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【断酒・アルコール依存性】長期離脱症状の壁期は身体の適正・正常反応と捉えよう

前回、断酒1年目の長期離脱症状5つのステージについて投稿しました。

今回はその中の1つ、断酒3ヶ月ー半年程度で発生する『壁期』について取り上げます。

アルコール依存性の長期離脱症状は人それぞれ、という前提付きですが、私の場合『壁期』はありませんでした。

正確に言えば『壁期』のような症状はありました。時々襲う不安、不眠、動悸、飲酒欲求が主の症状です。

捉え方の問題です。

私は上記の症状を壁期と考えず、身体の適正・正常反応と考えました。

振り替えれば大学時代から15年近く飲んできたお酒。断酒する最後の2年は常用飲酒→連続飲酒状態だったので、素面の時間なんて1日の中でほとんどありませんでした。

そう考えると、この不安や動悸といった症状は元から存在していて、それをお酒で誤魔化していただけだと気づいたのです。

つまり、お酒を止めることによって、身体が適正・正常に不安を不安と感じることが出来るようになったのだと思いました。

普通に生活していてれば、不安の1つや2つは誰にだって存在する。それを見て見ぬふりをしてきただけだったのです。

長期離脱症状の壁期を恐れている方、今正に苦しんでいる方。その身体症状は壁期では無く、身体の適正・正常反応が戻ってきたんだと前向きに捉えてみて下さい。

私の所属している小太郎さんの断酒オンラインコミュニティの中でも多くの人は壁期は無かったと言っています。

病は気からといったもので、『壁』という言葉を取り払うだけでも楽になってくるかもしれません。

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