茨城県の広さと深さを知る旅
千葉県内房の民、茨城県に出かける
先日、「5月なのに台風が来そうだ」というニュースを聞きながら、茨城県へ行ってきました。
私は久しぶりの、我が家としては初めての「茨城県上陸」
かつて埼玉県民だった私にとって、茨城はわりと身近な県で、実家からは天気が良ければ筑波山が見えるし、小学校の遠足で筑波山へ登ったし、つくばエクスプレスで遊びに行ったこともあるほど。
しかし、千葉県民となってからは、まだ一度も茨城へ足を運んだことがありませんでした。理由は主に二つ。
① 内房から茨城県までの道のりが遠い
② 房総半島に山も海も観光施設もあるので、出かける必要がない
⇒要は、山も海もある+湖 (霞ヶ浦) くらいの認識しか、茨城県に持っていなかったわけです。茨城県の皆様ごめんなさい。
それがなぜ、わざわざ県境をまたぐ気になったかと言えば、
「大洗水族館」へ行きたかったためです。
海が近く、魚や海の生き物に慣れ親しんでいる我が家の子どもたちは、幼い頃から近場の水族館を訪れてきましたが。
千葉、それも房総半島の子どもたちは、「マザー牧場」で動物とふれあい、「鴨川シーワールド」で海の生物に親しむのが常で、我が家の子どもたちも「鴨シー」には幼いころから何度もお世話になってきたものです。
ちなみに、全国で2ヶ所しかない「シャチのショー」が見られる水族館、鴨川シーワールドのホームページはこちら↓(ちゃっかり地元も宣伝♪)
https://www.kamogawa-seaworld.jp/
ところが。
都内や近県の水族館をあちこち訪れるうちに、小学生になった今や「水族館慣れ」してしまった子どもたちは、鴨シーばりの広さや魚種の豊富さ、海の生き物とのふれあいができる水族館でなければ満足できないという、おそろしい体質になってしまいました。
そんな彼らを満足させられる水族館として、パッと思いついたのが以下の2施設↓
〇大洗水族館
〇アクアマリン水族館
このうち、子連れで日帰りできそうなのは「大洗水族館」だ!
ということで、このたびの茨城県初入県?が決まったのです。
せっかく、それなりに時間をかけて茨城へ行くのだから、他に立ち寄れそうな所はないかとルートを調べてみたら、通りすがりに「鹿島神宮」がある。
「鹿島神宮」は、「東国三社」と呼ばれる関東地方を代表する三つの神社で、昔は「常陸国(ひたちのくに)」と呼ばれた茨城県内では、最も高い社格=神社の格/序列 を誇る、非常に力のある神社。
正直、子供たちにとって、神社は水族館ほど興味が持てないだろうとは思いましたが、
「大きな神社に参拝して、旅の安全を祈りたい!」
「すごいパワースポットでご利益GETしたい!」
「神社の森で癒されたい!」
と言うオトナの事情で、立ち寄ることにしました。
我が家のある内房から、茨城県中部の大洗水族館までは、片道およそ3時間。
鴨シーでの経験から、土日は周りの道路が混むだろうとの判断から、出発は朝の6時半。
夫と私、子どもたちに加え、同居の義母の5人家族で、久々の大移動が始まりました。
大洗水族館
さて、我が家を出てから千葉市のほうへ向かい、そこから東関道で北上していきます。
途中、酒々井のパーキングでトイレ休憩。
休憩ついでに酒々井のアウトレットが見えるかと期待したけれど、見えず。でも、ツバメがアウトレットの外屋根のど真ん中に巣をつくっていて、親はひっきりなしにエサを持ってくるわ、ヒナたちは一生懸命口を開けるわで、かわいくてつい見入ってしまう。ツバメの巣、なんだかホッコリします。
成田では、思ったより低い位置を飛行機が飛んでゆき、空港の近さを実感。
帰りは、海側の鹿嶋周りになることを考え、大栄のジャンクションで陸側へ進路をとると
まさか、見られると思っていなかった
牛久大仏
を拝むことができました。
いやー、噂には聞いていましたが、これほど大きいとは!!
