見出し画像

昼休憩の大事さを再確認する

新しい職場は、8時間労働なので、9時間は職場に拘束される。

節約をしたいので、昼間は弁当を持参するようにしていたのだが、ずっと同じ場所にいると、澱んでくる。集中力も失われてくる。最大の問題は、机にいると、仕事をしてしまう点にある。メールが届いたら返信したくなるし、気がかりな仕事を少しでも進めようと思ってしまう。

今朝はお弁当を作る気力がなく、手ぶらで出社した。昼頃、思い切って外で休憩を取ることにした。

幸いなことに会社の周りには飲食店は多い。

今日はお客さんが誰もいないインド料理屋さんに入り、チキンカレーとナン、サラダ、ラッシー付きのランチセットをゆっくり食した。おいしかった。お店には40分ぐらいいたと思う。

すると、不思議なぐらいに午後新鮮な気分で仕事をすることができた。いわゆる、ご機嫌な状態であった。(仕事が捗ったかどうかはわからない)

休憩を1時間しっかり取ることを恐れてはいけない。わたしはどこかで残業するぐらいなら、さっさと仕事を終わらせたい、と強迫観念的に考えている節がある。

もちろん、「休憩」は労働者の権利であるし、労働基準法に定められている。

労働基準法 第三十四条 
使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
②前項の休憩時間は、一斉に与えなければならない。ただし、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定があるときは、この限りでない。
③使用者は、第一項の休憩時間を自由に利用させなければならない。

労働基準法

セルフケアの道具箱』でも、場所を変えて気分を変えることの大事さが説かれていたのだが、改めてその効果を実感した。

職場を嫌いになるのって、人間関係や業務内容も、もちろん大きな要因だが、その空間に「い過ぎる」ことが原因になるような気もしてきた。慣れ親しむのとマンネリは違う。

職場を愛し続けるためにも、適度に距離を取ることを心がけていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!

佐藤芽衣
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!

この記事が参加している募集