宿命

時が凄く長く感じた
私だけ時が
止まってるんじゃないかと思うぐらい
窓の外はいつも闇だった
これから私は何処へ向かい
何を思うのだろうか
他人事のように
運命だけが動いていた
今自分が何処にいるのか
時々分からなくなった
振り返るたび
過去は新しい哀しみを連れてくる
本当の心から涙だけが溢れた
生まれてきてはいけなかったって
今ごろ気づいた
心の中でこだまのように響き続ける
それは人の愛情を知らずに
生きてきた宿命
これから先も
私は私を責める声に
苦しみ嘆くだろう

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