北海道で台湾旅？ 札幌で味わえる本格台湾グルメ5選
昨今の台湾ブームにともない、台湾料理や台湾スイーツなど、台湾にちなんだお店が日本各地で増えています。北海道もその例外ではなく、特に札幌市内には台湾料理をはじめ、台湾茶、漢方食品、台湾食材など、台湾の味を忠実に再現した料理店や台湾直輸入で食材などを販売するお店が、ここ数年で続々とオープンしています。
普段は関東・関西圏で台湾グルメを食べ歩いている筆者ですが、今回は北海道の札幌で見つけた本格台湾グルメのお店を5つ紹介します！
寒い北の地で、ほっと温まる台湾の味と雰囲気を楽しんでみませんか？
北海道の台湾グルメ5選
【台湾スイーツ／漢方】DAYLILY（デイリリー）札幌ステラプレイス店 ＜札幌駅＞
台湾発のライフスタイルブランド「DAYLILY」（デイリリー）が北海道初出店！
東京2店舗、大阪、博多に続き、札幌ステラプレイス センタB1階 にて、2024年9月にオープンしました。
TVや雑誌で話題になり、累計販売数180万杯を突破した漢方薬剤師監修の「食べるお茶」「杏仁茶」などの健康ドリンクから、台湾で定番の「パイナップルケーキ」「タロイモケーキ」「なつめナッツサンド」などの手土産に喜ばれる台湾スイーツまで豊富なラインナップ。
注目の新商品は「SALT-TEA CHEESE MONAKA 東方美人茶」（ソルティーチーズモナカ とうほうびじんちゃ）。台湾菓子100選コンテストで3年連続「金賞」を受賞した台湾茶スイーツ専門の台湾人パティシエと、北海道の素材を活かしたチョコレートづくりを行う日本人ショコラティエが監修しています。
北海道産のチェダーチーズとホワイトチョコレート、高級台湾茶「東方美人茶」を使い、台湾茶にふわふわのチーズフォームを乗せた台湾ドリンクの定番 ”ソルティーチーズティー”を、チョコレート入りモナカで表現。上品な甘さと洗練されたオシャレな見た目が可愛く、お土産にもぴったりです！
DAYLILY（デイリリー）札幌ステラプレイス店
北海道札幌市中央区北５条西２丁目 札幌ステラプレイス センタ 地下1階 地図
営業時間：10：00～21：00
【台湾茶】茶語（Cha Yu）大丸札幌店＜札幌駅＞
今年で22年目を迎える台湾茶・中国茶の専門店「茶語（Cha Yu）」。大丸札幌店のほか、東京の新宿高島屋にも店舗を構えています。
店内の棚には各生産地から直輸入した茶葉や茶器がズラリと並んでいます。
また、茶葉の量り売りもしているのが専門店ならではの魅力。少量だけ買って味を試してみたいという方におすすめです。
日本中国茶普及協会認定の上級インストラクターの資格を持つ店長の廣川さんが丁寧にお茶について説明してくれました。
種類がありすぎてどれを買えばいいかわからない！ という方はぜひスタッフに聞いてみてくださいね。茶葉の生産地や特徴を丁寧に教えてくれますよ。
ゆったりとした店内では台湾茶やオリジナルメニューも楽しめます。お茶会も定期的に開催しているため、台湾茶に興味がある方や、お茶を通して仲間をつくりたいという方はぜひ立ち寄ってみてくださいね！
茶語（Cha Yū）CHINA TEA HOUSE 大丸札幌店
営業時間：10：00～20：00
北海道札幌市中央区北5条西4丁目7 地図
【台湾食品／雑貨】ニーハオ台湾 ＜平和駅＞
台湾北部・基隆市出身の店主が営む台湾食材と雑貨の専門店「ニーハオ台湾」。なんと、お店はJR平和駅そばの住宅街に佇む、赤と青のコンテナハウスの中……！
コンテナを改装した店内には、棚いっぱいに台湾の調味料や菓子、ドリンク、冷凍食品などの食料品がギッシリと並んでいます。定番のお菓子やカップ麺から、珍しいお鍋のスープまで本当になんでもそろっていて、台湾好きにとっては夢のような空間です！