ゲームに夢中だった子どもたちも「すげ~っ!」と見入っていました。
今度、ちゃんとお参りしたいと思います。
そして、「小美玉」は「こびぎょく」でなく「おみたま」と読むことや、
「茨城町」は「茨城市」でなく「町」なのだということを学習しながら
大洗インターチェンジを下ります。
驚くべきは、かれこれ3時間近く高速道路に乗っていて、まったく渋滞につかまらなかったこと。
道路が空いていた理由として、我が家が田舎住まいなので、進行方向が混み合う車線とは反対だったのは大きいと思いますが、土地が広いので車線が多くとれるのと、つくばを抜けたら山がなくなり、見通しが北海道並みに良くなったことが挙げられるかと。
県内在住の方は、また違ったご意見があるかもしれませんが、車で移動する観光客にとって、茨城県は、道路事情が非常に良いと思います。
大洗インターを出ると、水族館の看板の隣に「ひたち海浜公園」の看板を見つけました。「ネモフィラの丘」に思いを馳せていたら、「オレたち、こないだマザー牧場で見たし」と息子がバッサリ。いや、確かに君たちは遠足で見てるよ?見てるけど、母は見ていない・・・。
水族館周りは、さすがに渋滞しているだろうと身構えていたら、広くて分かりやすい駐車場があちこちにあり、すんなり車を駐められました。
・・・いや、混まないの、ラク~・・・。
大洗水族館へ到着
太平洋の荒波を右手に見ながら、カフェオレ色のホールケーキのような可愛らしい水族館に向かって、駐車場脇の道を歩いていきます。
ホールケーキと荒波の、柔と剛の組み合わせが良い。
チケットも、あらかじめオンラインで買ってあったので、待ち時間なしに即、入館。
・・・いや、待たないの、ラク~・・・。
こんなに待たされない観光地、なかなかないのでは。
閑古鳥が鳴いているわけでなく、景色も施設も充実しているのにこんなに楽に来られるのって、穴場ってやつじゃないかしら。
エントランスは、吹き抜けの廊下になっていて期待感を誘います。
入口すぐのところで出迎えてくれたのが、イワシの水槽。
円柱形の水槽をひたすらぐるぐる泳ぐ、何百匹ものイワシたち。
それを見て、家族みんながつぶやく。
「おいしそう・・・」
(魚好きあるある。水族館に行くとお腹が空く)
イワシの銀光りする体と、口を大きく開けてエサを飲みながら泳ぐ姿を間近で見られて、最初の水槽なのに?最初の水槽だから?ついつい見入ってしまいます。
そして、全員が写真を撮りまくる。
最初の水槽なのに・・・。
そこでイワシの登場は終わりかと思いきや、そのあとに待っていたのがこちら。
暗く、くねくねとうねる通路を進んだ先に、ぱっと開けるこの景色。
思わず、「おお~っ!」と声が上がります。
これだけのイワシの大群、リアルでなかなか見られないのでは。
大洗水族館は、サメの飼育で有名ですが、なかなかどうしてイワシも迫力十分でした。
その後、エスカレーターを上がっていくと、途中からサメ水槽の横を通るので、巨大なサメと目が合って「ひゃっ」となります。
上下の空間を、上手に使った展示方法だなと思いました。
有名なシロワニザメ、メジロザメなど大型のサメから小型のサメ、聞いたこともないような長い名前のサメなど、展示されているサメの品種数は日本一なのだそう。サメ好きにはたまらん。
サメ水槽の向かいには、チンアナゴや熱帯魚など「水族館のアイドル魚」でお馴染みの魚たちが展示されていて、中央の階段状広場に座ってゆっくり眺めることもできます。
ただ、ここにたどり着いた時点で、
写真を撮りながら、丁寧に見て回っていた娘と
序盤のイワシにすべての興味を使い果たし、どんどん進んでしまった息子、そして付き添いの夫と義母の間には
時間にしておよそ30分の差ができてしまいました・・・。
先にすべて見終えてしまった男子&ばあばチームには、外の椅子で休んでおいてもらって、引き続き熱帯魚水槽をじっくり観察したのち
