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茨城旅。 |袋田の滝の氷瀑を見に行く

2024年2月。今年最初の旅先は、大学時代の友人と訪れた、茨城だった。


旅の目的は、日本三名瀑のひとつ、袋田の滝の氷瀑を見ること。

そして、日本三名園のひとつ、偕楽園にも足を運ぶこと。

「日本三〇〇」という消費社会の謳い文句に翻弄されているのは意識しつつも、やはり「三〇〇」と聞いたら、制覇したくなってしまうのが人間の性である。

今回は、旅先で撮影した写真とともに、思い出を振り返るnote。ぜひお楽しみください。



Day 1


偕楽園

江戸時代、水戸藩の藩主・徳川斉昭によって造られた、偕楽園。

その名前には、「領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたい」という願いが込められている。


偕楽園といえば、梅の名所として知られている。

約100品種、3000本もの梅が植えられており、毎年2〜3月にかけて「水戸の梅まつり」が開催される。

いざ入園。
訪れたのは2月初旬。開花時期にはほんの少し早かったようだ。
早咲きの梅はいくつか開花していた。
鮮やかな桃色。
美しい白色。
早く咲いてくれて本当にありがとう。
こんなに捻れることある?
生命力と芸術性を感じる梅。
好文亭というお屋敷の「梅の間」。
好文亭3階の正室からの景色。
偕楽園、とても素敵な場所でした。


国営ひたち海浜公園

お昼ご飯を食べた後は、国営ひたち海浜公園へ。

15時過ぎに到着したのだが、なんと2月は、閉園時間が16:30。東京ドーム40個分以上の広さがある公園なのに、1時間ちょっとしかいられない!


選ばれたのは、パターゴルフでした。ちなみに人生初。

パターゴルフで友人と真剣勝負。
ゴルフ未経験でも、十分に楽しめた。

9ホール回ったら、あっという間に閉園時間。

見どころ盛りだくさんの海浜公園で、ほとんどゴルフの芝だけを回る滞在となったが、試合は想像以上の激戦で、良い思い出ができた。


思い出浪漫館

今回のお宿は、袋田温泉にある思い出浪漫館。ここがめちゃめちゃ良かったので、皆さんに全力でお勧めしたい。

その名の通り、どこか懐かしさを感じさせるような、昭和レトロな佇まい。旅の浪漫、特別な非日常を、これでもかと堪能できるホテルだった。

渓流のせせらぎを聞きながら入る天然温泉に、地元の郷土料理がずらりと並ぶバイキング。

温泉卓球などのアクティビティも充実。非の付け所がない。願わくばもう1回泊まりたい。

吹き抜け空間のロビーホール。
舞踏会が始まりそう。
休憩スペースのレトロな雰囲気が最高。
オセロなどのボードゲームも完備。
中世のお城のようなエントランス。
扉の奥でクッパがマリオを待ち構えてそう。
レトロな廊下。
なんかチェスをやりたくなってくる模様。
お部屋からの景色。
露天風呂の湯上り処。
渓流の音を聞きながら整えます。



Day 2


袋田の滝

さて2日目、旅の最大の目的地、名勝・袋田の滝へ。

高さ約120m、幅約73mの大きさを誇る袋田の滝は、日本三名瀑のひとつに数えられ、冬季には神秘的な氷瀑を見られることで有名だ。

早朝の方が氷瀑を見られる可能性が高いということで、朝早くにホテルを出発。

滝への道中。
こういう吊り橋って、何歳になっても興奮しますよね。


そしてついに、念願の滝とご対面!

袋田の滝。
岩壁が4段になっていることから、別名・四度の滝とも呼ばれる。
下から見上げると、その迫力に圧倒される。
これでも水量が少ない方なんだそう。
写真ではわかりづらいが、上段の一部で凍結が見られた。
近年では、完全凍結を見るのはなかなか難しいのだとか。


水の落ちる音を聞きながら、いつまでも滝を眺める。

「時間を忘れる」ことの贅沢さを、肌身に感じる体験だった。

袋田の滝は、四季折々の表情を楽しめる場所としても名高い。
また、いつか。


十二所神社 〜 Daigo cafe

ランチに向かったのは、大子駅近くにある「daigo cafe」

古民家をリノベーションしたレトロな内装が、なんともお洒落なカフェだった。このカフェを訪ねるだけでも、大子を訪れる価値があると思う。

道中、大子駅近くにある十二所神社へ。
話好きの神主さんと、1時間くらい立ち話してました(笑)。
神社へ続く、100段の階段。
ひな祭りの時期には、この階段に1000体もの雛人形が飾られるそう。
daigo cafeの外装。
古き良き古民家の見た目はそのまま。
インテリアには、どこか懐かしさを感じさせる工夫が盛りだくさん。
細かなアイテム使いに、店主のこだわりを感じる。
カラフルなタイル張りのテーブルとか、背景のブラウン管テレビとか、
レトロ好きには堪らない空間。
こんな自販機見つけたら、そりゃ写真撮っちゃうでしょ。


竜神大吊橋

旅の締めくくりは、竜神大吊橋へ。

全長446メートル、高さ100メートルの大吊橋は、日本最大級の大きさを誇る。そして何より、ここはバンジージャンプの名所として有名だ。

高所恐怖症の私は、当然ながらノーバンジー。ただ、他のお客さんが目の前でバンジーを飛ぶ光景を見て、「これがバンジー……!」と震えた。

竜神大吊橋。
よく見ると、橋の真ん中あたりにバンジージャンプ用のロープが。
大迫力の吊り橋。
それにしてもこれどうやって造ったんですか? 大巨人が両側から引っ張るでもしないと無理では……。
吊り橋からの景色。
今回の旅は、天候にも恵まれて最高でした。



茨城 美味いもん写真館


最後に、茨城旅で食べた美味しいものたちを、一挙ご紹介。

偕楽園で食べた磯部団子。
温かいお茶が嬉しい。
1日目のランチは、大洗漁港のお刺身定食。
茨城名物、あんこう料理をいただく。
こちらは「海のフォアグラ」とも呼ばれる、あん肝。
そしてこちらが、あんこう鍋。
あんこうは、めちゃめちゃプルプルしてました。美味しかった。


思い出浪漫館のバイキング。こちらは夕食。
「バイキングの盛り付けって性格出るよね」と言われました。
こちらは朝食。
和食中心に、茨城名物をたくさん食べた。満足。


袋田の滝の休憩処で食べた、味噌田楽。
蒟蒻も茨城名物のひとつ。
そして柚子味噌団子。
温かいお茶が嬉しい(2回目)。


daigo cafeでは、名物・奥久慈しゃもを使ったカレーをいただいた。
これがめちゃめちゃ美味しかった。
デザートには、抹茶のテリーヌ。
大子はりんごも有名で、ドライアップルが美味。お土産に買って帰った。



大学を卒業してからもう3年だが、今でも一緒に旅行に行ってくれる友人たちに感謝!

次はどこへ行こうかな。

右が私。手を広げがち。



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