角川武蔵野ミュージアムに行ってきた話
みなさん、こんにちは。
むささびです。
先日、埼玉県所沢市にある角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。
読書界隈では有名な、壁一面の巨大本棚があるあの博物館です。
写真右の岩みたいな建物が、角川武蔵野ミュージアムです。変わった形の外観は、隈研吾さんという方が設計を手掛けたのだそう。壁画のクセ。
天井まで続く壁一面の本棚、「本棚劇場」。圧巻です。30分に1回、この巨大な本棚全体にプロジェクションマッピングが投影されます。
見渡す限り、本、本、本。幸せです。本の配置や装飾も凝っていて、見所満載。脳が刺激されまくりです。
角川武蔵野ミュージアム、すごく楽しかったです。
何といっても、主役は本。
テーマごとに本が並べられていて、選書のセンスも最高。
「こんな本があるんだ!」という発見の連続。
まだ見ぬ素敵な本と出会える、読書好きには堪らない空間でした。
私が訪れた際に行われていた、俵万智さんの特設展示もすごく良かったです。
壁一面にびっしりと短歌が書かれていて、言葉の海の中を泳いでいるようでした。
短歌に全く興味がなかった私も、帰りに本屋さんで『サラダ記念日』を買ってしまうほど、心を打たれました。
博物館内を歩いていると、読書欲やインスピレーションのようなものが、どんどん湧いてきます。
最近読書が捗らなくて……という方も、角川武蔵野ミュージアムを訪れたら読書欲が回復するかもしれません。
館内を回っていて強く感じたのは、テーマごとに本を並べることの魅力。
私の本棚では出版社別・作者別に本が並んでいるのですが、作品のテーマ別で本を並べるのも良いなと思いました。
本屋さんや図書館でも、「コーヒーと読書」「空と海」など、テーマごとに独自に選書されたコーナーがあると、テンションが上がりますよね。
その高揚感が、自宅の本を並び替えることでいつでも味わえるということに、気づきました。
そういえば最近、「一箱本屋」なるものが、じわじわ注目を集めています。
本棚の一箱分だけスペースを借り、自分の好きなジャンルの本をそこに置いてもらって販売するという、出張形式の本屋さんです。
ひとつの本棚の中に、各々のこだわりが詰まった小さな本屋さんが、たくさん集まっているような感じになりますね。
一箱分だけなら出店のハードルも低いですし、自分の好きな本を他の人に広めることができる、素敵なアイデアだと思います。
自分もいつか参加してみたいです。
最後に、お土産で買った豆本(メモ帳)をご紹介。
めちゃめちゃ可愛い。箱付き。
館内では、本を紹介するPOPがこちらの豆本に挟まれて掲示されていました。
「素敵なアイデア~!」と思って、ついつい購入。我が家では日めくりカレンダーを挟んでもらっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
むささびでした。
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