『ひとは皆 心に残る子供がいる』
【ウォルト・ディズニーの約束】
エマ・トンプソンとトム・ハンクスの共演ということで、観よう観ようとずっとマイリストに入れていた作品です。やっと鑑賞できました!
タイトルからトム・ハンクス演じるウォルト・ディズニーに焦点を当てたストーリーかとおもいきやエマ・トンプソン演じるパメラ・トラバースを中心に描かれている作品でした。
ディズニー屈指の名作とされている、「メリー・ポピンズ」の映画化までの物語です。ウォルト・ディズニーは長年の夢である児童文学の「メリー・ポピンズ」を映画化するために、原作者のパメラ・トラバースを訪ねます。
しかし、彼女は大変気難しい性格で交渉は難航します。彼女がそこまでして「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのはパメラ自身の幼少期の家族関係に理由がありました。
パメラは次々に制作スタッフに難題を叩きつけます。しかし、難航しながらも映画の制作は進んでいきます。
ウォルト・ディズニーを題材にした作品はたくさんありますよね。これだけ世界中に夢を届ける礎を作った方なので、名言もたくさんあります。
しかし、幼少期は苦労をして、設立したウォルト・ディズニー・カンパニーも多くの倒産を繰り返したりなど、大変なことも多かったようです。あの「夢の国」はキラキラしていて本当に夢の国のようですが、ウォルト氏のアニメーションにかける想いがあってこそなんだな~とこの映画を観て思いました。
トム・ハンクス出演の映画ならちらも↓↓↓
【ターミナル】
トム・ハンクス出演の映画の中でも、非常に人気の高い作品ですよね!スティーヴン・スピルバーグ×トム・ハンクスですからね(^^♪
結論から言うと、空港の中をトム・ハンクスがウロウロしているのだけなのですが、、、(笑)しかし、笑いながらも人生の教訓がつまっている作品でした。
ビクター・ナボルスキー(演:トム・ハンクス)は自国でおきたクーデターにより、自国に戻ることもできず、アメリカへの入国も拒否され、行き場を失ってしまいます。
仕方なくビクターはJFK空港のターミナル内で暮らし始めます。ここでの空港職員との関りや、恋愛など、様々な人間模様が描かれています。
驚きなのはこちらの作品にはモデルがいます。イラン国籍の難民のマーハン・カリミ・ナセルさんです。彼は、盗難による書類の紛失により、イギリスに入国できなくなってしまいます。そのため、なんと1988年~2006年までもの間、パリのシャルル・ド・ゴール空港で暮らしたそうです。
現代ではちょっと考えられないなぁと思っていたのですが、ナーセリーさんが亡くなったのは2022年の11月だそうで、一部の報道では、亡くなる少し前に再びシャルル・ド・ゴール空港で暮らしていたと伝えられています。驚きですΣ(・ω・ノ)ノ!
国際線の空港は、今はコロナの影響で少し寂しい雰囲気も感じますが、世界と繋がる楽しい場所ですよね!しかし、島国の日本ではこの映画は誕生しなかっただろうなぁとも思いました(;・∀・)
トム・ハンクス出演の映画では本当にイチオシです!
<一言メモ>
トム・ハンクスの作品を挙げると本当にキリがないなぁ~(笑)
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