吹き抜けの通路へ出てみると、そこには巨大なマンボウとウバザメの剥製、クジラの骨格が天井から吊り下げられていました。
ウバザメの、大きく開いた口に吸い込まれそう、と楽しそうな娘。
その後、渓流の魚ゾーンで、「ヤマメのエサやり」体験の案内を見つける。
渓流に生息する魚が大好きな息子は案の定、エサやり体験をしていました。
ボーイズグループと合流したのち、カフェの外にあったテーブルで、ランチを兼ねたおやつタイム。
メニューはこちら。
ショーには全く興味のない我が家の子どもたち。
ここで水族館終了、かと思いきや、
「ヒトデに触りたい」と娘。
そしてここで、彼女の「本領」が発揮されます。
1本指とタッチプール
渓流魚ゾーンの奥に、ヒトデとナマコに触れるタッチプールがあったのですが、行ったときはちょうどお昼休みの時間。
何か食べたら寄ろう、と話したのを、ちゃんと覚えていたようです。
それほど、彼女のヒトデへの愛は深い。。。
それならと、食べ終わってからもう一度タッチプールへ行ってみたら、お昼休みが終わって生き物と触れ合えるようになっていたものの・・・。
注意書きを読んで、青ざめる私。
「生き物は、持ち上げないでね」
「生き物は、1本指でやさしく触ってね」
ふだん、どっちもやってない・・・。
何なら、海でヒトデを両手でつかみ上げてる・・・。
早速、イトマキヒトデをがっつり掴みにかかった娘へ声をかける。
「1本指で、そっと触らなきゃダメだよ!あと、持ち上げちゃダメ!」
・・・すると彼女、どうしたと思います?
まず、1本指でイトマキヒトデの表をやさしく隅々まで撫でたのち
ヒトデの中心に指を立て、そのままダイナミックにぐ~るぐると回し始めたじゃありませんか!
「いやいやいや!ヒトデが目を回すから!(ちなみにヒトデの目は、腕の先端にありますが、目を回すのかどうかはよく分かりません)」
と止めると、今度は彼女、
ヒトデと、水槽の底の隙間に器用に指を挿し込み、
くるりとヒトデをひっくり返し
ヒトデの腹側をやさしく隅々まで撫でたのち
元に戻しました。
・・・うん、たぶん、「ひっくり返さないでください」とは注意書きになかったし、すぐに戻したから大丈夫だと思う・・・。
おそらく、水族館側も、こんなふうに触る子どもがいることを想定していない気がする・・・。
ヒヤヒヤもんでしたが、このあとお土産も買い、大満足の水族館訪問でした。
鹿島神宮
水族館を出発し、そのまま国道51号線をひたすら南下していきます。
茨城県の海沿い、まっすぐな海岸線をそのまま下っていく道路は、これまた北海道かと思うような直線道路で、大洗町から鹿嶋市まで、起伏がないひたすら同じような景色が1時間ほど続きます。もちろん、道は走り放題。ただ、眠気も襲い放題なので、運転手の夫はつらそうでした。
それでも、鹿嶋市に入ると、巨大なカシマスタジアムが右手に姿を現し「おお~!鹿嶋アントラーズの本拠地!アルシンド懐かしい!」と盛り上がる私たち夫婦。
そして、目的の鹿島神宮へ。
境内すぐ脇まで車を乗り入れられると思わなくて、少し遠めの駐車場へ。
料金を受け取りに来たおじさんが、近道を教えてくれる。
ラッキー♪
入り口の大鳥居が一の鳥居なのかと思ったら、なんと
鹿島神宮の一の鳥居は「4つ=東西南北」にあって
西の一の鳥居は水上にあるのだそう。
さすが、関東三大社の神社だけある。規模がデカイ。
大鳥居の前で、帽子をとって一礼してから、いざ、参拝です。
蝶のお出迎え
大鳥居をくぐるとすぐ、右手に橘の木を発見。
なぜ橘と分かったかと言うと、枝から黄色い実がずっしりとぶら下がっていたから(葉っぱだけでは見分けがつかなかったでしょう・・・)
そしてここで、虫好きの子どもたちが目ざとく、橘の枝の間を縫うように舞っている、蝶の姿を発見。
黒い地に、白と朱色の斑紋が入った大型の蝶で、魚の前は虫が好きだった息子によれば「モンキアゲハ」とのこと。
