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【2023年版】夏の文庫フェア購入本紹介

今年も、この季節がやってきた。


「夏は、文庫フェア!!」(あとポケモン)


読書好きにとって夏の文庫フェアは、毎夏最大のイベントと言っても過言ではない。6月になると早くも身体がソワソワしてきて、各社から情報が解禁されるごとに胸が高鳴るわけである。

今年も文庫フェアの対象作品を買ってきた。今回はただそれを紹介するだけのnoteである。



新潮文庫の100冊

まずは新潮社の「新潮文庫の100冊」から。

やはり注目は、夏の文庫フェア限定の「プレミアムカバー」である。今回も往年の名作がプレミアムカバーになっていた。

川端康成|雪国
太宰治|人間失格
夏目漱石|こころ
遠藤周作|沈黙
レイチェル・カーソン|センス・オブ・ワンダー
トルーマン・カポーティ|ティファニーで朝食を
さくらももこ|さくらえび
星新一|エヌ氏の遊園地

今回は、過去にプレミアムカバー化されている作品が比較的多い印象だった。5冊は既に持っていたため、太字の3冊を購入。

個人的には、さくらももこさんのエッセイがプレミアムカバーになったのが嬉しい。『もものかんづめ』とか『さるのこしかけ』とか、好きなんですよね。

特典の「ステンドグラスしおり」が全種類欲しかったので、瀬尾まいこさん『君が夏を走らせる』も購入。先月の読書会で紹介されていて、ちょうど気になっていた小説だった。

新潮文庫の100冊、購入本。
ステンドグラスしおり、無事にコンプリート。

今年の新潮文庫の100冊は、NEWSの加藤シゲアキさんが全面的に推されていた印象。『オルタネート』、面白かったのでおすすめです。


ナツイチ

続いて集英社の「ナツイチ」。

今年のナツイチは、伊坂幸太郎さん『逆ソクラテス』が主役という感じだった。私も例に漏れず購入。文庫化をずっと心待ちにしていた作品だ。

伊坂幸太郎|逆ソクラテス

買ったその日に読了。痛快で最高に面白い。個人的には「アンスポーツマンライク」が「これぞ伊坂幸太郎!」って感じで好きだった。

ちなみに今年のナツイチの特典は、しおりにもなる画面クリーナー。実用的で良いですね。


カドブン

最後はKADOKAWAの「カドブン」。

「カドイカさん」というイカのキャラクターが案内役みたいな感じになっているけれど、去年もいましたっけ?新キャラかな?

カドブン、購入本。

注目は、手ぬぐいブランド”かまわぬ”とコラボした、和柄カバーの作品。

今年は、武者小路実篤『馬鹿一』が仲間入り。武者小路実篤作品は、かまわぬカバー初選出ですね。

また、ずっと文庫化を待っていた綾辻行人さん『Another 2001』も購入。今作も遠田志帆さんのイラストが美しい……!

「Anotherシリーズ」は「館シリーズ」に並ぶ綾辻さんの代表作だが、どうやらあと1作、『Another 2009』の構想があるとのこと。いつまでも待ちます。


ということで、2023年の夏の文庫フェアは、合計9冊購入。ひと夏かけて、ゆっくりと楽しみたい。

皆さんは、何の本を買いましたか?ぜひコメントで教えてください!



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