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学がないことが劣等感だった

少し前になるが、マガジンを一つ新設した。



心理学を学ぶようになって歴史にも触れるし、統計学にも触れる。

学がない私は、知らないことだらけだ。



学生時代に遡る。
勉強から逃げて、スポーツからも逃げて、なんとかなるやろと、感覚や勘だけで自ら知識を得ようとせず何も知ろうとせず生きてきた51年間。

しかし、感覚と勘は全くアテにならず、高確率で貧乏くじを引き当てている気がする。

寿退職がしたいが為に当時の恋人と結婚するも、よく考えずにしたから挙句の果てに離婚したし、
恋人だと思って付き合っていた既婚者野郎にまるっと騙され、遠距離恋愛の18年間は純粋な恋愛ではなく、18年間不倫をした結果になってしまったし、
そんなわけで男を見る目も全くないし、人間関係では深く付き合うことはしたくないと言っては距離をとるもんだから、友達と言える人もおらず、上辺だけの付き合いしかできない。




振り返れば、薄っぺらい人生だこと。



学生時代にもっとちゃんと勉強しておけば……なんて鉄板のセリフを言いがち(笑)


でも、今や【生涯学習】で、学びたい時はいつでもどーぞ!という風潮が定着している。

ありがたい(灬 ˘³˘灬)〜



私のこの自己肯定感の無い理由のひとつに、学がない、というものがある。

小中学生の頃の成績は下から数えた方が早くて、高校受験するにも行ける高校は底辺高校しかなくて、選択の余地なくその高校へ進学するしかなかった。

クラスメイトは私と同じような、勉強嫌いな男女で構成されており、学校全体でもバカしかいないのは否定できない(笑)
底辺高校だっので、勉強なんてクソダッセ!何かに打ち込むなんてクソダッセ!!みたいな雰囲気があり、その空気に順応して楽しそうなことだけ参加するスタイルで過ごしたのだが、何が楽しかったと聞かれるとその記憶はあまりない。

こういう高校には必ずいた、ヤンキーはもれなく存在した(笑)

こんな環境の学生時代だったから、相も変わらず勉強なんかしないし、進学するにはするものの入試が必要な大学とかではなく願書を書けば入学OKの専門学校だった。


あの頃何一つ、努力しなかったなと振り返って思う。


10代後半、一番飲み込みのいい世代で、なんでも吸収できる頃だったのにも関わらず、なにごとにも打ち込むことをせず、わからない勉強から逃げてさらにわからなくなり、またそこから逃げたり、現状を見つめることもせず、楽な方簡単な方ばかりに流れていた。





だから、今心理学を学んでいて、歴史が出てきたり関数が出てきたりすると

「おっと、やべ、わかんないぞ~。あの時逃げた記憶しかないw」

ってなる(笑)



もっとちゃんと基礎やってればなぁ、あの時サボらなきゃよかったよと思うのだが後の祭りである。

でも、最近はとても便利でインターネットで調べれば大概の事は理解できるように書かれている。
そのサイトからお勧めの本とかも紹介されていて、図書館で借りることもできるし、YouTubeでそれについて詳しく語ってくれる人も多数いる。



学が無いことが自分の劣等感に繋がっているのは自覚していたが、こうやって学びなおせることでもしかしたら、劣等感も少しは無くなっていくのかもしれないなと思う。



自己肯定感も出てくるかな。