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サッカー 強いインステップキック、ロングキック 筋力は不要【必要なのは 脱力、遠心力!】

よく強いインステップキック、ロングキックは筋力が必要
筋力がないからオレには無理、蹴れない など聞きます。

筋力って、じゃあどこの筋肉、筋力が必要なんでしょうか?

大腿筋?ハムストリング筋?ふくらはぎ筋?腸腰筋?腹筋?

腕を左右にぶらんぶらん回す(旋回させる)動きをしてみてください。

そうすると遠心力で腕が回って自然と上体に巻きつきます。
では、これを速く振ってみてください。
そうすると、腰の旋回が先行して、腕には力かけないですよね。
脱力してないと速く振れないのが分かると思います

では、腕に力を入れてみてください。
動きが止まりますよね。
腕に力入れたまま振ろうとすると、ぎこちない動きになり
あきらかに力かけない動きの方が速く振れることが分かります。
力を入れれば入れるほど凝り固まるのが分かります。

この脱力した動き、力のかかり方(遠心力)を脚でキックに使うのが
「ヨコインステップキック」
強いインステップキック、ロングキックで使うキックなのです。

なので、脚に力を入れれば振りが止まってしまうことがお分かりいただけると思います。
よって、筋力は不要、むしろかけない方がいいことが理解できると思います。

ではなぜみんなキックには筋力が必要と思ってしまってるのでしょうか?
それは、最初の初心者時に行うキック
「タテキック」
のイメージがあるからです。
このキックは、脚を真っ直ぐ前に振るキックです。
このキックで強く蹴ろうとすると、大腿筋(太もも)を使って蹴り上げる動きになるからです。
助走と上体の重心移動を使えば、大腿筋で蹴り上げる必要もあまりないのですが。
それと、「蹴る瞬間に足首を固める、力を入れる」と言われるからです。
説明本などでもほとんどがそう言ってます。
足首は伸ばしていれば充分なのです。
ちゃんと振れてれば、大丈夫です。ボールの重さに負けません。
むしろ足首に力を入れると振りが止まってしまい、振り抜けなくなります!

この強いインステップキック、ロングキックは
「ヨコインステップキック」となり
「タテキック」とは全く違う別物であるということをまず頭に置き
取り組んでください。
タテキックは、ここでは忘れてください。

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