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”時間がない”から抜け出す

子育て中は概ね”時間がない”という状況にあることが多いと思う。
子供が言うことを聞いてくれなかったり、出かける前に急にうんちをしてオムツを変えなければ行かなかったり。
予測不可能の連続で”時間が足りない”状態に陥ってしまう。

こういうことが重なると非常にイライラしやすい。
大人はおおよその予定を立てて行動する。段取りをするのだ。
段取りをすることで物事を円滑に進めることができる。
その予定が狂うと大人は混乱し怒りの感情が出始める
そんな時に「時間がないのに!!」という思考になる

こういう状況になると嫌でも子供に当たってしまうこともある。

そもそも”時間がない”という思考は、”〜しかない”という欠乏から生まれる。何においても”足りない”という思考は物事の視野を狭めてしまう特徴がある。
普段は穏やかなのに、急に”時間がない”となると、視野が狭くなりその現象に対する考えが追いつかず一変してイライラモードに突入してしまうのだ。

この”欠乏による視野の狭窄”状態に陥らないための手立てはないのか?
個人の情報の処理能力には限界がある。予想していないことが多いとどうしても処理が追いつかず動揺したりイライラしてしまうものだ。
であれば、初めからやるべきことを減らしておくと不測の事態に対応できるのではないだろうか。よくいう”断捨離”をするのだ。モノが減るとコトが減る。すべきことが少なくなると、その分心に余裕が生まれて不測の事態を処理しやすくなる。そうすることで少しでも”時間がない”という感覚から抜け出しやすくなるのではないだろうか。

人間が意識できる範疇は極めて小さい。注意することに努めても気づくことなんてほんのわずかだ。そんな人間の特徴を考えるのであれば、余計なことを考えなくても良いように初めから環境を調整してあげる。
必要ないものは家から排除する
必要なものは残してを効率化する
大人がすべきと思うことを極力減らし、子供との時間を確保する。
この繰り返しで少しでも”時間がない”感覚から抜け出せればと思う。

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