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「大人は色々なことを知っていて、中には子供に秘密にしていることもある」っていう世界観に触れたのが久しぶり

ふと気がつくと、次女がおばけ好きになっていたみたいで、本屋さんで選ぶ本がおばけだらけになっていた。曰く、おばけはこわいけど好き、らしい。じゃあ本当におばけが出てきたらどうする?って聞いたら、「チョップしてキックする」らしい。好きなのにいきなり殴りかかるのは乱暴すぎないかな。そんな話はさておき今回買ったのは『ルドルフとイッパイアッテナ』の著者、斉藤洋さんの新作が『おばけとしょかん』。

夜になるとおばけが集まってくる図書館のお話は、よくある夢オチかと思いきや本当に起きた痕跡を残して終わる。この余韻に次女はよくわかってなかったけど、長女は気がついていて、読解力の差というか成長みたいなものを感じた。あぁ言っていたということは、こういうこと、みたいな。言葉の裏にある意味、意図、みたいなものを推察できるようになってきた。

「大人は色々なことを知っていて、中には子供に秘密にしていることもある」っていう世界観に触れたのが久しぶりで自分もちょっと新鮮。こどもにとっての大人ってそういう存在だったりするんだよなぁ、と。自分が大人になると忘れてしまうけど。

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