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愛し合うように喧嘩する2人を永遠に語りたいのです

あーーーーーーー!!!!!
そろそろ本当に語らせてほしい!!ってものがあるんですがいいですか!!!!(勝手にやれ

私がずっぽりハマったドラマ

『MIU404』

リアルタイムでドハマり、
見返してさらに染み渡り、
一挙放送は良さの再発見で爆発した。(2年連続)
私が文化人とかインフルエンサーだったら
ロフトプラスワンでトークライブを
やりたいぐらいには好き。
オールナイトでMIU語らせてよ。

 1話ずついきたいところだけど、
まとまりそうもないし、映像観ながら語るのが
一番なので
とりあえず、私は
『志摩一未』『伊吹藍』
この最高の男たちについて語っていきたいと思う


新しく警視庁に新設された部隊"第4機捜"
ひょんなことから、そこでバディを組むことになったのがこの男たち。そう、このドラマの主人公
志摩 (星野源)と伊吹 (綾野剛) 

奥多摩の交番勤務だった伊吹のことをどんな奴なのかを知るために関係者から志摩が得た情報は、
『とにかく足が速い』

最初は礼儀正しく大人しくご挨拶した伊吹
(握手して手をヒラヒラ〜ってする挨拶だったけど)
(そういうノリ絶対嫌いだろ志摩)
(この辺でもう不安すぎる顔な志摩)

大丈夫だよ、あんたたち安心しな、

最高の相棒になる!!!!!!!!!!!!
私が保証する!!!!!!!!!!!!!!!!


志摩は常に冷静沈着で、経験と鋭い観察力で事件に踏み込んでいく。
伊吹は感情が豊かで直感と野生的本能で動くタイプ。鼻も目も効くし、足速いし、ほんと野生。

こんな感じでなにもかも正反対な2人。
でもなんかお互いが、『おもしれぇ奴』って思ってる感じがたまらなく良い。
そんな2人を見て私はゾクゾクワクワクが止まらない。
そして勤務初日で車一台ぶっ壊すんですから、
とんでもないバディ爆誕よ。

回を重ねていくごとに良い関係性を築いていく2人と4機捜。それと同時に志摩が伊吹を本当にうまく手懐けていってるのが良い。
伊吹の得意なとこ伸ばして上手く活用してくれるのよ。
伊吹は本当にわんこだし、もう大型犬にみえる。

でも伊吹のちょっとした言葉にハッとさせられる志摩も徐々に出てくるんですねぇ〜〜ぇ〜〜!
伊吹が無意識無自覚で放ってるっていうのがまた良いの。
(その時ハッとなってる志摩に、はてな顔全開なのがきゅるきゅるでかわいいよ伊吹)

その感じが出ていて、私が1番好きなのは、
6話。志摩のかつての相棒、"香坂"の存在が語られる回。
ここまでなんとなく漂っていた志摩の影の部分、"相棒殺し"と呼ばれるようになったきっかけが明らかになり、2人の関係性もグッと変わったようにみえます。

相棒が命を落としたその場所で、
新たなる相棒、伊吹が香坂の死の真相を志摩に
話し出すんです。

みんなにもう嗅ぎ回るのはやめろと止められても、志摩の相棒だから調べる、ちゃんと相棒になる為に。志摩のため、2人のために。

そしてたどり着いた真実に、
ずっともがき苦しんでた志摩が救われる瞬間。
そして伊吹が言うんです、

『安心しろ、俺の生命線は長いっ!!』

その瞬間の志摩の表情!!!!!!!!!!!
なにかがふわぁっと溶けたような、
ハッとするような、やっと許されたような、
そんな緩和の表情をするんですよ、、その表情がまた、、良、、
伊吹は志摩と自分だけじゃなく香坂と志摩の関係性も救った。

