【2024年】たった1万円台〜3万円でミラーレス一眼デビューする方法(作例あり)
格安のミラーレス一眼カメラの始め方をまとめました。いきなり購入するんじゃなくて、使いやすい機種をレンタルしてみることで、実際に自分の人生にカメラあると嬉しいかな?って試してみましょう〜という趣旨の記事です。
2024年時点で最もオススメなのが【3万円】です。お手元に3万円用意できる方はその節だけ読んでください。
ちなみに「たった1万円台〜3万円」って表現に違和感を覚えた方、正常です。カメラ趣味になると金銭感覚が壊れるのでその感覚を大事にしてください。
対象読者
カメラあまり詳しくない初心者(そもそもどれくらいお金かかるの?どんなメーカーがあるの?絞り・シャッタースピードって何?)
仕事で使いたいわけではない方(趣味・家族撮影向けなど)
使いこなせるかとか、重くて持ち運べないのでは?とかが不安な方
前提
中古カメラはあまり推奨しない
とにかくカメラを触ってみよう、というスタンスです
「始め方」としての予算であって、1万円台でカメラを買うための手段を紹介しているわけではないです
1万円台プラン【goopassレンタル】
この予算感なら、goopassというサービスで、月11,980円または月16,980円でカメラとレンズのセットをレンタルするのがおすすめ。
もっと値段の高いプランもありますが、価格と借りられる機種のレベル感のバランスが取れているのが11,980円、または16,980円だと感じています。
カメラを始めたい、でもいきなり何十万もかけたくない、実際使ってみないとハマるかわからないという方、まずはレンタルしてみましょう。
以下、おすすめ機種をいくつか挙げます。
OLYMPUS(現OM SYSTEM)
軽いし、レンズの性能も高いし良い感じです。僕もOLYMPUSユーザーですが、とにかく小さくて軽くて安いんですよね。あとキットレンズの最短撮影距離が短くて、スマホ並みに近くに寄って撮れます。
FUJIFILM
FUJIFILMのカメラは色がちょっとエモく撮れます。人を撮るとか、旅行先に持っていくなどに向いています。X-S10は名機なので1ヶ月使えば惚れること間違いなし。
ご自身で探してもいいですが、「一眼レフは選ばない」「単焦点レンズは選ばない」「10年以上前の機種は選ばない」あたりに注意してください。
レンタルするタイミング
3週間後に旅行を控えているタイミングがベストです。今日この記事を読んだらすぐにgoopassで登録&本人確認手続きを済ませます。次にレンタル申し込みをすると翌週には届くので、次の週末でカメラ片手に散歩します。
そして旅行にカメラを持っていき、たくさん写真を撮ってみましょう。
レンタルしたあとの動き方
レンタルしたカメラが気に入ったら、そのまま同じ金額を掛けて借り続けるのもいいですが、ヨドバシカメラに駆け込んで買ってしまうのが良いと思います。
たとえば前述のカメラだと、E-M5 MarkⅡにはOM-5という後継機、X-S10にはX-S20という後継機が出ているので、お店に並んでいる同系列の最新機種を触ってみます。
また、実際にレンタルしてみることで
これくらいの重さなら持ち歩ける!
もっとこういう操作感のカメラがいいかも!
もっと近くに寄って写真を撮りたい!
