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第24週 世界で活躍する女性 コシノジュンコ


はじめに


第24週の世界で活躍する女性は デザイナーのコシノジュンコさんです。


家族



コシノ ジュンコは 1939年8月25日小篠順子さんとして大阪府岸和田市にお生まれになります。

お母さんの小篠綾子さん。

お姉さんのコシノヒロコ(小篠弘子)さん

妹コシノミチコ(小篠美智子)さん

も同じくファッションデザイナーであり、「コシノ三姉妹」として知られています。

また姪の小篠ゆま(お姉さんヒロコさんの娘さん)も同じくファッションデザイナーです。


デザイナーになられるまで


順子さんは大阪府立岸和田高等学校を卒業され、

お姉さんのヒロコさんを追うように文化服装学院に進まれます。

2年の基礎コースを1年で終え、飛び級で小池千枝さんの担当するデザイン科へ進まれます。

同級の9期生には、高田賢三氏、松田光弘氏、金子功氏、北原明子さんら、後のファッション界をリードする人材が揃っており、「花の9期生」と呼ばれたそうです。


そしてデザイン科在学中の1960年、新人デザイナーの登龍門といわれる装苑賞を最年少の19歳で受賞されます。


ファッションデザイナーとしての活躍

「銀座小松ストアー(現・ギンザコマツ)」への出店を皮切りに、1966年(昭和41年)、東京・青山にブティック「COLETTE」を開店されます。

1978年(昭和53年)にパリ・コレクションに初参加されます。

1983年(昭和58年)フジテレビのお笑いバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のタケちゃんマンの敵として1983年(昭和58年)に登場した「アミダばばあ」の衣装デザインを担当されました。

明石家さんま氏が演じるキャラクターとして唯一、デザイナーが製作した衣装であったそうで、さんまは「タケちゃんマンの敵史上、最も高額な衣装だった」と語っておられるそうです。


ちなみにこのアミダばばあの唄は桑田佳祐氏が作詞・作曲、小

室哲哉氏がピアノ、さんま氏・たけし氏がデュエットされているそうです。




1985年(昭和60年)、北京で中国最大のファッションショーを開催されます。

1990年(平成2年)には日本人初のショーをベトナムで、また1996年(平成8年)にはキューバで外国人デザイナーとしては世界初のショーを開催されています。


2009年(平成21年)8月22日にはミャンマーで著名外国人デザイナーによる初めてのファッションショーを開催され、翌23日には講演を行い、現地繊維産業界から日系企業、地元経済界の関係者から一般観衆までおよそ800人が参加したされたそうです。


2011年より、花園大学客員教授に就任されています。

2013年、アイドルグループ・BiSの新メンバーオーディションに極秘潜入の末合格し、同年10月29日にメンバーとして加入。直後の11月5日に終身名誉メンバーに就任されています。

2017年、文化功労者に選ばれ、2025年国際博覧会誘致特使に就任されます。

2019年、12年ぶりに東京でコレクションを発表されます。

デヴィ夫人や萬田久子、ドン小西、神田うのらが来場したことも話題になりました。

デザイン作品

コシノジュンコさんの 主なデザイン作品 は以下の通りです。




1970年 大阪万博ペプシコーラ館・タカラ館・生活産業館のユニフォーム
1978年 市川崑監督映画『火の鳥』衣裳
1985年 つくば博政府館ユニフォーム
1989年 オペラ『平泉炎上』(ザルツブルク音楽祭参加作品)コスチューム
1989年 F1参加チーム「リアル(Rial)」のユニフォーム
1990年 オペラ『天国と地獄』コスチューム
1990年 オラトリオ『ヤマトタケル』コスチューム
1991年 オペラ『魔笛』(バイエルン国立歌劇場東京公演)コスチューム
1992年 鶴岡工業高等専門学校の制服
1993年 尾崎商事株式会社と学校制服ライセンス契約、[JUNKO KOSHINO CAMPUS] 発表
1993年 尾崎商事と学校体育衣料ライセンス契約、[JUNKO KOSHINO ATHLETIC] 発表
1993年 日本オリンピック委員会(JOC)第2エンブレム
1994年 北海道札幌国際情報高等学校の制服
1995年 ヴェルディ川崎チームユニフォーム
1995年 北海道札幌国際情報高等学校の制服
1996年 水野晴郎監督映画『シベリア超特急』衣裳
1996年 岡山理科大学附属高等学校の学校制服
1998年 新田高等学校の学校制服
1998年 広島文教女子大学附属高等学校の学校制服
1999年・2000年 KEIRINグランプリユニフォーム
2000年 九州・沖縄サミット夕食会サービス衣装、主要5か国首脳・夫人衣装
2002年 オペラ『蝶々夫人』コスチューム
2003年 新田青雲中等教育学校の学校制服
2004年 水戸英宏中学校の学校制服
2006年 琳派400周年記念「能とファッションのコラボレ-ション」(京都国立博物館)
2010年 沖縄琉球海炎祭にて花火をデザイン
2012年 DRUM TAOの衣装デザイン
2015年 リアル脱出ゲームZeppツアー『仕立て屋シャルロッテの秘密』の展示用衣装
2017年 陸上自衛隊保安警務中隊の特別儀仗服と演奏服を52年ぶりに一新、新冬服は緑色から紺色に変更、夏服は白地に赤線を入れ、日の丸をイメージし、ともにネクタイをなくし詰め襟に変えた。


制服・オペラコスチュームから花火まで幅広いジャンルでたくさんの作品があることが分かります。


著書

コシノジュンコさんには以下の著書があります。


北京 : Junko Koshino in China コシノジュンコ デザイン コシノジュンコデザインオフィス 1988
コレクション コシノジュンコ 著 ゴマブックス 1999
失敗はチャンスだ! : コシノジュンコ流生き方 コシノジュンコ 著 ポプラ社 1999(自分探しの旅シリーズ ; 14)
人生をデザインする48の方法 コシノジュンコ, 中谷彰宏 著 PHP研究所 2001
コシノジュンコの女の服装術 : 「知識、感覚、経験、判断」で服を着る : トップデザイナーが教える自己演出の魔法 コシノジュンコ 著 はまの出版 2001
コシノジュンコ流おもてなし : いちいち、わざわざ コシノジュンコ 著 PHP研究所 2008
人生、これからや! : うちのお母ちゃん、小篠綾子のだんじり魂 コシノジュンコ 著 PHP研究所 2011
お母ちゃんからもろた日本一の言葉 コシノジュンコ 著,小篠綾子 言葉 イースト・プレス 2011


現在もコシノジュンコ MASACA(2015年4月5日 - 、TBSラジオ) -のパーソナリティーとしてジュンコさんの声を毎週日曜日夕方を聴くことが出来ます。




めぐめぐがすごいと思うコシノジュンコさんのこと

1家族皆デザイナーという家庭の中で素晴らしい才能を発揮されて素晴らしい服を作り続けられておられること

2日本のデザイナーとして海外の多くの国々でファッションショーを行い、またキューバ、ミャンマーなどの国々の経済発展のためにも貢献されていること

3そして現在も毎週ラジオのパーソナリティーを務められ、日本のファッション界最新事情を多くの人々に伝えられていること。


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めぐめぐ@日本の女性の人生を記事にして書いています。
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