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#映画感想文319『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(2024)

映画『ゴジラ×コング 新たなる帝国(原題:Godzilla x Kong: The New Empire)』(2024)を映画館で観てきた。

監督はアダム・ウィンガード、出演はレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ケイリー・ホトル。

2024年製作、117分、アメリカ映画。

バカ映画だろうなと思って観に行ったら、ちゃんとバカ映画だった。

孤独に暮らすキングコングの世界に邪悪な猿どもが、やって来た。悪い猿は、怪獣を兵器として従えている。さすがのキングコングも、怪獣とは戦えない。そうだ、ゴジラにヘルプを出そう。呼び出しをくらって、しぶしぶ移動するゴジラ。ゴジラの加勢もあり、モスラも出てきて助けてくれて一件落着、というあらすじ。どうだ、きちんとしたバカ映画ではないか。

ただ、まあ、キングコングが邪悪な猿たちのところに行くシーンなんて、ヤクザ、マフィア、ヤンキー映画のそれとほぼ同じだった。人間は猿から進化しちゃったのかもしれない。人間も、しょせん猿。ウキキ。モスラはなんだか美形な感じの蛾になっていた。

ゴジラがコロッセオでおねむだったりして、さほど畏敬の念が感じられないのが残念なところ。(監督の猫がモデルだったらしい

取り立てて良いところはなかったけれど、ブライアン・タイリー・ヘンリーは、いつも通り可愛かった。観に行かなくてもいい映画だと思う。疲れて、何も考えたくない人にはおすすめ。

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佐藤芽衣
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