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福のある残り物になりたい

「残り物には福がある」

よくいろんな場面で使われる言葉。確かにコンビニでよくある1番くじのラストワン賞は他の商品よりちょっとだけ豪華だし、福引でもいい景品が残ってることがあるから言い得て妙なんだけど。

反対に福じゃない残り物もあるよなって思った。

例えば市場に出回っている野菜。傷がついていたり規格外の場合だとそれだけで選ばれないし、そもそも市場に出ないなんてこともある。市場に出なくても農家さんが自分たちで食べることもあるみたいだけど、それでも残ってしまう野菜だってあるはず。

野菜に限らず魚やお肉でもそう。上等なものはどんどん選ばれていくけど、目利きの人たちに違うと思われたらそれだけで残ってしまう。といってもプロから見たら状態が悪いってだけで、一般の家庭で食べるには十分すぎる食材はたくさんあるだろうから一概に比べることはできないけど。

まあとにかく全ての残り物が福とはなり得ないってことが言いたい。

これって人間にも共通していると思う。

顔が良ければ異性からモテたり、それだけでチヤホヤされたり、それにこの世には顔を資本に仕事をしている人もいる。これだけでも顔が良い者が選ばれやすいことは明白なはず。

いい顔の人ばかり選ばれた後に残っている人のことを「福」だという人はいるだろうか?いるのかもしれないけど、万人がそう言うとは思えない。だからこそ「福」のある残り物になりたいと僕は思う。

突然ですが、僕はモテません

これは自虐でしょうか?いいや、事実です。

ちなみにどれくらいモテないかというと、未だに彼女ができたことが無いくらいモテません。20歳にして恋愛経験が0に等しいってのはなかなか拗らせてますね。

そもそも積極的に彼女を作ろうとしていないのもあるんですけど、やっぱり顔って大事じゃないですか。特に若いうちなんて周りの友達に自慢したくもなるでしょうし、その時に少しでも顔のいい恋人を紹介したくなるのは必然だと思います。なのでまあ今すぐに恋人ができなくても大丈夫です。

そこで今は彼女ができない分「福を蓄える」期間だと思ってます。

「福を蓄える」というのはいわば自分のことを自分で出来るようになることです。家事とか料理とかその他の身の回りのこととか。

Twitterでよくバズっているのは「旦那に対する嫁の愚痴」とか「旦那の時代錯誤」とかですよね。そういうの見てると少なからず「自分のことを自分で出来ない男性」や「やってもらって当たり前」だと考えている男性が存在してるってことじゃないですか。

だからこそ自分はそうはなりたくないんです。それってすごくカッコ悪いことだと思うから。

なので今はとにかく力を溜め込んでおいて、幸せにしたいと思える人と出会えたら思う存分その力を発揮するつもりです。

「どうしてこんなにいろいろ出来るのに今まで一人だったの?こんな人が残ってたなんてもったいないね。出会えてよかった」

こんなこと言われたいですね。ふふ。

おっと、これはお見苦しいものを見せてしまいました。









これからも「福」が溜まるように頑張るけど1回くらいお付き合いしてみたい。

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