通称・漁師バッグ（ナイロン製の伝統カラフルバッグ）や、文具、雑貨、おもちゃなど、台湾好きの心くすぐるアイテムもいっぱい。商品を見ていると店主が親切に説明もしてくれて、その接客も含めてまるで本当に台湾にいるかのような気持ちになりました。
店内の商品はすべて店主がご自身で買い付けをされており、食品の調理方法なども丁寧に教えてくれるほか、台湾旅のアドバイスやオンライン語学指導なども行っているそうです。
台湾が好きな日本人や、日本に住む台湾人の方にも人気のお店なので、週末に北海道札幌を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね！
ニーハオ台湾
営業時間：土日10:00~18:00 （平日不定期営業）
北海道札幌市白石区北郷１条11丁目 2番2号 地図
通販サイト
【台湾料理】台湾料理のお店 慢慢來（まんまんらい）＜北24条駅＞
2024年1月にOPENした台湾出身の店主が営む、本格台湾料理店。店名の「慢慢來（まんまんらい）」は台湾の言葉で「ゆっくりどうぞ」という意味があり、その名の通り店内は広々としていてゆったりと落ち着く空間です。
メニューも豊富で、本場の家庭料理やスイーツを楽しめます。おすすめは、魯肉飯・鶏肉飯・牛肉麺・酸辣湯麺のメインの料理と、小籠包・水餃子・焼売の点心いずれかを選べるランチセット。（990円・税込／平日のランチタイム限定）
「鶏肉飯」と「小籠包」選んでランチセットを注文！
ふわふわの鶏肉に甘いタレがたっぷりかかった「鶏肉飯」はあっさりとした味付けでどんどん箸が進みます。小籠包もモチモチの皮に具材がたっぷり入って美味～！ これに日替わりのスープも付いて1000円でお釣りがくるのはかなりお得です。
道産大豆を手絞りした豆乳で作った自家製の「豆花」（550円・税込／トッピング別途）も店主おすすめということで、食後に追加で注文。
トッピングはタロ芋団子、サツマイモ団子、緑豆、タピオカなどから自由に選ぶことができます。
ほんのり甘いきび砂糖のシロップと、つるんとなめらかな口当たりの豆花に、もちもちのタロイモ団子、あっさり健康な緑豆の組み合わせは本当に最高で胃袋が幸せに満たされました。
単品メニューや、ドリンクメニューも豊富で、ゆったりとした広い店内なので、お一人でも家族やお友達と来ても楽しめると思います！ テイクアウトOKのメニューもたくさんあるので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。
台湾料理のお店 慢慢來（まんまんらい）
営業時間：11：00〜14：30（LO14時）／17：30〜21：00（フードLO20時、ドリンクLO20時半）
北海道札幌市北区北28条西4丁目2-12 YMノース28 1f 地図
【胡椒餅専門店】 雉虎（きじとら）＜菊水駅＞
台湾のおいしい胡椒餅を広めたいと、コロナ禍の2022年8月にお店をオープンした本格胡椒餅専門店「雉虎（きじとら）」。
お店は地下鉄菊水駅より徒歩２分の住宅街にあり、白と水色の可愛らしいお店の窓から台湾花柄のランタンやピンクの銅像たちがチラリ。突如現れるメルヘンな空間に、入る前からウキウキです♪
台湾の胡椒餅に習い、すべてタンドール窯で一つ一つ焼いた本格胡椒餅を販売しているとのこと。
メニューは、八角と五香粉の効いたスパイシーなお肉が入った台湾屋台風の「赤」、ひき肉とショウガを使った優しい味わいの「白」のほか、定期的に変わる限定味を提供しています。
この日の限定メニューは「チーズトマト胡椒餅」。台湾でもなかなか食べられない店主オリジナルの味です。
