【#13】悩みの源、それは言語
ナマステ!
瞑想ラジオのラシュミとアビラティです!
言葉・言語がなかったらどうやってコミュニケーションできるでしょう?
一方で、誤解・諍い・悩みの種になるのも言葉ではないでしょうか。
今回のエピソードでは、言葉の恩恵と弊害を挙げて、なぜ言葉から悩みが生まれるのか?を探究しています。最後はもちろん、瞑想の視点から言葉から離れる方法について触れています。
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言葉のメリット
私たちは日常生活で、言葉があることでコミュニケーションが取れます。
言霊、祝詞、言祝ぐ(ことほぐ)など、
自分の言葉を通じて、相手に愛や感謝を伝えたり、エンパワーしたり、寄り添うこと、支えあうことができる。
その一言一言には力がある。
言葉があってよかった!
言葉のデメリットー悩み・誤解と誤認のもと
一方で言葉は、時に人を傷つける刃にもなります。
例えば、「ブスだ」「バカだ」という否定的な言葉は、相手の感情や自己肯定感を揺さぶります。
「ありがとう」という肯定的な言葉であっても、相手と自分の背景の違いから、誤解や誤認が生まれる可能性もあります。
伝える側は真意だとしても、受け取る側の背景や価値観によって、発信者の意図と異なる捉え方をすることはよくあります。
コミュニケーションにおける誤解と誤認は、日常生活の中で巧妙に発生します。戦争や大きな紛争の原因も、小さな誤解が積み重なった結果かもしれません。
誤解の中の理解
「理解とは誤解のことである。誤解以外の理解は事実として存在しない。」
by野口三千三
野口体操の野口先生は、お互いの理解と誤解を、究極の哲学的な表現として残しています。
人の持つ常識や非常識は主観の産物なので、お互いが違った価値観を持つのは自然なことでしょう。
「他人の靴を履く」という比喩があります。
相手の立場や気持ちになって見ようとする姿勢が大切。
相手の気持ちを想像してみて、その結果、必ずしも相手と同じである必要はない。言葉による誤解や感情の連鎖は、過去のトラウマや記憶とも繋がっているので、ときには避け難いものです。
過去からの影響・繰り返すパターンに気付く
過去の体験が現在の感情に影響を与えるきっかけになるのが言葉です。
自分の今の彼氏の言動から「こいつバカだ!」と思う、と仮定しましょう。
↓
今の彼氏をバカだと思う具体的な体験を思い出す
↓
今の彼氏以前に体験した、同じような体験とその時の感情が無意識に浮かび上がる。
↓
自覚なく、過去の体験によって生じた負の感情を、今の彼氏に投影する。
↓
今の彼氏が悪いと思って別れる
↓
新しい彼氏になっても、過去の感情や体験はそのままあるので、
「やっぱり、こいつもバカだ!」となる。
この連鎖は、現在の相手にリピートされることで更に複雑化していきます。「バカだ!」という言葉がトリガーとなって同じような記憶を引き起こします。この悪循環は、地獄絵図への道まっしぐら!ですよね。
ジベリッシュ瞑想の実践
そこで、「私の彼氏はバカだ!」の代わりに、「私の彼氏はカーテンだ」だとか、関連のない言葉、彼氏を想起しない言葉を持ってくる、というのも瞑想の一つです。
それでも、「私の彼氏はカーテンだ」と言ったときに「何かから守ってくれる人」という意味が想起されてしまうような場合ーつまりマインドが働いてしまう場合には、ジベリッシュ瞑想がお勧めです!
ジベリッシュとは諸説ありますが、自分が理解できない言葉のこと。意味のないデタラメな言葉を喋べる瞑想技法です。「ムカつく」と言わずに、変な言葉モショモショ、ゴニョゴニョとムカついたエネルギーを発散します。
朝の歯磨きしながら、静かにゴニョゴニョ、モショモショが実践できます。
意識的に言葉を使おう!
言葉はエネルギーの伝達手段。
火の扱いと似ていますね。使いようなんです。
料理もできるし、あかりもつけられる。
使い方を間違えると人も自分も焼き殺されてしまう!
意識的に言葉を使ってみましょう!
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⦅めいそうラジオは⦆
インドで出会った瞑想コンビが、愛と性と死とお金の瞑想、タントラから生きるヒントを探ります。
⦅スピーカー⦆
アビラティ:医学教育コンテンツプロデューサー。出生家族のアレコレ、男女関係の不毛さに悩みタントラへたどりつく。
ラシュミ:マルタ島で留学コーディネート、アーティスト支援などを行う。西洋/東洋の様々な自己探究をたどり、タントラへ。