それも、1匹だけでなく、3匹も4匹も連なって飛んでいる。
他にも、アカボシゴマダラという、こちらは黒と白の模様でやはり大型の蝶も発見(ただし外来種だそう)
大型の蝶ばかりなので、よほど木が大きく、多くないと、何匹も卵を産むのは大変。
それだけ豊かな自然がある証拠。
さすが、神様の住まわれる森だなと思いました。
楼門と本殿
蝶の出迎えを受け、高くて立派な木々が立ち並んだ広い参道を進んでいくと、やがて、朱塗りの楼門が見えてきます。
この奥行きにも、神様のふところの深さと豊かさを感じます。
地域の方々が、いかに大切にお祀りしてきたのかも。
この自然は、よほどたくさんの人手がないと保てないでしょう。
そして、楼門をくぐると、いよいよ本殿が姿を現します。
ここでふと疑問に思ったのが、本殿の向き。
普通の神社だと、楼門と同じ向きに本殿が建てられていて、門をくぐるとそのままの向きで本殿にも参拝できる感覚があったのですが
鹿島神宮の本殿は、楼門を過ぎて右手側にあります。
つまり、本殿の向きは北向き。
これは、鹿島神宮が、武を司る武甕槌(タケミカヅチ)神をお祀りしており、北にいた蛮族をこの神様が平定なさったため、ニラミを利かせる意味で、社の向きも北向きになったのだそう。
ただ、本殿内で神様がお座りになる「御神座」は東向きなんだそうです。
これは、鹿島神宮をスタート地点に、明治神宮、皇居、富士山、伊勢神宮、そして宮崎県の高千穂神社を結ぶ、日本のパワースポットラインを形成しているのだとか。
なんとも壮大・・・!!
これを聞くと、日本横断パワースポットめぐりをしてみたくなりますね・・・!!
御手洗池と要石
鹿島神宮の参道は、本殿より更に奥へと続いています。
その「奥参道」は、樹齢何百年とありそうな杉木立が、まっすぐ両側にそびえ立ち、名前の通り奥へ奥へと続いています。
その奥参道を進んでいくと、左手に神様の御使い=神使の鹿さんたちが、柵の中でわちゃわちゃしているのが見えてきます。
脇には、「君が代」にも歌われている「さざれ石」も祀られ、何というか
・・・パワーの源が大渋滞
さらに進んでゆくと、右手に奥宮があり、分かれ道となり、左手の長く急な坂を下りていくと御手洗池(みたらしいけ)に到着します。
魚好きな息子が「池が見たい!」とずんずん行ってしまったので、混んでいた奥宮の参拝は後回しにして先に池へ向かいました。
「御手洗池」はその名の通り、かつてはこの池が参道の入口にあり、禊(みそぎ)をする場となっていたそうで、今でも年初めに200人もの人がこの池に入り、禊を行う「大寒禊」が行われているそうです。
大人は巨木の見事さに釘付けでしたが、
子どもたちは池の生き物に釘付け。
巨大な鯉、金魚、ザリガニ、等々を見つけ、我が家の近所にもいるエダシャクというガも見つけ、さすが、自然が豊かだと生き物も多いし大きいねえと話しました。
その後、えっちらおっちら急な坂を上りながら、側溝に落ちている虫を観察する子どもたち。コガネムシやイモムシ、ケムシ、カメムシ、なんぞいろいろ見つけていました。
奥参道へ戻ると、最奥にある「要石(かなめいし)」へ。
地中深く潜っている石の、頭の部分がちょっぴり覗いていると言われ、
地中の巨石は、地震を起こすナマズの頭を抑えているのだとか。
かの黄門様=水戸光圀公が、どれほど深く埋まっているのか掘らせたところ、七日七晩経っても掘り起こせないどころか、怪我人が相次いだために掘るのを辞めた、という逸話が残っている石だそうです。
奥宮での出会い
要石から戻ってくると、女性が二人、お社の裏手にある立派な杉の木に触れ、そっと拝んでいるのを見かけました。
その建物が、実は奥宮で、女性たちが触れながら拝んでいた木が奥宮のご神木だったのですが、
本殿のご神木は触れないので、奥宮のご神木が「触れるご神木」としてお参りされていることを、私は帰ってくるまで知りませんで。。
