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こんにちは、ウェディング ナビゲーターの清水です。 秋篠宮家のご長女・眞子様が本日ご結婚、皇籍を離脱されました。 お相手のお家のいろいろな問題は個人的なことなので周りがとやかくいうべきものでもなく。 私も思うところはありますが、それはおふたりやご家族の問題ですので控えます。 ただ、一般においても揉める場合は大概こういうことが原因だよね、ということで、以前こんな記事を書いています。 今回の一連の出来事を見ていて感じたのは、儀式に対する価値観の大きな変化がついに皇室にまで及
こんにちは、ウェディング ナビゲーターの清水です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この記事、4月に下書きをして寝かせたままになってしまっていました。 新たな展開がありそうなので、先にこちらを公開しました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 眞子内親王との婚約に関して公開された、あの「文書」を読んでみました。 な、長い……。 理論的に書かれていたので、経緯を理解することはできました。 そう、ご
和婚プロデュース「まとう」のブログから転載しています https://matow-kimono.jp/191021/ 日本で開催されているラグビーワールドカップ。 日本代表チームは史上初のベスト8入りを果たし、大いに盛り上がりました。 着物や日本文化が好きな方は、試合だけでなく日本代表のジャージにも視線を釘付けにされたのではないでしょうか。 「兜:KABUTO」がコンセプト 武士道は、人としての正義、勇気、思いやり、謙虚さ、誠実、名誉、忠義、この7つの道徳からなります
和婚プロデュース「まとう」のブログから転載しています https://matow-kimono.jp/kimono_underwear/ 着物に親しんでいる花嫁さんは、着物の下に着るものもいろいろと持っているはず。 結婚式用にまっさらなものを用意するつもりだけれど、せっかくなら結婚式後のとっておきのシーンでまた使えるものがいい、と考えている方も多いと思います。 着物の知識のある花嫁さんのために、私なりの肌着の準備について書いてみます。 女性用の肌着 肌襦袢花嫁の着付けでは
仏教の教えに則った挙式が仏前式。仏と先祖に感謝し、誓いを立てるというものです。 「輪廻転生(生まれかわり)」の思想がある仏教では、縁の深い人とは来世でも結ばれると考えられており、挙式でも現世だけでなく、来世までの結びつきを願います。 仏前式でも神前式と同じ「三々九度」を行うのですが、仏前式では「式杯(しきはい)」と呼ばれます。また、盃をいただく順序が神前式と逆になります。 式の内容仏前式で重要な儀式とされるのが「念珠授与」、つまり数珠を授けられる儀式です。 新郎には白い房、
日本の神に誓いを立てる、神道の挙式が神前式。 明治33年の大正天皇のご成婚を機に、一般に広まりました。 古くから日本の挙式(祝言)の要として受け継がれてきた「三々九度」は、日本の結婚式の源流とも言える儀式で、仏前式にも取り入れられています。同じ器から食物を分け合い、強い絆を結ぶという意味が込められています。 榊に紙垂をつけた「玉串」を奉げる「玉串奉奠」は神前式だけの儀式。 神が降りてくる依り代を奉げるのです。 新郎新婦がそれぞれ玉串を持ち、拝礼して神前に奉げます。 続いて
こんにちは、ウェディング ナビゲーターの清水です。 桜も咲いて、これから春本番です。 春はウェディングにも人気のシーズン。 それと同時に、花粉症の方にとってはとても辛い時期。 せっかくの花嫁姿なのに、薬をのまなければいけなかったり、鼻が気になったり、それはちょっと大変ですよね。 それを理由に、花粉症がピークの時期は候補から外す、ということもよくあるんです。 自分たちだけでなく、家族や近しいゲストで重度の花粉症の人がいるというケースもあるでしょう。 ゲスト(特に女性)にとっ
