ニューヨーク紀行④ 準備ごと(スーツケース問答)
今さらながら「紀行」と言いつつ、まだまだ出発の気配のないシリーズとなっておりすみません(笑)
(ぼちぼちペースで備忘録も兼ね、準備について書いていくので、海外旅行のちょっとした参考になれば嬉しいです。)
スーツケース、何にしようか問題
スーツケースを買うとなればまず迷うのはソフトケースかハードケースかの選択ではなかろうか。
大阪はグランフロントにあるSamsoniteへ見に行った。
餅は餅屋。専門的なことは専門家にさっさと聞くに限る。
”ハードケースにこだわるのは日本人くらいなものだ”というような噂を以前から耳にすることもあり、その辺りも聞いてみた。
噂については、意外と国内外関係ないとのことで、最後は好みだそうだ。
本家のWebサイトでも書かれている大きな特徴は4つだそう。
①シーン(行く場所はどんな環境なのか、目的など)
②宿泊日数
③サイズ(機内持ち込みの有無)
④機能
そのほか、空港でものを取り出す場合はソフトケースがポケット多くていいよ〜なんて話も教えていただきました。
たしかにそれな!
結論ハードケースを購入した
最終的に、
「どちらにも一長一短あるので最終的に持っていてテンション上がる方で良いと思います」
ということで、完全に最後は見た目で決着を付けた。
もちろんそれぞれの特徴を教えていただいた上でだが、やっぱり形から入りたいではないか、と満場一致で決定された。
さすがはサムソナイトで、ハードケースの割に軽い素材。十分だ。
大きさも、ひとりで1つで各自持つことに。
旦那くんによる「なんかでかいの1つだったら、俺が最後は腕ちぎれそうになって運ぶ気がするからヤダ!」という主張が勝利したのだった。
色もハードケースならではのかっこよさ。
ソフトケースでは同じような印象になるので、この点が一番心の踊る決定打だった。
使用シーンは街歩き。
私たちは割と神経質な夫婦なので、異国の砂埃とかを浴びたソフトケースは後で掃除するんがめんどくさいなーとなり、そんな器のちっちゃい想定からもハードに決定。
神経質な面倒くさがりなのである。
現地在住のFさん失態をおかす
ピカピカのスーツケースで降り立った空港。
今回到着のニューアーク・リバティー国際空港は、ニューヨーク州のお隣ニュージャージー州に位置する空港。
少し離れた場所のため、現地のスタッフの方にマンハッタンのホテルまで送ってもらうというサービスが着いていた。
東京から来られた50代のご夫婦と我々の2組が、スタッフの運転する車にお世話になった。
スタッフは日本人だが、ニューヨークに住んで長いFさん。(彼との道のりは中々おもしろかったので別途記事にしたいと思う。)
空港で合流後、Fさんは4人分のスーツケースをカーゴに乗せて駐車場へ案内してくれた。
歩を進めるやいなや、Fさんは速攻で一番上に乗せていた私のピカピカのスーツケースをゴッローン!!と道路に派手に落としたのだった。
ハードケースでよかったと思った。
スーツケースの傷も、また愛おしい**
こうして初のニューヨークの傷は、現地日本人の不注意によって、ザザーっと派手な線を入れられたのだった。
使い込むほど出てくる”味”は好きだが、なんというか、味付けスタートとしては少しだけモヤッとするものを感じた。
しかし今もこの傷を見るたびに、Fさんがゴッローンと落としたものだなと感じられ、なんだか愛おしい旅の思い出だ。
つづく。
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