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桜の詠唱

春桜咲く毎年にして、
時の翼に乗り 何度その花に出逢うか。

「命は時間」と、聖路加病院の賢医、日野原先生は告げる。
その命には名を持ち、それは「心」という詩の如く、中島みゆきが歌いきれる。

矢野惣一の問題の闇を明かすセラピストとなるべく、
心の奥底で響く中島みゆきの『命のリレー』が心によみがえる。

「人の一生は地球にて、瞬く光の如く。」
その光の瞬間に、一生を懸けて輝き続けんとする。

明日が終わりであろうとも、私はリンゴの実りを求め、
希望を懸け、平等な明日を信じ、今日を未来とし得るのだと。



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