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ホルモン治療を続けて半年経過しました

 前回は子どもの頃から今までの生理の向き合い方について書きました。

 イラストは「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただいています。ありがとうございます。
 
 今回は「月経困難症」と診断されてホルモン治療を続けて半年たったのでそのことについて書きます。
 
 婦人科系の症状について具体的な内容が含まれます。苦手な方は読み進めなくて大丈夫です。

 貧血の状態

 全ての人に当てはまらない話なので、あくまでもひとつの体験としてお読みください。
 
 病院に通院した頃は、良性ポリープがあり、貧血状態でした。
 
 ただ症状としては鉄剤を半年服用して治療出来ました。あと少し数値が悪かったら点滴になるところだったみたいです。

 ポリープ

 子宮のポリープについては、子どもを出産するころから多少ありました。
 
 ただ出産に影響しない程度だったので経過観察になりました。
 
 でも経過観察なことを少し忘れていました。
 
 その後、福岡に来て子宮頸がんの検査を受けたら、「ポリープない」と言われたので「そうなのか」と鵜呑みにしていました。
 
 専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、子宮内のポリープはできやすいものらしいです。
 
 途中無くなっていたのか、見落とされたのか、潰されたのか分かりませんが、昨年度病院に行って診察してもらった時はありました。
 
 すぐに潰されずに、病理に出して良性と判ってから切除してもらいました。

 症状に対して丁寧にかつ適切に対応してもらえると助かるなと思います。

 黄体ホルモン治療

 私が飲んでいる薬はジェノゲストという黄体ホルモンを抑制する薬で、身体を守る方のエストロゲンの抑制はあまりしないと言われています。
 
 副作用としては不正出血があるのですが、私は服用し始めてから1か月経った後の1週間だけでした。
 
 しかもいつもの生理と変わらない程度でした。でも私は重い方なので、症状が軽い人からすると多いかもしれません。
 
 基本生理の重たい日は、昼間でも夜用ナプキンを数枚使っていました。場合によっては漏れてしまうこともあるので、長時間交換できない時は注意していました。
 
 薬を飲んでから、急に出血することが無くなりました。出血からの解放感は凄まじいです。
 
 それでもナプキンも鎮痛剤も携帯はしていますが、この半年使用しないで済んでいます。
 
 ただ、子どもを産む前までくらいまで、ムダ毛が戻りました。子どもを産んでから脱毛が必良ないくらい毛が薄くなっていたのが、処理が必要なくらいに戻りました。私の中では許容範囲です。
 
 ちなみにホルモンを抑制しているので更年期も無いとお医者さんから聞いています。私としてはこのまま飲み続けてもいいかなと思います。
 
 昨年は貧血の治療が半年に及んだので、健康診断は見送りました。
 
 今年は服用してから初めての健康診断を8月末に受けました。 
 
 今年は基本健診に加えてマンモと子宮頸がん検査をしています。 

 大体どの地域に住んでいても40歳を過ぎると婦人科検診の補助が出ます。今回はどちらも無料で受診出来ました。
 
 心なしかマンモも以前よりずっと痛くありませんでした。母乳をしていた時に出来た乳腺の筋もそういえばかなり薄くなりました。
 
 今後何か症状が出てくるかもしれませんが、今はとても楽なので治療できて良かったなと思っています。

 生理痛に悩んでいる人へ

 私も20年近く生理に苦しんでいた身として言葉を伝えると。

 身体に優しいとされるロキソニンはドラッグストアでも購入出来るけれど、薬剤師さんと毎回話さなければならない。カロナールが1番良いけれど、病院に行かなければならない。
 
 結局手間がかかるので億劫になり、普通に買える鎮痛薬を選びがちになる気持ちもよく分かります。実際私もそうしてしまいがちです。

 でも、少しでも現状を変えたいなら低量ピルやジェノゲストなどを婦人科で相談するのもひとつ手なのかなと思います。

 人によって効果は違うから絶対とは言えないけれど、今よりもずっと楽に生活出来るようになるかもしれません。

 症状が辛いのが当たり前になっていても、少し検討してもらえたらと密かに願っています。

 私自身、自分のために自分を大切にすることは難しくても、自分を必要としてくれている家族の為に動けるよう、そして迷惑をかけないように健康に気をつけていきたいと思います。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 

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