念願のアドベンチャヴィへ
令和5年12月2日、快晴。埼玉県草加市に初上陸。念願のアドベンチャヴィに参加してきました。きっかけは、小林めぐみさんとオガール合宿の帰り際にたまたま話が出て「くる?」というお声がけ。これがないと一歩を踏み出せなかったのかと思うと、これまた私らしいw
畑で採れたての野菜を収穫して食べる
ただそれだけのことなのですが、この場所に行くとかけがえのない体験となり、私の心とお腹が満たれ、とても充実した時間となりました。
主催しているのは、草加が大好きな保育士の星野あすかさん。昨年参加したローカルマネジメント力養成講座で伴走コーチをしてくださったのが出会い。同僚の保育士さんの中で、直接土や野菜虫などを触るという経験が少ない方がいらっしゃったそうで、子供たちに伝えるためにもその体験する機会を作りたいと思ったのがきっかけだそうです。
そしてその場所を提供していらっしゃるのが、草加駅から徒歩5分、都心の中にある「chavipelto」。オーナーは、オーバーオールがよく似合う中山拓郎さん。オーガニックの認証農場で都市型農業を展開されています。都会の真ん中に田舎以上に自然栽培を手掛けられているこの場所だからこそアドベンチャビィの真価が発揮されています。
栽培されている野菜の説明を受けますが、耳だけじゃなくその場で採って食べながら舌で味わいながらみんなで、「へー」「ホー」と言いながらパクパク。直接口に入れてもいいという安心感が参加者の心の手を繋ぐのです。
その後の畑作業の手伝いも特にルールがなくてもみんなで協力して進めます。隣の中学生のお子さんとかも距離感なく会話しますし、協力して進んでいきます。
その後は、いよいよ調理。今回は、カレー、シチュー、ピザ。寒い時期だったのであったかいのがなお沁みました。
冬瓜シチューに入れたことありますか?とっても甘いんです。
具材は何でもオッケー!!サラダも自由に組み合わせてそれぞれが好きなものを食べました。
土地の恵みが人をつなぐ
作業をしていると、ふと中学生が、「私はち嫌いなんだよね」と話しかけてきます。「そうなんだ?なぜ?」「音が嫌なの」「でも横(になっている)みかんは食べたい〜」
私たちを繋いでくれたのは、「chavipelto」、そしてその恵みである作物たちです。仲良しとかじゃなく同士なのでしょう。「採れたてを食べる」ことが幾重にも色んなところに刺激を与えられました。
また、お二人の何でも受け入れてくださる懐の深さというか、受容できるスタイルも中々真似できません。
私だったら畑で色々歩いたら「あっ、そこは、気をつけてね」なんて作物目線で言ってしまうことでしょう。
小学生もパパさんと一緒に参加していて、初めてじゃなかったこともあるとは思いますが、とても楽しんでいました。その子の役割や自分でやり切ることも体験できますし。その日は午後からサッカーの練習だったようでしたが、ここにいたいと。そりゃそうだ。大正解。
参加したメンバーとひたすら感動して食べまくって、でもそれだけではないハンパない充実感に満ち溢れました。あの場所で、そこに来る人たちと出会い、つながって楽しさを分かち合いたいと思いました。まさか上野から電車で30分都会の真ん中の住宅街駅から徒歩5分の場所でこんな体験ができるとは思いませんでした。
それって私が思い描いていたこと
畑は身近にあって、私も作っています。
四季を感じながら、その時期の採れたてを食べることを子供たちに味わって欲しいと思い、農薬は不使用、化学肥料も使わないで育てています。土を触って成長する過程を間近で感じてほしい。私は今は自分の子供だけですが、根底に通じるところがありました。
「自分の生まれ育った土地の恵みとともに暮らすこと」が自分の生きていく上ではなくてはならないことなんだと言えるようになりました。
思いを実践する一歩を
実践しているからこそ、体験ができ、私自身に感じるものがありました。
自分のやっていることを言葉にして伝えたり、体験してもらったり、色々な形で伝えていくことを積み上げていくのが私にとって小さな一歩です。
あー時間がかかり過ぎました。
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