今回は定番の「赤」と「白」(各400 円・税込)をテイクアウトして食べ比べ！
パン生地には道産小麦粉を使い、タンドール窯で丁寧に焼かれた生地の表面はパリッ、中にはジューシーなお肉や野菜がたっぷり。
「赤」は八角と五香粉、胡椒がよく効いていてパンチがあります。「白」もズッシリと具材が入ってクセがなく、日本人の口にも合う味付けだと思いました。テイクアウトで自宅のオーブントースターで温めなおして食べましたが皮はパリパリのままで美味しかったです！
店内にはイートインスペースもあるので、ゆったりした店内で食べることもできますよ。アクセスも良く気軽に立ち寄ることができるので、ぜひお近くに来た際には立ち寄ってみてくださいね。
胡椒餅店 雉虎（きじとら）
営業時間：平日11:30～18:30／土日祝11:30～17:30
北海道札幌市白石区菊水３条１丁目2-17ライムローズ１階 地図
以上、「北海道札幌の台湾グルメ5選」の中で気になるお店はありましたか？
台湾に行きたいけどなかなか頻繁には行けない、北海道でも台湾を味わいたい！ という方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。北海道で台湾との温かい出逢いがあること請け合いです。
◆北海道FM 台湾情報ラジオ番組 「美麗（メイリー）！台湾」
北海道FM NORTH WAVE（ノースウェーブ）「美麗（メイリー）！台湾」は、毎週日曜日11:30～12:00に台湾情報をお届けする公式ラジオ番組です。
台湾情報総合メディア「美麗（メイリー）！台湾」を運営する弊社の代表・吉田晧一とMAXXXINE（マクシーン）がDJとして、最新の台湾情報や台湾華語について毎週楽しくお話ししています♪ 道外の方もラジオアプリ「radiko」より無料で視聴できるのでぜひ！▶ラジオを聴く
いやいや、「日本で台湾グルメを味わうだけなんて物足りない！」「やっぱり台湾に行きたい！」という方におすすめのツアーもありますよ。台北旅行ツアーの参加者は絶賛受付中です。
▶北海道新千歳空港発！ 激アツの台湾ツアー4日間の旅
【追記】本記事は2024.11取材時の情報となります。メニューや価格が変更されることもありますので最新情報はお店のHP・SNSなどをご確認ください。
記事執筆：加賀ま波 (MAHA)
美麗！台湾はメールマガジンや公式LINE、公式SNSを運営しています。ぜひフォローいただけると嬉しいです。
■公式HP
■メールマガジン / 公式LINE
■X / Instagram / facebook
筆者プロフィール
加賀ま波（MAHA）
台湾大好きライター│ハンドメイド作家
著書に『台湾を自動車で巡る。台湾レンタカー利用完全ガイド』（なりなれ社／KKday・budget協賛）、『慢慢來 あの日の台湾210days』（想創台湾）がある。
2011年、はじめての台湾旅行中に東日本大震災が発生。台湾から見た日本の情景と、自分自身の台湾への無知さとの乖離に違和感を感じ「台湾をもっと知りたい」と思うようになる。同年、嘉義県大林のボランティア活動に参加し、台湾人の温かいおもてなしとキテレツな文化に触れ、帰国後もずっと台湾のことが頭から離れなくなる。その後も渡台を繰り返し、2021年のコロナ禍にワーキングホリデーと留学の夢を叶える。
現在は、美麗（メイリー）！台湾の専属ライターとして、取材執筆、SNS運営、イベント運営などを担当。個人の活動では「想創Taiwan」というブランドを展開、原住民レースなどでオリジナル雑貨を創作し日本各地の台湾関連イベントで販売中。HP・通販／Instagram