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第11波の新型コロナウィルス感染はそこそこつらかった

6月下旬に新型コロナウィルスに感染して臥せっていた。おそらく、KP.3に感染していたのだろう。日頃から、「絶好調!」という日は、ほとんどないのだけれど、40度の高熱はなかなか堪えた。再感染もあり得るので、感染日記をひとまず書き留めておこうと思う。ちなみに今回が初感染。ファイザーのワクチンを4回ぐらいは接種していたと思う。

1日目

朝、なんとなくだるく、熱をはかると、36.5度で平熱。疲れているのかな、と深く考えず出勤。夕方頃から、下半身に強い倦怠感を覚える。足に力が入らず、妙な浮遊感がある。定時退社して、急いで帰る。自宅の最寄り駅に到着し、歩けなくなり、1分ぐらいしゃがみこむ。具合が悪いのに、無性にマクドナルドが食べたくなり、ビッグマックのセットを買って帰る。帰宅後に熱をはかると、何と「40℃」と表示される。わいは中年。こんな高熱が出たのは久しぶり。

とはいえ、のどの痛みなどは去年の風邪のときのほうが強烈で、冷房のせいかなぐらいに思っていたが、コロナが原因だったらしい。なので、のどの痛みもものともせず、ビッグマックセットは普通に完食して、イブプロフェンの錠剤を飲み、歯を磨いて寝転がりながら、Slackで病院に行く旨を職場に報告する。就寝。

2日目

朝、目覚めると、熱は39℃まで下がっていた。下がってはいたものの、結構な高熱で、体中が痛む。WEB予約して近所の内科で、コロナ、インフルエンザ、溶連菌の検査をしてもらう。鼻とのどの粘膜をこすり取られ、涙を流す。本当に痛くて、恨みがましく泣いて看護師さんを困惑させた。高熱が出て理性が失われていると、大人でも泣く。検査結果を待つ時間も、高熱のせいで、座っているだけでも、しんどい。腹部がチクチクする腹痛の症状も出ていた。お医者さんから、コロナが陽性で、インフルエンザと溶連菌は陰性だと知らされる。対処療法しかないと聞かされ、カロナールを処方される。まあ、ないよりはあったほうがいいのだろうけれど、すぐには治りそうもない薬だ。軽口を叩く気力もないので、ただただうなずく。

帰りにスーパーマーケットで弁当や冷凍食品、野菜ジュースなどを買い込む。帰宅後はひたすら寝るが高熱のせいか眠りが浅い。Fitbitも呼吸の回数が日頃より多いと知らせてくれた。まあ、知っていたけれど。

3日目

熱は39℃で変わらず。頭がぼんやりするので本は読めない。Nintendo Switchで、セールになっていた間違い探しゲームを100円で購入する。二枚の絵の微妙な違いを探すだけの、面白くも何ともないゲームだが、頭の体操にはいいのではないかと思ってやっていた。

4日目

熱は38℃ぐらいまで下がる。コーヒーが泥水のような味になり、においがしなくなる。これが嗅覚障害か。チーズやトマトの酸味などが感じられない。心のどこかで、「まあ、ないならないで対応していこう」とすぐに思う。わたしは意外と切り替えがはやく、臨機応変なところがある。ただ、洗剤の香料などもほとんど感じないので、「これはまずいかも」と思ったのも事実。

5日目

熱は37℃台まで下がる。3日間は完全に寝たきりだったので、歩くだけでもつらい。コンビニに行き、弁当やパンなどを買う。食べて眠るだけでほかのことはできなかった。夜は平熱だったので、翌日から出勤することを決める。

