マーケターは「消費者として興味のある分野」のほうが上手くいくのか
このnoteは、「マーケターが最初の3年で学ぶこと」というマガジンの中で、コラム的な記事として書かせていただいたものです。このマガジンの背景や概要を知りたい方は、最初に書いた以下のnoteをご覧ください。こちらは全文無料で最後までお読みいただけます。
就職活動などでは、自分が働く業界は「消費者として興味のあるかどうかは関係ない」と言われたりします。「旅行が好きだから旅行業界」「漫画が好きだから出版社」「カフェが好きだから飲食店業界」とかです。
マーケティングの世界でもこのようなことは時々言われたりします。「ディズニーの超ファン」が、オリエンタルランドに入社して上手く行くとは限りません。消費者としてその商品やサービスを楽しむことと、事業者サイドで働くことは大きく違うからです。
こういったことを考えた時に、「マーケターは消費者として興味のある分野を、自分のキャリアとして選ぶべきか」という点についてはどうでしょうか。
これは意見が分かれることだと思いますが、自分は経験上、「凡人であればあるほど、マーケターは消費者として興味のある分野のキャリアを選んだほうが良い」と考えています。正確には「ターゲット顧客の心理を想像しやすい分野を選ぶほうが良い」という意味です。
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このマガジンは、マーケティングの実務について知りたい方に幅広くお役に立てる内容にしていく予定ですが、特にこんな方に読んでいただくことを想定して書いていきます。「広告代理店や事業会社のマーケティング部門で働いて1〜3年目くらいの方」「今後実務にマーケティングの知見が必要そうなので基礎を学びたいという方」「今まで自己流で実務をこなしてきたけど改めてスタンダードな方法を学び直したいという方」
マーケターが最初の3年で学ぶこと
680円
このマガジンは、事業会社でマーケティング担当者として13年以上働いてきた一介のマーケターが、事業会社のマーケターだからこそ得てきた経験を、…
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