#288 【ホル活】そもそもホルモンって何?|足からだ健康ラジオ
🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。
皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。
今回からは
知っているようで、よく知らない
【ホルモン】についてシリーズ化していきます。
こちらも健康管理士の機関誌ほすぴを参考にお話ししていきます。
そもそも「ホルモン」って何?
食べるホルモンじゃないですよ。
身体の中から出るホルモン。
よくイメージするのは
性ホルモン、女性ホルモンかもしれませんね。
「ホルモンバランスが悪くなっている」などお客様との会話でもお聞きします。
ホルモンは体内環境の維持や身体の発育、
成長、修復、そしてエネルギーの生成や
生殖機能など様々な作用を持つ多種多様なホルモンがあります。
そのことについて少しずつわかりやすくお話ししていきます。
まずホルモンとはなにか、
そしてホルモンはどこで作られるのでしょうか?
ホルモンとは自律神経と並んで
私たちの身体に存在する数十兆個の細胞を制御しています。
簡単に言うと、
身体の一つひとつの細胞を制御しているということですね。
私たちが知らない間に
体内の器官を動かして、
メンテナンスをしたり、
エネルギー代謝をしたり、
発育や成長や修復をしたり
生殖機能の維持などをしたり、
生きていく上で本当に大切な役割を果たしてくれています。
現在見つかっているホルモンの数はいくつあると思いますか?
― 実は100種類以上あるんです。
あくまで目安ですが、
水をいっぱいに張った50mプールの中に
スプーン一杯のホルモンを入れて混ぜた程度の量で十分に作用します。
血液の中で働くホルモンはごく微量で十分役に立つのです。
そのわずかな量のホルモンが
身体の健康維持の様々な機能を調整する働きを持っています。
「ホルモン」はどこで作られるのか?
それではホルモンはどこで作られるのでしょうか?
―ホルモンは体全体に存在する様々な内分泌器官で作られています。
「内分泌」とはホルモンのこと。
主な内分泌器官はまず脳にある松果体(しょうかたい)ですね。
そして下垂体前葉(かすいたいぜんよう)、
首の所の甲状腺と副甲状腺(上皮小体-じょうひしょうたい-)。
そして2つある腎臓に乗っかっている三角帽子の副腎。
副腎も副腎皮質と副腎髄質という2箇所から違うホルモンが出ます。
そして膵臓、
さらにお腹のほうに行くと卵巣と精巣ですね。
こういうところでホルモンが作られます。
各部位の代表選手 (前編)
どのようなホルモンが作られるのか、各部位の代表選手を挙げていきましょうか。
●下垂体 → 成長ホルモン
たんぱく合成促進つまり細胞の修復を助けます。
そして骨の成長、脂肪分解促進による血糖値の上昇にも役立ちます。
運動してダイエットするときに脂肪分解してエネルギーにしてくれるときにはこの成長ホルモンが頑張っているって言うことですね。
●松果体 → メラトニン
眠りを促し、成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。
ですので、松果体からメラトニンが出てくれると
下垂体前葉から成長ホルモンが出て細胞の修復をするので
疲れが取れるということですね。
ここで連携プレイが見られます。
●甲状腺 → 甲状腺ホルモン
基礎代謝量の上昇や心拍数の上昇、
血中コレステロールの低下、呼吸や体温調整、
精神的なコントロール。
●上皮小体(副甲状腺) → 副甲状腺ホルモン
血中カルシウム濃度の上昇、
尿細管でのカルシウムの再吸収。
つまりカルシウムの調整をするんですね。
●副腎皮質 → コルチゾールとアルドステロン
副腎の皮の部分の細胞から出る代表的な2つのホルモンです。
コルチゾールとは糖新生の促進により血糖値の上昇に関係します。
そしてたんぱく質の分解を促進します。
もう1つ大事なのは抗炎作用です。
体の炎症を抑えます。
コルチゾールは皆さんの近くにあるものです。
ステロイドというお薬を使ったことないですか?
花粉症や喘息、蕁麻疹、突発性難聴、顔面神経麻痺など、
そして原因が特定できない難病には
とにかく体内のどこかの炎症を鎮めるという目的で
ステロイドが処方されます。
ステロイドは急に止めると副作用がきつく、
さらに悪化するので自己判断で止めてはいけない薬です。
でも自分の身体から出せるものなので
これをちゃんと出していけばいいんですよね。
こういうところも足揉みでアプローチしております。
そしてもう一つ副腎皮質から出るアルドステロンは
腎臓でのナトリウム再吸収を促進するためのホルモン。
きょうも熱中症警戒アラートが出ていますが、
ナトリウムの調整もうまくいっていないと熱中症になります。
それでこのアルドステロンは必要なホルモンになるでしょうね。
●副腎の髄質(中心部分) → アドレナリン
心拍数の増加により血圧を上げます。
低血圧の人は大事ですね。
そして肝臓の肝グリコーゲンの分解促進による
血糖値の上昇にも役立ちます。
ですのでエネルギーを作る、元気のもとになります。
もうこんな時間になってしまったので、きょうはここまで。
もう少し種類があるので、次回はこの続きと
ホルモンが関係する病気についても少しお話ししたいと思います。
きょうも最後まで聞いてくださりありがとうございました。
ゆっくり呼吸をしながらお休みくださいね。
深く眠れますよ。
シャローム
またね
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〈自己紹介&メッセージ〉
今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。
日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪
「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。
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