見出し画像

3分でわかるフェムテック

以前、伊藤羊一さんが塾長をされているYOXOイノベーションスクールの3期生としてお世話になり、更年期障害の新規事業を考えていました。

YOXO画像

受講生の中にフェムテックに興味のある方が何名かいらっしゃったので、キャリアとフェムテックの観点から勉強会を行った内容を紹介します。

画像3

フェムテックの活動をはじめたきっかけ

私は10代から生理痛がひどく、市販薬で耐えしのいでいました。20代後半になり、やっとの思いで婦人科で低用量ピルを処方してもらったところ、生理痛がよくなった経験があります。今となっては、もっと早く病院に行っていればあんなにツライ思いをしなくて済んだのにと思っています。

画像3

フェムテックのテーマ

個人や企業により、さまざまなカテゴリー分けがあります。個人的には以下のカテゴリー分けがわかりやすいと思っています。私がいつも参考にしているfermataのフェムテックカオスマップを参考にカテゴリー分けをしています。

画像13

フェムテックの世界市場規模

Frost&Sullivanのサイトによると、2025年には世界で5兆円規模の市場になるとのこと。国内コンビニ市場と同額とはすごいですね。

画像5

フェムテックを後押しする背景

女性の社会進出が進んでいるにもかかわらず、日本の母親は先進国で最も育児と家事負担が多いというデータがあります。女性の社会進出と社会のギャップやテクノロジーの進化が、フェムテック急成長の背景にあると言われています。

画像6

女性ホルモンレベルの変化

私が教科書のように参考にしている「女性の健康と働き方マニュアル(NPO法人女性の健康とメノポーズ協会)」に掲載されている図を、わかりやすく加工したものが以下となります。女性は常に女性ホルモンの変化にさらされています。

画像7

PMS(月経前症候群)

画像8

画像9

不妊治療

画像10

画像11

更年期障害

画像12

画像13

受講者からの感想

・妊活ってなんだよって思ってたんですが不妊治療は休んで病院にいかないといけないんですね。初耳でした(男性)

・聞くたびに新しい情報をいただけるので、とても勉強になります。どんどんキャッチアップして私も頑張らないと!(女性)

・市場規模や様々な事実データを開示していただけ、とても分かりやすかったです。個人でというより、いろんな方々とタッグを組み必要性に気付きました。教育から変える必要があるのだろうなと思いました(女性)

今回は時間が足りず、サービスやプロダクトの紹介ができなかったので、次回7月の勉強会では、フェムテックのサービスやプロダクト。特に創業者の想いの部分にフォーカスを当ててお話ししていきます。