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#305 【骨筋】股関節が硬いとなぜ悪い?4つの理由(後編)|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

きょうも骨と筋肉の【骨筋】シリーズ。
前回は股関節が硬いとなぜ悪いのか4つの理由のうち
2つをお伝えしました。
今回は後半の2つをお伝えします。

3.骨の変形

下半身の血行不良、筋力の低下に続き
3つ目は骨の変形。
加齢によって歳を重ねることによって
関節軟骨が変化したり、
体重が増加することによって関節の負担が大きくなります。
そうすると、股関節のバランスが悪くなり
表面の軟骨がすり減っていきます。

すると関節の動きが硬くなり、
動作するときに痛みとして現れていきます。
この状態を変形性股関節症と言って
股関節のトラブルで最も多い症状だと言われています。

そしてこの股関節の変化によって
膝に強い負担がかかり、膝痛が現れます。
治療の多くは
運動治療や薬物療法といった保存療法になります。
症状の改善が得られない場合には、
人工関節置換術を始め、
多くの術式から患者に合った方法を選択して
手術療法が検討されます。

こう考えると、
膝が痛い方は多いですが
膝が痛い=股関節にも何か影響しているかもしれない
ということを考え、
膝や股関節を痛くない範囲で、
軽く動かすことで
血流を入れてあげるようにしましょう。

関節の周りの筋肉が硬いということは、
筋肉の中の毛細血管に十分な血流が行っていない
=その部分に新しい細胞や新しい栄養が行き届かない
ということ。

そして老廃物、痛みの元になっているものも
流し出せない状態になっていることをイメージしてください。

反対に、
血流がよく栄養が行き届くようになっていると、
軟骨の中のヒアルロン酸などの中の液体も復活していくんですね。

なので、とにかくそこに血流を入れるために
周りの筋肉を動かしてあげましょう。
きついハードな動きじゃなくていいんです。
ゆっくりと痛くない範囲で何回か動かしてあげる。
そうやって硬くなったり痛くなったり、
軟骨が減って骨自体が変形していく前に対処していきましょう。

人工関節の手術をした方のお話もたまに聞きます。
関節の痛みは減りますが、
周りの筋肉を固めていったらやっぱり痛いんですよね。
「だから痛みは軽減されない」とおっしゃる方もいらっしゃいました。

自分の関節にしろ、人工関節にしろ、
周りの筋肉を動かして柔らかくしてあげていなければ
痛いものは痛いようです。
ですので、自分の身体を大事にゆっくり動かしてあげましょう。

4.腰への負担

股関節が硬いと
腰椎や骨盤が体の動きを補おうとして無理をします。
それが腰痛や猫背の原因になると言われています。

このよう股関節機能に問題があることで、
腰痛が引き起こされる状態を
ヒップスパインシンドロームと言います。

悪い姿勢で骨盤が傾く
 ↓
腰椎や周りの筋肉にも余分な負担がかかる
 ↓
慢性的な腰痛につながる
 ↓
慢性の腰痛が続く
 ↓
ふとしたときにぎっくり腰になる

ぎっくり腰っていろんな部位に起こりますね。
お尻ぎっくり
腸腰筋ぎっくり
背中ぎっくり
これらすべて「ぎっくり腰」と称されるようなんですけれど。

カチカチに固めていた筋肉が
捻ったり、伸びたりして
ちょっとのことで無理をして
その筋肉の組織がヒビが入る瞬間が
「ぎっくり」なんですね。

ぎっくり腰の対処法

炎症が起こっている状態なので、
3日〜1週間安静にしていれば
痛みは取れて治っていくものです。
とはいえ、少しでも早く痛みを取りたいので何か対処したいですね。

そういう時にはとにかく3日間冷やし続けます。
冷湿布を貼ったり、氷や保冷剤などでアイシングをし続けましょう。
夜寝るときには大きい氷枕を当てて寝るようにしましょう。

お風呂はシャワー程度にして、
湯船に浸かって温めることをしないでね。

とりあえず3日間冷やすことを徹底すれば
3日目にはかなり痛みが軽減していると思います。
そして3日経ったら
その部分はぎっくりになる以前から、
血流が悪い状態が続いていたということなので温めます。

血流を入れて、
新しい細胞を増やし、
老廃物も早く流していきたいので温めます。
お風呂にもしっかり浸かってください。
軽くストレッチしたりするのもいいと思います。
痛くない範囲で筋肉をゆっくり曲げたり伸ばしましょう。
ただ、痛くなる手前で止めてくださいね。
そうやって少しずつ動かしていきましょう。

冬ならカイロを貼ってもいいと思います。

何にしろ全体的に必要なことは
水分をしっかり摂るということです。
血流が悪い腰や背中、お尻だったわけで、
そこに血流を出さないといけないので、
水分不足を絶対に許してはいけません。
はじめのうちはOS-1など吸収の良い
経口補水液などを飲むのもおすすめです。


患部をなるべく触らないように
炎症をさらに増やさないようにすることも大事ですが
その点、患部ではなく
足の反射区を押す足揉みはものすごく有効なんですね。
中国足心道はぎっくり腰に対応できます

もちろん、ぎっくり腰に対応する反射区を
しっかり押している間はすごく痛いですが、
揉み終わったあとは自分で靴下も履けますし、
立ち上がっても痛くない!と
15分もしないうちに腰の痛みなくすっと立ち上がるという
お客様を目の当たりにしています。
ですので、足揉みに来れるようでしたら足揉みにいらしてください。
出張ができる範囲でしたら伺うこともできると思います。
まずはご相談ください。


少し長くなりましたが、
股関節が硬くなったらどういうことになるかということで
4つの悪い状態になるとわかりました。
骨を手術することになったり、
将来寝たきりになったり…ということまで考えられるので、
股関節を大切にしていきましょう。

次回はちょっと面白い視点です。
股関節と脳機能に関わりがあるということをお伝えします。

それでは最後まで聞いてくださりありがとうございます。
今、「座ってる時間が長いな」と思われた方は立ち上がってください。
それだけでも股関節を動かしたことになります。
1日のうち何回か
立ったり、座ったり、軽く歩いたり。
少し意識して
座りっぱなしの時間を減らしていきましょうね。
それがあなたの将来の健康につながります。

それではきょうはこの辺で。

シャローム
またね



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今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

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