こんにちは、ウェディング ナビゲーターの清水です。 世の中では毎日のように、ウェディングに関する新しいサービスや商品が登場しています。 欧米風のスタイルも相変わらず人気ですね。 日本だけがしきたりを守っているのか?先日、とあるウェディングサービスを手掛ける方の投稿を読んだのですが、 「日本のウェディングはどこも同じような順番で同じような内容でつまらない」とありました。 具体的に何がどう同じなのかは書かれていなかったのですが、推測するに、進行や演出のことのようです。 海外
スマホやPCを一気に買い替えたときのこと。 便利そうなアプリが最初からたくさん入っている機器、これらは大体日系メーカのもの。 最低限のアプリだけしか入っていない機器、これらは大体海外メーカーのものです。 これ、結婚式のプランによく似ているなと思ったので、そのお話を。 結婚式のプランとは?ウェディング会場ではそれぞれに「ウェディング プラン」とか「パッケージ プラン」というものが用意されています。 この「プラン」というのは、必要であろうアイテムを会場側が考えて、最初から入れ込
2019年に横浜「シルク博物館」で開催された「シルクのシンフォニー ー染と刺繍の輝きー」展から。 現代の作家の作品から、古い時代の資料的価値を持ったものまで、幅広く見ることができました。 古い時代の花嫁衣装は白・黒・赤の三色揃い袖。 こちらは鳳凰と桐をあしらった留袖です。 花嫁衣裳 三枚襲留袖(1926年) 上着:黒に菊、中着:赤に竹、下着:白に梅がそれぞれに描かれています。 驚いたのが次の2点。 まずはこのダイナミックな波模様の引振袖、今では見られないイメージの柄で
先日、全日本婚礼美容協会の勉強会に参加させていただき、初めて十二単(女房装束)の着付けの様子を拝見しました。 十二単は平安時代に確立した女性の装束ですが、日本オリジナルの衣裳で、いわば国風文化の象徴。 公家の衣裳である十二単から派生して現代の着物になっているわけで、私は日本の着物の原点だと思っています。 『源氏物語』を読むには衣裳の知識は欠かせないのですが、着る過程はなかなか見る機会がなかったので、とても楽しみに伺いました。 五衣・小袿・長袴姿最初に拝見したのは、皇后陛下
成人の日の時期になると思うんです。 年を重ねてから写真を見返しても、当時と同じように「よかった」と思ってほしい、ということ。 伝統柄の着物や正統派のポーズについて、若い世代があまり好まないのもよくわかります。 私も自分の振袖をつくってもらう時、その時流行っていた色や柄にしたいなと思いましたから。 (当時は濃い色でほぼ無地のモダンな振袖が流行でした) 着物を縫う仕事をしていた祖母や母に全力で止められ、1つ下の妹と共用だったこともあり、両方に似合う別の色柄にしましたが、今となっ
おめでたい席にはつきものの扇、別名を「末広」と言います。 要から扇面にかけて広がっていく形「末広がり」からそう呼ばれるのですが、ことに一族の繁栄を象徴する形です。 そのため扇はお祝いごと、特に婚礼の場にふさわしい物とされるわけです。 そんな意味を持つ扇柄は「吉祥紋」として晴れ着全般によく使用されます。 写真のように、扇面に更におめでたい文様を入れたものが多く見られます。 季節感、祝いのメッセージなど、想いを二重三重に表現できますね。 貴族の装束・十二単の装いで用いられる「
前撮りの普及もあって、結婚式で和装をお召しになる花嫁さんは一時期より増加しています。 でも、残念ながら、年々質が落ちてしまっている。 それを実感したのは、ネット上のたくさんの和装写真を比較してでした。 昔ながらの着付けや写真でなければいけないということではありません。 新しい感覚も大いに取り入れるべきです。 でも、「新しい」と称して、基礎として持っているべき知識や技術を怠っているのではないか。 美しい花嫁姿をつくり、日本独自の文化を残していくために必要なことを、サービスを提