フリクションにハマる
⧉フリクションボールペンにハマるキッカケ
今さらだとは思うが、PILOT から発売されているフリクションボールペンにハマってしまった。
パソコンやスマホ、ポメラなどのガジェット系が好きで、キーボードのカチカチ音を鳴らしながら文章を書くのも良いが、ここ最近、年のせいなのか漢字が書けない。
仕事上で、お客様のお名前を伺ったときに「ほら、あれよ。○○って云う時の……」と説明されても、説明された字すら思い出せない。近々の出来事でいうと、勉さんと仰るお客様の熨斗を書こうとしたが“勉”の字の力の部分が、ムだったのか、力だったのか分からなくなってしまったことがある。あとは“帳簿”の「簿」の字が、【氵+竹+専+`】だったのか。【竹+氵+専+`】だったのか、と混乱してしまう。
アナログ日記をつけ始めて、ふと過去の日記を読み返すと、漢字が違っていることがちょくちょくあるわあるわ。読んでいて恥ずかしくなってくる。今ブログを書きつつ、年のせいじゃないのかも知れないな。ちょっと自分の脳機能が心配になってきた自分がいる。
書いている日記のページを捲っていると、修正テープの白い箇所が目立つのが気になりつつ、日常生活を過ごしていたときに、友だちと買い物途中に立ち寄った書店の文房具コーナーの入り口で、特設コーナーが展開されていたフリクションボールペンと再会したわけだ。
⧉フリクションボールペンを使っていなかった理由
フリクションが発売された2007年当時、新しいもの好き、文房具大好きなわたしはすぐに飛びついた。飛びついて買って、実際に使ってみていた。
その当時は、出版社に書いた小説を賞に応募するために、プリントアウトした原稿チェックするのに赤ペンを利用していた。
チェックした赤ペンが消えるなんて、なんて便利なんだ!
と嬉々として買ってきて、修正する箇所にササササッ、と書き殴っていたが、使用感に満足できなくて、1回だけ使って、廃棄してしまっていた。
1番の難色は、書いた部分を消しても、赤い文字がうっすら残ってしまう点だった。草稿なんてものは下書きだから、自分さえ分かればいいと思うのだが……自分でも思う。しかし! 赤い文字でぐちゃぐちゃに書き殴られているとモチベーションが下がる。気分の問題か!? とツッコまれた気がするが、モチベーションは大事よ。大事! 自分が書いていて楽しくなくっちゃ、無から有を生み出し、生み出した世界に色をつけていく苦行は続かない(ぁ。苦行って言っちゃったw)。
1度使用して以来、フリクションボールペンを購入することはなかった。
それが昨年、たまたま寄った書店の文房具コーナーで、PILOT から発売された Waai というフリクションボールペンに一目惚れ。その場でブラック、サンドベージュ、ベルベットレッドの三色を購入。
初めて購入したときよりも色味も濃く出ていて、消しゴムで消したときにうっすら文字が残っていない。進化しているフリクションに感動してしまった。
ここ数年、気にいっているくすみんだようなボールペン本体がお洒落で、本体に刻印されているフォントもシンプルで良い。
このタイプのペン軸で、通常のフリクションボールペンのカラー展開もして欲しいな。さらに欲をいえば、フリクションのスタンプ台が欲しい。探せばあるのかな。探してみようかな。
PILOTさんのホームページを見ていて知ったけど、文房具だけじゃなくて、ブライダル用の宝飾品もあるんだなとビックリした。