b8ta(ベータ)渋谷店で気になった商品の紹介と実際に試すことの重要性
2021年11月にオープンしたb8ta渋谷店。有楽町や新宿の店舗は訪問したことはあるが、渋谷店では「食」のカテゴリーが追加されたとのことで行ってみた。実際に訪問してみて気になった商品を紹介する。
b8ta Japanとは?
シリコンバレー初、最新ガジェットが体験できる店舗。
日本では有楽町・新宿・渋谷、そして2022年GW前後にはイオン越谷レイクタウンkaze(越谷市)にオープン予定。
イオン越谷レイクタウンkazeは、フェムテック専門ポップアップ「byeASU」も展開されており、郊外型店舗の発祥地になっている。
b8ta Shibuyaとは?
2021年11月にオープン、渋谷駅前徒歩1分の好立地で展開。
有楽町や新宿の店舗と異なるのは、ヘルシーでサステナブルな食品が充実しており、実際に試食も可能。
2022年から、ラスベカスで開催されているCESのカテゴリでもFoodTechが初登場しており、注目すべき分野のひとつ。
筆者も、大豆ミートを食べることが多くなってきた。
注目したいFoodtechと、興味のあるBabyTechの商品を3点紹介する。
気になった商品3点
①ainenne(あいねんね)
赤ちゃんの泣き声から感情を分析してくれる、ファーストアセント社のainenne(あいねんね)。
「AI」と「ねんね」をかけ合わせたものだが、赤ちゃんの泣き声から感情を分析する「泣き声診断アルゴリズム」を独自に開発して、赤ちゃんの泣いている理由を表示してくれる。
150カ国・15万人以上の赤ちゃんの泣き声を分析した統計データを解析している点に驚いた。
ファーストアセント社に登壇していただいたFemtech Community Japanのイベントレポートがあるので、参考にしてほしい。
②ZENBヌードル(ゼンブヌードル)
2022年2月に青山・表参道で展開されていたキャンペーンをみて気になっていたが、ようやく購入することができた。
豆100%ヌードル(パスタ)とマメロニが、b8taで販売されている。
筆者はこれまで大豆などのパスタについて、いくつかのメーカーのものを試してきた結果、正直苦手というのが本音。
今回もあまり期待はせずに、ZENBヌードルを購入。購入時にいただいた「START BOOK」に掲載されていたレシピをもとに、何種類が作って食べてみた感想がこちら。
FoodTech商品は、パスタに限らずさまざまな商品を試した結果、一番重要なことは「おいしい」ということ。
ここがクリアにならないと、たとえ調理が簡単であっても、サステナブルであっても、次に購入することはない。
今まで食べた「豆パスタ」の中で、ZENBヌードルはダントツでおいしいと感じた。
しかし、ZENBヌードルのデメリットとしては、以下の2点。
ただし、上記については、まだ商品が出たばかりのため、ZENBヌードルに限らず言えること。今後の展開を期待したい。
③Yo-Kai Express(ヨーカイエクスプレス)
CES2022にも登場していた、出来立てのラーメンが購入できる自動販売機。Tテスラも福利厚生として導入している。
2022年3月から日本で正式販売を開始し、羽田空港や首都高芝浦パーキングエリア、JR東日本 東京駅(期間限定)でも設定されている。
日本進出については、以下の記事がわかりやすいので参考にしてほしい。
今回は時間がなくて、食べることはできなかったが、職場や身近な場所にあれば、ぜひとも購入して食べてみたい。
寒い日や疲れているとき。温かいものが食べたいときに、こういった自動販売機が身近にあると、助かると思う。
【まとめ】実際に試してみてわかることがある
b8ta 有楽町、新宿とは異なる「食」が充実していた渋谷店。
実際に手に取って試してみることで、わかることが多くあった。
リアルの場で試せることは重要なのだが、アクセスしにくい場合に「どのように体験してもらうか」を、改めて考えたいと感じた瞬間だった。
【動画公開】フェムテック初心者向け動画
2022年2月に078KOBEでお話ししたフェムテック動画が公開。
フェムテック初心者向けに講演しています。ぜひご覧ください。