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#怪談牡丹燈籠 現代語訳

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三遊亭円朝の速記本『怪談牡丹燈籠』の口語文体を現代語訳しています。江戸の風に吹かれようではありませんか。
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#小説

【勝手に現代語訳】三遊亭円朝作『怪談牡丹灯籠』第11話(全22話)

十一 二十四日、飯島様はお泊り番でした。飯島の妾であるお國はただ寝ても覚めても、どうにか…

佐藤芽衣
2年前
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【勝手に現代語訳】三遊亭円朝作『怪談牡丹灯籠』第10話(全22話)

十 さて、かの伴蔵は今年三十八歳、女房おみねは三十五歳、二人の貧乏所帯でしたが、萩原新三…

佐藤芽衣
2年前
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【勝手に現代語訳】三遊亭円朝作『怪談牡丹灯籠』第2話(全22話)

第1話はこちら。 二 さて、飯島平太郎様は、二十二歳のときに悪者を斬り殺しても、ちっとも…

佐藤芽衣
2年前
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【勝手に現代語訳】三遊亭円朝作『怪談牡丹灯籠』第1話(全22話)

一 寛宝三年(西暦1743年)の四月十一日、まだ東京を江戸と申しました頃、湯島天神の社にて聖徳…

佐藤芽衣
2年前
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【勝手に現代語訳】三遊亭円朝『茗荷』

前回までのあらすじ(笑) 勝手に現代語訳を始めるにあたり、『怪談牡丹燈籠』は結構長いので…

佐藤芽衣
2年前
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勝手に現代語訳、はじめます!

いくつか企んでいることがある。もちろん、合法的なもので、物騒なものではない。 「企み」と…

佐藤芽衣
2年前
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