てっきり、「本殿のご神木は、本殿が改修中だから触れないんだなあ」と思い込んでいました(ちなみに、我が家全員、そんな認識でおりました。無知ってすごいわ~)
それで、「郷に入っては郷に従え」の精神で、我が家も一同、その大木に触れ、ちゃんと二礼二拍手一礼までしてお参りしてきたのですが、
このとき、とてもエモい体験をさせていただきました。
杉の木に触れたとき、とーっても暖かく迎え入れてくれる感覚があって。
何というか、杉の木の中に、ものすごーくたくさんの魂が息づいている感じと言いますか。
私の生まれるずーっと前から、本当に長い間、人々に大切に思われ、気持ちを託されてきた木なんだなというのが、すごく伝わってきて。
思わず、感激して泣きそうになりました。
おそらく、一人で来ていたら大号泣だったと思います。
家族がいてくれて良かった。
父方が神主の家系なので、わりとスピリチュアルな体質だという自覚はありますし、その手の体験もしたことはありますが
久々に、大きくずっしり感じました。
そして、どうか、これからも永く健やかでいて下さいと心の中で大木に祈ってきました。
帰り道も、ふわふわした気持ちと同じように舞い飛ぶ蝶たちに見送られながら、家族と「来てよかったね」と話しました。
茨城県の広さと深さ
今回、私たちは結果的に、霞ケ浦をぐるりと回るように茨城県内を移動しました。
日帰り旅行としては、なかなかの距離だったと思いますが、
なんと、全く渋滞に逢いませんでした。
鹿島神宮の神様のご利益でしょうか・・・?
神様に「旅の安全」をお願いしたので、それは本気で「ある」と思っていますが、
茨城県の道路は、広くて交通量もさして多くないので、ドライブには最適な気がしました。まあ、あまりの広さに飛ばしたくなるのは注意しないとですが・・・。
また、「山と海は千葉も茨城も同じでしょ!」と思っていた自分の浅はかさを反省しました。千葉の、それも内房の小ぢんまりした自然とは違う、スケールの大きさに驚きました。
特に、鹿島神宮を抱いた山の大きさと深さ、自然の豊かさは、さすが「神代の昔」からのもの。そこにこめられた人々の気持ちの深さやあたたかさ、「土地の力」みたいなものが、すごく溢れている場所なんだなと感じました。
パワースポットのパワースポットたる意味を、体感しました。
そのいい影響が、一緒に歩いた家族、特に子どもたちに現れたのも嬉しかったです。豊かな自然にふれて、生き物への目と心が開かれたのが良かった。
また、「蝶は神様の御使いだから、そっとしておこう」と言ってみたり、参拝では帽子を取って二礼二拍手一礼の所作ができたり、静謐な空間で「きちんと行動しよう」という気持ちになれたのは、旅先ならではの良い機会になりました。
また、介護、介護でなかなかゆっくり旅の機会が持てなかった義母が、一緒に来られてお参りできて、本当に良かったです(たぶん、また家族で旅行するたびに同じこと言います。悪しからず)
昔の人たちは、神社やお寺を詣でるために旅をしました。
今でこそ、観光地をめぐり、楽しい思い出をつくることが一番の目的になっている気はしますが、「旅が人を育てるちから」を昔の人はよく分かっていたんじゃないかなと思います。
旅の目的地やパワースポットは、そこへたどり着くことも重要だけど、「たどり着くまでの過程」「たどり着くまでの思い」も同じくらい大きな意味を持っている。
おそらく、人生にも同じことが言えると思うので、「丁寧に取り組むこと」がちょっと苦手な私は、一日一日を大切に、また気持ちと目標を新たに、重ねていこうと思いました。
そんな、ステキな気づきを与えてくれた茨城県、観光にオススメです!
ぜひ、行ったことのない方、行ってみてください~♪
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