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【長続きのコツ】情熱は炭の様に

今回は「情熱とは」について。


ぐるっと遠回りしたお話になっていますのでご了承くださいませ。

たまーにですが私のことを凄く褒めてくださる方がいます。
とてもありがたいですし恐れ多く、奇特な方だなと思うのですが過剰に褒められたり熱心な心を寄せられると、私はチベットスナギツネの様な眼差しになることがあります。
もちろん、心からそう思ってくださる方がいることも承知しています。
しかしながら私の経験上、仕事でもプライベートでもそうなのですが
「熱烈・熱血な人との付き合いは短命」という法則があるのです。

仕事の場合、
「私、すぐに即戦力になりますから!」
「どんどん仕事を任せてください!」
「どんな仕事でもやります!」
と入社したてで意気込んでいる人や、
「俺、この業界のトップ目指してるんで!」
「必ずナンバーワンになります!」
と宣言していた営業マンはすぐに辞めていきました。

また、プライベートでは出会って時間があまり経っていない状態or過剰なまでの
「好き好き大好き!」
「あなたの大ファンだよ!」
と言う方や、
「退職なんて嫌だ!ずっとここにいてよ!」
と強く言ってくださる方もすぐに去っていきました。
もちろん、全員ここに当てはまる訳ではありません。
心から私にそう言ってくださる方もいましたし、そうした方々には本当に励まされました。
仕事でそのままの情熱を燃やして大成した方も多くいらっしゃいます。
しかしながら、大抵の場合高確率で熱烈・熱血な方はその引き際も早いのです。

彼らの言葉が本気ではなかった、という訳ではなく、その瞬間は本心でそう思ってくださったのだと思います。
熱烈な方は強い情熱を持っている方です。
しかし一方で、一見凄く熱心で思いが強いようでありながら感情の爆発が得意なので、打ち上げ花火の様に情熱を瞬発的に燃やすタイプも割と多いのです。
そのためこうしたケースは言葉の背景、その本質を見極める必要がある、と毎回考えています。

昔、タモリさんがいいとも!を長く続けるコツについて
「日常にいつもある、ティッシュの様に(視聴者の)側にいること」
というようなお話をしていました。
「気張らずとも炭みたいに穏やかだけど絶やさない熱を持つ」
こうした心構えが仕事やプライベート、人間関係でも長く続けるコツなのではないかと私は感じています。
継続して熱を燃やすことは案外難しいですから。

ハンドメイドでもそこは同じことが言えるのではないかと思います。
どんな時でも着実に、コツコツと。
人の目を引く派手さや周囲への強いアピール性はありませんが、こういった人物は私は信頼出来ると個人的には思っていますし、自身も熱した炭の様な穏やかだけれど絶やさない熱を持つ人間でありたいと思っています。


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