といった気づきがあると思うので、その気づきを店員さんに話して機種を一緒に選ぶのもいいでしょう。そのときはメーカー専属の店員さんではなくヨドバシカメラ側の店員さんを見つけるのがコツです。
ちなみにカメラ本体を買ったら、同じマウントのレンズは何でもつけられるようになるので、レンズ沼にハマる前にレンタルレンズ沼にハマると低予算で始められます。なのでgoopassアカウントは残しておきましょう。
3万円台プラン【Panasonicレンタル】
次。本記事で最もオススメなのがこの3万円台プランです。
Panasonic公式から、Panasonicのフルサイズミラーレス一眼を月9,900円でレンタルできます。
以下ページで確認できる【DC-S5M2W】という機種を選びましょう。
goopassでは型落ちカメラを安くレンタルする思想ですが、Panasonic公式だと、2023年発売の最新機種を堂々とレンタルできます。
ただのレンタルではなく、3年間使うとそのままもらうことができます。相場から考えると異常に安いレンタル価格の理由ですが、Panasonic視点ではマーケティング施策として打たれているからだと思います。なのでgoopassから借りるより全然お得です。Panasonic、シェアで3大メーカーより遅れてるんで攻めた施策だと思います。乗りましょう。
どうして3万円プランなのかというと、解約料が2ヶ月分なので、最安で合計3万円払うことになるからです。
この機種の良さ
また、借りられるS5M2(エスファイブマークツー)という機種ですが、2023年発売の最新フルサイズミラーレス一眼で、性能面では使い手が言い訳できないほど素晴らしいものです。キットレンズもズームレンズと単焦点レンズがついてきます。僕も2024年1月からS5M2のレンタルをしていますが、明らかに写真の質が変わりました。
OLYMPUS所有者、Nikon・FUJIFILM利用経験者の僕としてS5M2の良さは語るとキリがない感じなのですが、簡単に言うと
写真の色味がいい
OLYMPUSは自然撮影に特化しており青や緑が強い。他方、LUMIXは人肌描写に優れており暖色系が得意。僕の利用用途ではLUMIXのほうが色がよく出ることが多い
リアルタイムLUTという、色味を好きに操作できる機能が秀逸
操作系が良すぎる
10種類以上のボタンの機能を好きに変えられるので、よく使う機能を押しやすいボタンに割り当てられる。便利すぎ
です(まあNikonも相当良かったですが、なんせ安さには勝てません)。
重さに対する懸念について
初心者さんにオススメするとして唯一懸念されることとしては、重さです。本体+レンズキットで1kgちょっとあり、まあ軽さ特化の機種と比べたらちょっと重たいよね〜と思います。
なので、このレンタルプランで始めてもらって、重すぎて辛かったら辞めると3万円放出することになるが1kgが重いという学びを得ることになるし、気に入ったらそのまま借り続ければ月1万円で3年間フルサイズミラーレスが楽しめます。
なお、1kgや大きさが気に入らなくてS5M2を辞めた場合、以下の購入候補がありますので安心してください(手ぶれ補正有りがオススメではある)。
SONY α7cⅡ 安定の選択肢
Sigma fp お散歩カメラ
FUJIFILM全般 デザインかっこよくて小さめ
OLYMPUS全般 あまりにも小さくて軽くて安い
APS-C全般
LUMIX G100D
逆に、試すまでもなく絶対1kgなんてダメだよって思う方はgoopassでOLYMPUSかFUJIFILM借りてください。で、その仮説が合っていたら直接上記の選択肢から選べばPana経由するより1.5万〜2万ほど安く済みますね。
カメラを始めたらこれを買おう
さて、気が早いですがgoopassなりPanasonicなりで借りたら買うべき周辺機器書いておきます。※Amazonアフィリエイトリンクにしてますので良かったら投げ銭代わりにリンク経由で色々買ってください。
SDカード
Sandiskが安定です。スペックもこれくらい中庸なのにしましょう。
もし動画とかRAW現像バリバリやるようになったらこちら。
レンズフィルター
goopassレンタル時は付属します。Panasonicレンタル時は必要です。安かろう悪かろうではありますが一旦安物でいいと思います。S5M2レンズキットは全部67mmですが、他のにしたときはフィルター径に注意。
レンズペン
レンズについた埃を拭き拭きするやつです。精神安定剤です。
バッグインバッグ
持ち運び用に、クッション材つきバッグインバッグがオススメです。以下はS5M2にピッタリのサイズです。これにカメラ入れて、手持ちのショルダーバッグとかリュックに入れて移動します。
ストラップ
決定版!というほどではないですが、付属品のストラップより便利です。
写真はAmazon Photosにアップロード
写真の保存先ですが、HDDとかSSD買うのもいいですが、クラウドならAmazon Photosがオススメです。Prime会員なら基本無料だったはず。僕はAmazon Photosに上げまくってます。
次点で、どうせ画像編集するならLightroomのクラウドなら1TBまでいけるっぽいのでLightroom契約しちゃってクラウドとかAdobe Portfolioも併用するのも節約になって良いかも。
作例
最後にS5M2の作例をいくつか貼っておきます。素人でもこんな感じの写真が撮れるんだよ〜ということで参考程度に見ていってください。