6日目

職場復帰。午前中の業務をこなした時点で、もうアウト。頭が働かず、パソコンの前に座っているだけで精一杯。午後は早退。帰宅して速攻で眠る。

7日目

午前中は悪寒と倦怠感があり休む。午後から在宅勤務で会議などをこなす。仕事が終わったらそのまま眠り込んでしまう。

8日目

一日在宅勤務。夕方頃から、急に回復の兆し。溜まっていた洗濯などができた。

9日目

平熱。出勤する。午後になると、だるいが、何とか仕事をこなす。帰宅後は、熱が37.5℃まで上がる。

10日目

平熱。出勤する。午後は猛烈な睡魔に襲われたが何とか乗り切る。作業効率は悪い。

11日目

平熱。休日なので、細切れに眠る。普段より、やはりよく眠れる。ただ、寝過ぎなのか、腰痛と背中に痛みが出る。あとは筋力低下しているのか、足が痛い。倦怠感なのか、筋肉痛なのかの判別できない。

12日目

休日。だるいが、何とか業務委託の仕事をこなせた。

13日目〜17日目

朝は平熱。出勤。自分の鼻の奥から、すえた臭い、胃液のような臭いがする。うがいをするため、何度か席を立つ。これは初めての経験。水を飲み、トイレの回数は増えるものの、鼻水は出ないので、鼻詰まりがあり、のどに痰が絡んで苦しい。喉もうっすら痛む。蓄膿症のようになっているのか、嗅覚障害なのか、はっきりしない。帰宅すると、37.5〜37.7度ぐらいの発熱をしていたりする。コーヒーの香りと味はしない。

反省点

5月半ばから1か月ぐらいは退勤後にジム通いをしていて、毎日2時間ぐらい作業をして、運動もしていた。これが原因で免疫力が落ちていたのだろう。食事もファーストフードでたんぱく質が多そうなサンドイッチなど食べて、適当に済ませていた。これも良くなかったのだろう。

わたしは高校生の頃、二度インフルエンザに連続感染した経験があるのだが、そのときはマラソンの練習をしており、明らかに免疫力が落ちていた。病気になるのはたいてい無理に運動をしたときなので、その鉄則を忘れてはならないと思った。

コロナ後遺症

もう、そろそろ、1か月になるが、まだ完治には、ほど遠い。

・倦怠感があり、病院で漢方を処方されて飲んでいるが、よくなっている実感はない。疲れやすく、よく眠れる。疲労が溜まると、下半身の筋肉が急に重たくなる。

・喉の痛みと鼻のつまりがあり、痰が絡む

・嗅覚障害は残っている。コーヒーのにおいがわからず、キムチなどのにおいもはっきりしない。だから亜鉛のサプリメントを飲んでいる。おそらく酸味を感じる機能が弱まっているのだと思われる

・味覚障害は嗅覚障害に関連しているのだろう。塩味をかなり強く感じる。特に加工食品のベーコンやハム、ポテトチップスなどは塩辛すぎる。だから、ラーメンなどは食べていない。これはちょっとプラスの効用もある。

食生活改善

加工食品があまり美味しくないこともあり、自炊をするようになった。コロナ罹患前よりは健康的な食生活をしていると思う。塩が使われていると塩辛く感じるので、ポテトチップスやせんべいなどは食べていない。おやつは、全部、冷凍枝豆で、冷水で塩を洗い流して、レンジでチンして食べると、ちょうどよい。あとは冷凍フルーツをヨーグルトに混ぜて食べている。普通に、おいしい。

あと、やはり回復期なのか、食べて寝ているだけの生活なのに、あまり太らない。体のどこかでカロリーが使われているようだ。

そして、咽喉が痛いので水を大量に飲んでいる。トイレに行く回数が増えるので、むやみやたらに飲まないようにしていたが、がぶがぶ飲んでいる。代謝にはいいかもしれない。

最後に

第11波らしいので、みなさまも、お気を付けください。「ただの風邪」と揶揄する人もいるが、ただの風邪だって昔からつらかった。風邪もコロナもできうる限り避けた方が良い。いやはや、鳥インフルエンザが流行したら、命に関わりそうだし。

死を身近に感じつつ、無理のない範囲で悔いのない日々を送ることが大事なのかもしれない。

いろんな自分の計画が頓挫してしまい悲しい。しかしながら、自分の特徴である「そもそも体力がない」を自覚できた、という点ではよかったのかもしれない。「体力がない」悲劇については、別の記事で書きたいと思う。



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佐藤芽衣
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!