福島班メンバーの意志表明💪〜①けんしん編〜
こんにちは!
めぐるめ福島班のけんしんです!
最近は自宅のベランダや庭でナス、きゅうり、トマト、にら、パッションフルーツなどを育てているのですが少しずつ野菜たちに花や実がつき始めて成長を見るのが楽しみな毎日です😆
さて、今回からは福島班のやりたいことをそれぞれ書いていくということで、簡単に過去を振り返りながら今の自分の考えを書き連ねていきます。前回のnoteであったように耕作放棄地解消に取り組むことは前提ですが、その部分だけにとらわれず、やりたいことを素直に書いてます。
長いかもしれませんがぜひ最後まで読んでください🙇♂️
■ これまでの食への意識
自分はこれまでの人生で「食」というものに対してはなんとなく興味がある程度でした。凝った料理もいいけど素材の味に魅力を感じるくらいの感性は持っていましたが、いわば美味しいものが好きという段階で止まっていました。
母親が使う食材に多少のこだわりがあったり、祖父が趣味で一から小さな畑を耕し、野菜を育てているという環境で生きてきましたが、なかなか「食」について深く考える機会はありませんでした。
■ 変化のきっかけ
そんな自分でしたがめぐるめに入ったことで、食について考える機会が圧倒的に増えました。特に昨年度の終盤にあらゆる農家さんだったり農業に関わる人とお話したことが自分の人生を変えたといっても過言ではないと思います笑
農家さんのリアルな現状を知ったことで、簡単に言えば「美味しいもの」で止まっていた視点が「作り手」にまで目が向くようになりました。作り手の想い・こだわり・大変さを知ったことで美味しいものを生み出す原点にいる生産者のありがたみを感じ、彼らの力になりたいと思いました。
マルシェに行った時の写真です。生産者の方々とお話しながらいろんな野菜を購入できるのは楽しいですね。
■ 生産者のために
前置きが長くなりましたが、めぐるめでやりたいこと、そして今後も農業に関わっていく身として、個人的に取り組んでいきたいことの一つに生産者の現状・待遇の改善・向上を掲げています。
簡単に言うと、生産者の収益の増加に貢献したいということですね。これに関しては生産効率の向上であったり、販路の確保、拡大などあらゆる角度から取り組むことはできると思います。
前回のnoteでもあった通り、やはり現状の生産者の状況を改善しなければ続ける人も、新たに始める人も少ないはずです。日本の農業を未来に繋ぐためにもまずは根本からということで生産者の収益を増加させることを目標にしています。
そして今、学生としてめぐるめで具体的にやりたいことは食材の美味しさを通じて消費者に作り手の存在を意識的に植え付けていくことです。お気に入りのブランドやお店に通うように、一度食べて美味しさを知ってもらい、この野菜はこの生産者のものが美味しいと認識してもらうことができればその生産者から青果を直接購入する機会が増えるはずです。
生産者側としては消費者が直接購入してくれれば、青果を市場に卸すよりも中間コストが減り、その分利益を手にしやすくなります。だからこそ、まずは第一歩として食材の美味しさを通して、生産者の存在を意識してもらうことに取り組みたいと考えています。
これは補足ですが、生産物の販売にあたって市場を通すことが悪だと捉えているわけではありません。生産地から効率的に全国の消費者に届けるためにはその仕組みが必要ですし、なくてはならないものです。
ただ、広大な土地で大量に生産し、多くの消費者の食生活を支える生産者と、大きくない土地でも質にこだわって一人ひとりの消費者を大事にする生産者、それぞれの生産物が市場を通って同じルートで販売される場合、当然のように後者は価格競争に負け、赤字で売らなければなりません。
だからこそ生産量は多くなくともこだわりを持って大事に生産を行う生産者の方々に貢献することが必要で、彼らのためにという想いを自分自身は強く持っています。
この1年間でどこまでやりたいことを実現できるかはわからないですが、より多くの人に「美味しさ」と「生産者」への意識を届けることに全力で取り組んでいきたいと思います!
本当はさらに具体的に、いろんな想いを書きたい気持ちもありますが、とても収まりきらないので今回はこれくらいで!
<次回予告>
次回も同様に福島班のメンバーが今年度やりたいことを書いてくれます。
そして次はかなやん!なんでも器用にこなすかなやんがどんなことを書くのか個人的にかなり楽しみです笑
皆さんもお楽しみに!