。
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