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清水 恩
2021年3月13日 23:37
2019年に横浜「シルク博物館」で開催された「シルクのシンフォニー ー染と刺繍の輝きー」展から。現代の作家の作品から、古い時代の資料的価値を持ったものまで、幅広く見ることができました。古い時代の花嫁衣装は白・黒・赤の三色揃い袖。こちらは鳳凰と桐をあしらった留袖です。花嫁衣裳 三枚襲留袖(1926年)上着:黒に菊、中着:赤に竹、下着:白に梅がそれぞれに描かれています。驚いたのが次
2021年3月11日 16:50
先日、全日本婚礼美容協会の勉強会に参加させていただき、初めて十二単(女房装束)の着付けの様子を拝見しました。十二単は平安時代に確立した女性の装束ですが、日本オリジナルの衣裳で、いわば国風文化の象徴。公家の衣裳である十二単から派生して現代の着物になっているわけで、私は日本の着物の原点だと思っています。『源氏物語』を読むには衣裳の知識は欠かせないのですが、着る過程はなかなか見る機会がなかったの