ayumu aizawa
短いおはなし
母のお誕生日のお料理。 魚介が好きなので今年は あさりのだしのきいたスンドゥブと 魚介たっぷりチヂミ。 母の好きなかんぴょう巻き。 パイナップル。 シャンパン。 ケーキは シックなマーブルチョコケーキに した。 喜んでくれてよかった。。 父も珍しくうまい、と 言ってくれた。
病院に行ってから 冷たい雨の中を 母のお誕生日のお花をとことこと 買いに行く。 真冬なみの寒さ、とのこと。 冬は好きだけど冷たい雨の中を 歩いていると悲しい気持ちになる。 だけど、だからこそ あたたかいものがありがたい。 母にあたたかい お誕生日のお料理つくる。
真鶴道草書店さんでの藤木さんの展示。 本日藤木さん在廊日です。 好きな言葉を書いてくださいます。 展示は書店奥のお部屋だけでなく 書店上部にも。 本が並んでいること自体が 詩なので 書の詩も自然になじんでいます。 いまだけの 本屋さんの 本たちの、ささやきを 聞きにいらしてください。
以前、本屋Titleさんが 谷川俊太郎さんの新刊ノートの隣に わたしの詩集を置いてくださった。 彼が切り拓いた 光年とミニスカートとガイコツの草原で わたしは詩という白骨の馬を駆り これからも自由でいよう。 これからも彼の隣で。
欠点ゆえにこそ、 ひとは自分自身になれるのだ。 それは人生の もっとも大切な秘密だと思う。 谷川俊太郎
56作目の新刊 「アンナカレーニナ 手紙」 発売します。 https://ms9.official.ec 誰かが誰がを思う いくつかの手紙を書いた。 最も純朴な作品かもしれない。 作品は奥底の自分を引き出す。 そして、きっと
詩の学校で、 ジャンジュネ先生がつぶやいた。 不備と共に生きる ひとはすぐ完璧と比べたり 他人は幸福、という幻想と 比べたりするから 繰り返しこれを唱えなければ ならない。 きみも他者も 不備と共に生きている。 なんとか不備にとりくみ 不備と共に眠る。 さあ、明日も この不備と共に。
男の子は女の子に 小箱を贈った。 小箱の中身は黄金色の朝陽だった。 女の子はそれを こころの闇にことんと置いた。 それはどんなときも ささやかにつよくあたらしく 黄金色にうるむように輝いた。
#ディズニー詩集 冬の朝 アメリカンウォーターフロントで ホットドックの朝食。 あえて紙の新聞など読む。 ちかくのマグダックスデパートメント ストアもまだ静か。 S.S.コロンビア号が来ているけれど ふだん方が好きかな。 できれば、高架橋をゆく 電車の音を静かに聴いていたい。
生活も仕事も続けていると、ある程度できるようになり、自信も出てくる。ふと、不備をつかれると、落ち込んだり怒ったりしてしまう。この時、ひとや社会が求めているのは、完璧、ではなく、不備を認めること。できるひと、魅力的なひとは不備を認めている。
新刊「青の詩集」 本日、コトリ花店さんにて発売。 あの薫りの中で。
指と指の間をすり抜ける バラ色の日々よ。 いちじくのケーキを つくった。 さくらんぼの靴下で 素敵な布を持って来てくれた。 幸せはやっと手に入れるものでも、 永遠でもない。 ふいに訪れて、ふいに消えて またふいに訪れるもの。 だから準備をしておかないと いけない。 唇をかみしめて。
いちじくの フルーツサンドつくった。 手前の断面の 素敵なことよ。。
詩の学校でボナール先生が言った。 葉が朽ちて土になる速度があります。 それぞれの波が寄せて返す 速度があります。 ひとも同じように自然です。 あなたにはあなたの速度があります。 あなたはなにかちいさなものに 合わせようとしていませんか。 才能とは、自分の特性と速度を 把握することです。
キーマカレーつくった。 美味しくできた。
57冊目の新刊 「青の詩集」 11月2日からの コトリ花店さんの展示にて発売。 ふだんの投稿から 抜粋したことば、 青い写真、フランス語の タイポグラフィ、でこしらえた。 ふだんの投稿を気に入って いただいている方に 読んでいただけたら。 詩集のポスターつくるの 楽しい。