伊吹、あんた、、天使じゃん。

あと、私が好きなシーン
コンビニ強盗を捕まえるために、店員になって潜入する志摩伊吹。
まず店員姿がかわいい好き。
(外の車で2人の会話を聞いて呆れながらスタンバイしてる陣馬九重も好き)
そんな中で外国人留学生のマイちゃんが来て、
あきらかにデッレデレな伊吹をみて志摩が、

『あの子きゅるっとしてるよな』

って言われた後の伊吹のなぜバレた!?な顔よ、そりゃバレるよ、私でも伊吹のきゅる基準分かるし好みの女性像もわかりすぎるもんあんた分かりやすすぎるんよな。でも伊吹が一番きゅるきゅるよ。
で、そんなことしてると強盗が襲来。
志摩がお金を犯人に渡しているところを
伊吹が店の奥からじーっとゆっくり伺っていて、
志摩の、『よしっいけ!』の合図で走り出すとこがめっっっっちゃ好き。
なに?わんこじゃん???警察犬なの???

2人に大きく関わってくる人物
伊吹の恩人であり師匠、元刑事の、
"蒲郡"通称"がまさん"

とある事件を調べていくうちに、
がまさんが怪しいと思い始めた志摩。
その証拠を伊吹に突きつける。
もちろん伊吹は信じようとしない。

相棒が恩人を犯人だと思っている、その証拠をずらっと並べる。可能性が0じゃない、それは分かってるけど、どっちも信じたい、葛藤と苛立ちが
伊吹を襲って一瞬、荒々しくなるけど、
すぐに表情を変えて、『がまさんは刑事だ』って穏やかな顔で志摩に言うんです。
切なげな悲しい表情が苦しい。

お願いだよ、嘘だって言ってよ、、がまさん、、
(全視聴者心の声)

そして、がまさんが全てを語り自供する。
"刑事だった自分を捨てても、俺は許さない"
妻を殺した犯人に対して言ったがまさんの言葉。
この"許さない"って言葉がこれ以降、伊吹は何度か口にする。
機捜に、志摩に、何かあった時、
警察であることを捨ててなにか犯してしまうのではないかと心配になるほど力強く。

志摩も伊吹も、
警察に誇りを持ちながらも、何かを守るためなら
ルールを破れてしまうようなそんな危うさが二人にはあって。
弱い人を守れないような法を守る意味があるのかと考えてそう。

だから、最終回のあの船上での悪夢が妙にリアルで、この2人ならやってしまうかもしれないと思ってしまった。まさか夢だなんて疑わなかった。
あの夢の中で久住が言っていた言葉は、
2人が自分自身に対する問いかけのようにも思えた。
そんな2人を見たくなかったから
夢でよかったと心から安心した、本当に。

最後、追い詰めた久住に対して、

こんな世界にしたお前を俺は一生許さない。
許さないから殺してやんない。
そんな楽さしてたまるか。
ここで、俺たちと一緒に苦しめ。

この言葉と行動が2人の全てを物語っている気がして好きです。そして私が好きな理由。
一緒に苦しめってすごいですよね、
見逃さないし見捨てない。優しくて大きくて強すぎる。好きすぎるってば。

相棒を信じることの大事さと信じすぎることの怖さも分かりきってる志摩が、

伊吹は危なっかしいけど、正しい奴で
俺はアイツに正しいままでいて欲しい。
あーいう刑事がひとりぐらいいたっていい。

正しくないことをしようとする時に、
アイツには同じ所に来てほしくない。
相棒のために踏み外すことを選びそうな伊吹のことを分かってるからこそ強く突き放す志摩の優しさと愛が沁みる。突き放し方も志摩すぎる。
この話をする志摩を盗聴していたにも関わらず、大事なこの優しさの部分を聞かずに怒って盗聴器外して単独行動に行ってしまう伊吹も伊吹すぎる。大事なこと言ってんだ止まれ!最後まで聞けって!!!!!


正反対な2人がいろんな人を巻き込んで
たくさんの人を救い、時に救われ、
あの街を守っている。
あのメロンパン号でしょうもない喧嘩をしながら。やるせなさひっさげて。

あ〜〜〜もう一回みよ。










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