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【本当にうまい?】氷結ラーメンこと、『大人の塩レモンらーめん』を作ってみた


最近こんなことを目にしました。


氷結で激ウマらーめんが作れるらしい……


酒で作るラーメン
ラーメン&SAKE


すばらしい響き。
スキとスキの極致。
素敵なマリアージュ。
すすりてぇ……


すするしかねぇ!


元々はジョブチューンで、青葉台にあるラーメン屋『らぁ麺 すぎ本』の店主さんが紹介していたものなのだそうです。

有名店主直伝のアレンジラーメン、
果たして美味しいのだろうか?

実際に作ってすすって検証していきます。


それでは作っていきましょう。
材料はこちら。



・サッポロ一番 塩らーめん 1袋
・氷結無糖 500ml
・あさりの水煮 1缶
・シーチキン 1缶
・きざみネギ 少々

たったこれだけです。


え?写真と量が違う?
はい、そのとおりです。


まず氷結無糖ですが、
350mlが2本、
350ml×2=700mlとなり、
200ml余ります。

それをどうするかって?
そりゃあ、もちろん、

・・・。



美味しかった!

スッキリとしていて飲みやすい!
チューハイ独特のくさみもなく、
かつ強炭酸で爽やか!
ほんのりと効いたレモンのあと味も
癖になるうまさ!

チューハイから離れていましたが、
この甘くない感じ、ハマりそうです……

もう一缶開けちゃおうかな~

って、いや、これただの飲んだくれじゃん。
ラーメン作らなあかん。

動画ではシーチキンの普通サイズを使用していますが、「追いツナ(ツナをあとから増やしても)アリだな」と言っているので、
はじめから増やしておこうという魂胆です。

また、写真ではネギ少々どころか1本まるまる写っていますが、この白いところをほとんど使って作っています。
理由はネギが大好きだからです。

増したいものが好きなだけ増せるのも
家でラーメンを作るメリットのひとつです。
ガンガン増していきましょう。


それでは調理していきます!

はじめにネギを切ります。
「しらがネギをのせたら見栄えがいいのでは?」
と思い、しらがネギを作ってみました。

しらがネギの作り方はこちら~白ごはん.com~


サイトの通りだとくるっとカールするのですが、
なんだかストレートパーマをかけたみたいに
まっすぐのしらがネギになってしまいました。
もっと細く切るべきだったか……

味の変化を出すためにきざみネギも作っておきました。こっちはなかなか良い出来です。


次にシーチキンの油「のみ」を鍋に入れ、先ほどのきざみネギを半分くらい炒めます。こうすることでネギの風味が増すのです。

え?動画とレシピが違うって?
すみません、アレンジをガンガン加えていきます。

これを、

こう!


ネギを焦げない程度に炒めたら氷結を500ml加えます。水を入れるところでに酒を入れる、というタブーをおかしているのがカイ…カン…です。


レシピにもお湯500mlと書いてありますね。
申し訳なさと好奇心が入り交じります。


150ml、きっちり。



ふーむ、これからラーメンを作る写真とは到底思えん。しかし、これでヨシ!

沸騰するまで熱します。



うわうわうわ、めっちゃ泡立ってきた……!!

そしてアルコールのにおいがたちこめます。
キケンな香りです。

科学実験をしているみたいで、ねるねるねるねを作っているときのようにワクワクしてきました。
たとえが小学生ですね。


沸騰したらあさりの水煮缶と麺を入れます。


あ、そうそう、麺を入れる際に
スープの袋を取り出す
のをお忘れなく。

そうしないと氷結の灼熱地獄に指を突っ込まないといけませんからね。
取り出して、と。


そしたら麺をそのまま袋からdive!



ゴマを忘れんといて~!

そう、サッポロ一番 塩らーめんには切り胡麻が入ってますので、スープと共に取り出すのをお忘れなく。


3分茹でたらスープを入れます。

ちなみに過去にも
椎名林檎さんの曲を扱った記事があります。

曲は『歌舞伎町の女王』です。

気になった方はラーメンを茹でる合間に
こちらもどうぞ!

自己紹介の代わりに1週間で振られた話をする




めっちゃいい色ですね。

発売は1966年、今から50年以上前から愛される
サッポロ一番 塩らーめん

その汗と涙の結晶ともいえるスープは
輝くばかりの金色スープなんですね。

それが100円ちょっとで食べられるなんて、
いい時代です。

豆知識ですが、
サッポロ一番は北海道のメーカーではなく、
群馬県発祥のメーカーらしいです。
なんだか意外ですね。
遠い北の大地に夢を馳せたのでしょうか。


茹でてる間に器を熱湯で温めて置くといいですよ。


そして、シーチキンやネギ、
切り胡麻を盛り付けて、
完成!!


ストレートパーマのしらがネギを添えて


完成!!


うまそ~!


それでは、さっそく、

\\よっしゃ、SUSURUっ!!//


ずるずる……


おお!

……ん?


ああ、なるほど、これはこれは……


美味しい!!
けど、癖が強い!!




ひとくちめの印象は正直、酒くせえ!

すすると気化したアルコールが喉をガツンとえぐります。良くむせる人は要注意です。

氷結500mlも入れるのはやっぱり多かったかもですよ。そりゃあ、水で作るところ、すべてお酒で作ったのだからそうなります。氷結の量は350ml、加えてお水を150ml。札幌の時計台のようにキッチリはかっていきましょう。これが大事です。

ガッカリするとは言わせません

むせるのを耐えつつ味わいますと、あっさりとした塩味と魚介のコクがとてもマッチしていました。魚介ってなんだかんだ塩味が合いますよね。


きちんとうまみもありつつ、氷結の苦味がアクセントとなって口のなかに広がります。まさにボンゴレビアンコ。とても上品な味です。しかしパスタにはない、ラーメンならではジャンキーさが癖になります。美味しいなあ、これ。


ただ、具としてのあさり・ツナの味付けがちょいとうすいです。ネギと一緒に塩コショウふって炒めるとより美味しくなるのではないでしょうか。

ネギはしらがネギを乗っけて正解!何よりツナとネギがめちゃくちゃ合うんですよね。ツナってそのまま食べると意外とくさみがあるのですが、ネギのパンチを受けると不思議とくさくない。

具材をくらって、すかさず麺すすって、そこにスープをぶちこむ。完璧なコンボです。モハメド・アリもおもわずよろめくでしょう。

ツナのように舞い、ネギのように刺す。



そして、完飲&完食でーす!
大変美味しくすすれました。
普段よく食べる塩ラーメンをちょっとリッチにする、簡単うまうまなレシピでした。

それでは、ごちそうさまでした!


……とはいえ、いや~、ぶっちゃけた話、あさりが意外と高く、トータルで見たときにはそこまでお手軽なレシピではないのかもしれません。

また、味付けが若干うすく、もう少し改良の余地があるな、とも思いました。

涙が出るほどうまい!というわけではありませんが、お手軽にちょっとリッチ気分が味わえるという点で、また作ってみたいと思えるレシピでした。

料理好きなのでまたなにか作ってみたいです。励みになりますので、面白かった!とか、次回に期待!とかありましたら、右下のハートをいただけると大変うれしいです。

それでは、また!

P.S.これを知ったのは『氷結×サッポロ一番で高級感のある激ウマアレンジ塩らーめんが出来るらしい』というSUSURUさんの動画を見たからでした。

ひねくれものの意見ですが、上の動画をよく見ると、「うまい!」というフレーズが1回しか出てきてないんですよね。これは一体どういうことなんでしょうか……。ある意味、正直な感想なんでしょうね。


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