②「ラ・カージュ・オ・フォール」－母の〝愛〟
ごきげんよう✨
大好きな「ラカージュ」についての投稿が続きます。
①はこちらから→https://note.com/melia817/n/nb5ce75636ba3
♥️ストーリー
♥️感動と発見の30年
1993年・市村さんがアルバン役になられた時から見続けていますが、
観る度に感動し、新たな発見がある舞台です✨
今回は、このミュージカルのテーマともいえる〝愛〟について～
♥️市村さんのお母様の〝愛〟
四年に一回、遅れてバースディカードを送ってくるジャン・ミシェルの母親シビルは、
ダンドン議員との対面も、電報ひとつでドタキャン。
ジャンのおじさんの〝ふり〟をして対面しようとしていたアルバンが、電報を受けとる。
ジョルジュがジャンにアルバンの存在の大切さを説いている(みてごらん)。
はたして、ダンドン議員夫妻がやってくると、アルバンは女装をし、母親として現れるのだった。
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このシーンを初めてみたとき、若かりしメリアは・・・・
「アルバンは、シビルが来なくなったから、これ幸いと、女装をしたんだわ😎」
って考えてました💦
後に、この考えが違ったことに気がつくのです。
シビルからの電報を読んでいるときの市村アルバンの苦悩の表情から伺えるように、
アルバンは、ジャンのことを一番に考えていた。
ジャンを落胆させたくなかったからこそ、
ダンドン議員夫妻との面談を成功させるため、女装をして現れたのでした。
自分のためではなく、ジャンのために～
2022年のパンフレットに、書かれていた市村さんの言葉からも伺えます
⏬
市村さんのお母様が病気で入院されたとき、
駆けつけた市村さんに病床のお母様は、
「お前大丈夫か？」と市村さんを気遣われ尋ねたそうです。
ご自身が大変な状況でも、一番に息子の市村さんの事を考え、案じられたお母様を鑑みて、
「ああこれだ！
息子のことだけ思っていればいいんだ。
それがアルバンなんだとあの瞬間、ヒントをもらった」と、思われたそうです。
こうして、市村さんのお母様の〝愛〟は、アルバンの〝愛〟として、今も舞台を観る人に暖かい感動を与え続けています。
おかりしました。
長い文章をお読みいただき、ありがとうございます🍀😌🍀
→③へ続きます☺️
Instagram配信で「ラカージュオフォール」の作品の成り立ちや、テーマについて、お話したアーカイブです⤵️
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