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ヨーガ療法士養成講座のお手伝いを始めました

こんにちは◎

今日は、今期から携わらせていただいているヨーガ療法士養成講座のお手伝いについて少し書いてみようと思います。

「 ヨーガ療法 」はヨガの種類の中ではまだまだメジャーではなく、ご存じないかたも多いかもしれませんが、古典のヨーガをルーツにもつ伝統的な身体と心の健康法がベースになっています。

ヨーガ療法については詳しくこちらのマガジンにまとめています。

3年間みっちり鍼灸の勉強をしている間、我慢してたヨーガ愛がここ最近、爆発しています………。(笑)そんなわたしの思いに惹き寄せられたのか、有り難い機会をいただきましたので、備忘録しておきます。


1.嬉しいお知らせ

「大矢ちゃん、ヨーガ療法士の養成講座のチューターをやってみませんか?」

国家試験も無事に終わり、勤め先の鍼灸院での仕事にも慣れ、週末をメインで始めた自分の鍼灸院も何とか軌道に乗り始めたころ。同じヨーガ療法士で同期のお友達から突然こんな連絡をいただきました。

ヨーガ療法士の養成講座は、基礎を学ぶYICコースを1年、その後、応用を学ぶYTICコースを2年、全部で計3年勉強します。

今思い返すと、ヨガも3年間勉強してたんだな……と。その後、鍼灸を3年間で、合わせること6年間。ずっと勉強し続けている自分が少し不気味に思える時があります…。(笑)でも、好きなんでもの。東洋医学。これからもずっと、学んでいきたい。

話がそれましたが、基礎コースのYICの名古屋の第16期の新しい講座が岐阜で始まるので、一緒にお手伝いどうですか?というお誘いでした。

わたしがヨーガを少し離れている間も、愛知・岐阜のヨーガ療法の第一線でずっと活躍されていた同期のお友達。さらに、講師の先生はわたしの養成講座の時にもお世話になった先生がたとのこと。

少しでもヨーガ療法士の皆さんや後輩のかたのお役に立ちたいという思いが1番。

もう1つ、ヨーガの教室での指導経験や、鍼灸で患者さまのお身体を診させていただいている経験など、あの頃とは違った経験を積んできた今の自分で、もう1度ヨーガの学びを深めたいという思いがあり、「お願いします!」とすぐに返事をしました。講座はちょうどお仕事がお休みの日曜日開催でしたので、月に1回お手伝いさせていただくことに決めました。

2.養成講座の内容

基礎講座であるYICでは、このようなことを学びます。

※ヨーガ療法士養成講座を提供しているヨーガ・ニケタンのWEBサイトより抜粋

< 座学  >
第1回:ヨーガとYICの必要性
第2回:ギヤーナ・ヨーガとは何か?
第3回:バクティ・ヨーガとは何か?
第4回:ラージャ・ヨーガとは何か?
第5回:カルマ・ヨーガとは何か?
第6回:ヨーガと健康
第7回:アーサナ理論とハタ・ヨーガ理論
第8回:プラーナーヤーマ理論
第9回:ヨーガとストレス・マネジメント
第10回:ヨーガと教育とヨーガ統一の理論など

<  実技  >
□  ブリージング・エクササイズ
□  アイソメトリック・スークシュマ・ヴィヤヤーマ
□  アイソメトリック・アーサナ・ブリージング
□  プラーナーヤーマ
□  浄化法/クリヤーとオーム瞑想法
□  アイソメトリック・サイクリック瞑想法
□  アイ・エクササイズ

これに加えて、ヨーガ・スートラなど聖典(ヨーガの古典・教科書のようなもの)を使ったワークなどをしていきます。

内容が本当に盛りだくさんでして……!受講生時代はいつも頭がパニックになっていて、1日が終わるとぐったりしていたことが鮮明に思い出されます…。(笑)

当時は会社員をしながら、休日を使っての受講だったので、本当に大変でした。

それでもわたしが最後までやりきり、学会で論文を発表し、卒業して資格を取れたのは、紛れもなく同期の皆さんの励ましと助け、講師の先生・先輩がたのサポートがあったからだと思っています。

人生の中で1番大変だった時期に、本当にたくさん助けていただいたんですね。だからこそ、恩返しがしたい気持ちが強く湧いてくるのかもしれません。

3.チューターのお仕事

わたしたちが受講生だった頃には、このチューター制度というものはありませんでしたので、ここ最近できたポジションのようです。

講座開催地域のヨーガ療法士にお声がかかるようで、役割としては受講生の学習のサポートをしたり、質問を受けて講師の先生につないだりなど、受講生の身近な相談役といった意味合いが大きいとのこと。

他、会場の設営や運営のお手伝いなども行っていきます。

アフターコロナ以降、Zoomでの受講もできるようになったり、動画で何度も復習できるようになったりと、養成講座自体が時代の流れとともに柔軟に変化してきたことを受けての新たな取り組みなのかもしれません。

また、わたしたちが受講してた頃よりも受講生が増えているということも、サポート体制を強化する1つの要因になっているのかな?と感じています。

4.久しぶりのYIC

先日、2回目から会場にて参加させていただいています。

久しぶりに会う岐阜の先輩がたや事務局の関西支部の先生。新しく出逢った受講生のみなさん。朝から準備・講義中・片付けまで、本当にずっと楽しくて、居心地が良くて、終始リラックス…。(笑)

とてもやさしい、良い学びの時間を過ごさせていただきました。

そこには、再受講したからこそ、見えてくるものや感じられることが、やっぱりありました。

当時はいっぱいいっぱいで気づけなかったことや、指導経験のなさから想像力が至らなかったこと。「ああ、あの時、先生がたはこういうことを教えてくださっていたんだな」、と。

さらに「ああ、これは鍼灸の古典ではこうやって書いてあるな、言っていることの本質は同じだな」など、新たな気づきや学びが紐づいていく感覚が面白くて、成長している自分を感じることができた瞬間もありました。

また、受講生の皆さんの言葉から、最近の自分にストレスを溜めやすい考え方の癖がついていたな、ということにハッと気付かされることもあり、良い気づきと改善のきっかけを与えていただけたこと、感謝の時間にもなりました。

5.最後に

わたしたちのヨーガのお師匠さまにあたる先生は、ヨーガ療法を日本のみならず世界に広めるためにインドに限らず、いろいろな国や地域に飛び回っておられます。

そのため、年に数回お会いできたら良いくらいですが、わたしが受講生だった頃は何度も岐阜まで足を運んでくださり、直接お会いすることができたんですね。先輩方からも「こんなこと中々ないよ〜!ラッキーだね〜!」なんて言われていました。

そんな多忙なお師匠さまが、最初のほうの講座の中で「どんなことでも、まずは受け入れることが大切ですよ」と教えてくださったことが強く胸に残っています。

「大変なことでも、まずは1度受け入れること。応諾(おうだく)という考えかたです。その上で、判断することが大切ですよ」とお話ししてくださったんですね。

今回のことも、忙しさを言い訳にお断りせず、受け入れることでこのような貴重な経験をさせていただけているということ、本当に有り難く思います。

来年のヨーガ療法学会は、また何のご縁があってか、名古屋開催です。


ちなみに、全日本鍼灸学会も名古屋開催で、わたしにとってはスペシャルな1年になりそうな予感がしています…!

どちらもお手伝いで参加予定なので、微力ながらお役に立てるよう努めてきたいなと思います◎

それではまた。

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岐阜市 女性のための鍼灸施術と養生教室
やさしいはり灸 月の満ちかけ

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