おうち時間
昨年ニュージーランドは2回のロックダウンがありました。
1度目は3月下旬。
首相の発表ではロックダウン開始まで48時間。
その最中に新居への引っ越しをしていた私は慌ててまだ開いているお店で電子レンジや椅子とテーブルを買い集めたりしました。
その後2ヶ月ほど家具は買えず案外ミニマリストもやっていけるじゃん、と妙な自信をつけたりして(笑)
2回目のロックダウンは8月。
夜のタンゴレッスンから戻ったら翌日の正午からロックダウンしますよ、と。
いつも急なのでブーブー文句を言わせる間も無く突入するのです。
それも市中感染が見つかったらその日に決定されるのでマスクなしの自由を取り戻した今でも訪問先では携帯アプリでQRコードを読み込んで、もしものために備えています。
QRコードは屋外のミロンガでも提示されていてタンゴコミュニティとしても政府の方針に従っています。
さて。
日本は怖い怖いニュースが人目を引くためか多いような気がしますがロックダウン中のNZは散歩中のお子さん向けにテディベアを窓に飾る家があったりレスミルズの朝のワークアウトのプログラムが流行ったりとほのぼの系のニュースも多かった気がします。
つらくて苦しいけど頑張ろう、という日本人。
苦悩は見せずにニコニコと楽しみを見つけて分け合おうというのがニュージーランドのカルチャー。
私がロックダウン中にはまっていたのがストウブというお鍋を使ってのお料理。
お野菜たっぷりで無水調理したりお米を炊いたり焼き芋を作ったり。
非常に充実したおうち時間でした。
今はマスクなしの日常が戻っていますがなんだかんだで出かけることが多くゆっくり時間をかけてお料理する時間が恋しかったり。
New normalという言葉が定着してきた昨今。
今の場所で見つけられる楽しみをゆっくり味わいながらどうぞ安全に冬籠りしてお過ごし下さい。
ホットワインとか煮込み料理とか冬の楽しみもきっとたくさんあるはず〜
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