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designroomone
でもどうしてこんな過去のシーンに引きずられるのか、こういうと常套句だが、ぼくは泣きたいのではなく夢を見たいのに 2020/08/03
スタンディングデスクで仕事しているのだけど、なんか腰が痛い。すごく真面目に仕事しているのだけど、それ故になのか腰が痛い。そういう時は無理せず座って仕事したほうがいいと思うんだけど、なるべく立っていられる方が筋力的に健康な気がするので慣れの問題なんじゃないかとも思っている。
夏休みに入り、長女が家にいることもありまた賑やかな生活が戻ってきている。最大の試練は昼ごはんの手配で会議が隙間なく入っていたりすると、死亡フラグなのだけど、UberEatsなどを駆使して乗り切るしかない。
読み終わったのだけど、『セロトニン』のことを考えている。
ほくは彼女の父親に本当の愛着を感じ、そして彼自身もこの店子を割と気に入っていたんじゃないかと感じていた。時折彼はワインを一本持ってきた、年寄りにとっては酒は大事なのだ、そのくらいしかもう人生には残されていないのだから。彼の娘にはすぐに親近感を抱き、彼女も自分の父親をとても愛しているのが傍目からも見て取れた、この父と娘の愛は直接的で、欠けるところなく、無条件だった。しかし、ぼくたちは二度と会うことはないだろうと分かっていた、再会する理由はなく、不動産屋が後の細々とした書類を処理するだろう。それが、人生には常に起きることなのだ。
ミシェル・ウエルベック『セロトニン』P.143
なんということはないシーンなのだけど、なんでかすごく気に入ってしまうことというのはあるわけで、生きていると日常的に起きている、こういう刹那的な人との交わり、みたいなものがグッときたからなのかな。まぁ別に全てが説明できる必要はなくていいと思ったからいいのだ、でもいいのだ、とも思う。
そして、なんとなくぼくも夢をみたいな、という気がしてきた。
でもどうしてこんな過去のシーンに引きずられるのか、こういうと常套句だが、ぼくは泣きたいのではなく夢を見たいのに、ああ、これもどこかで聞いたような文句だな、
ミシェル・ウエルベック『セロトニン』P.147
坂口恭平のTweetで流れてきた絵がとても綺麗というか吸い込まれる感じがして気になった。写真が撮りたい。
これが描けて本当に幸せです。完全な傑作ができた。絵の師匠に見せたら「完璧な傑作です。おめでとう」と言われた。
— 坂口恭平 (@zhtsss) August 2, 2020
『三角町郡浦の交差点』
シュミンケのパステル
アルシュの紙
560mm×760mm
一生残ります。死んだ後も残るはず。300年残ると師匠に言われた。乾杯。 pic.twitter.com/3vg8uNTFL1
妻がミシュランの星がなんチャラな餃子を買ってきて食べたのだけど、美味しいけど、別に星がなんちゃらよりは神保町の餃子の三幸園の餃子が食べたいなと思った。肉野菜炒めも食べたい。
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