ひだ宇宙科学館「カミオカラボ」来訪 ニュートリノ研究の拠点の地
GWに岐阜県と富山県に行ってきました!
途中、飛騨市神岡町の「カミオカラボ」に寄りました。
とても楽しい施設だったので、ご紹介します〜
○ノーベル物理学賞受賞のニュートリノ研究
ニュートリノって聞いたことありますか?
私は聞いたことあるな〜レベルでしたが、長男(元城好き)が最近科学に興味を持っているので、家庭内でチラホラ単語が飛び交っています。
ちなみに、息子がよく聞いているのが、こちらの科学のラジオ。
アナウンサーとサイエンスコミュニケーターで科学芸人さんの番組です。
サイエンスコミュニケーターという肩書きを初めて知りました。わかりやすく、楽しく、科学を紹介する方のようです。
事実、うちの小学生が食い入るように聞いています!興味を持ってもらう段階にとても有意義な番組だと思います。私も勉強になっています。
そんな、ニュートリノですが、研究施設が飛騨市の神岡町にあります。
「スーパーカミオカンデ」です。ちなみに「カミオカンデ」、「ハイパーカミオカンデ」もあるそうです!
ざっくり説明すると、、
ニュートリノという宇宙から降ってくる素粒子を、飛騨市の地下1,000mの研究施設(スーパーカミオカンデ)で観測、研究をしています。
その研究が評価されて、梶田先生はノーベル物理学賞を受賞されました。
○ 特徴的な見た目!
↑これ、どこかで目にしたことありませんか?
スーパーカミオカンデの中には、水槽があってその中の壁面は一面このようなガラスの検出器が設置されているそうです。
● ニュートリノは水にぶつかると光るため、水槽の中には研究施設で綺麗に濾過された純粋な水の中に検出器を設置しています
●ガラスの検出器はなんと職人さんの手作業によって作られています!
● なぜ神岡町なのか?
⚪︎ 飛騨片麻岩という硬い岩盤の地質構造で、地震に強く、安定した地下空間である。
⚪︎ 神岡町には神尾鉱山があり、なんと奈良時代から採掘が行われていた
⚪︎ 三井金属グループの神岡鉱業株式会社が保有する神尾鉱山で、同社の岩盤エンジニアリングによる開発
○ カミオカラボの概要
スーパーカミオカンデのある岐阜県飛騨市神岡町にある道の駅『スカイラボ神岡』に併設されてきます。
道の駅なので、お土産コーナー、朝採れ野菜コーナー、お食事コーナーがあり、GW中ということもあり、賑わっていました。
昼頃に行ったら、既に野菜は何もありませんでした!
そんな観光客でいっぱいの道の駅に、『ひだ宇宙科学館カミオカラボ』はあります。
ちなみに入場無料です!
我が家は、カミオカラボ目的で行きましたが、観光客の方も無料ということでついでに入館する方も多かったです。
施設内には映像スクリーンがあり、スーパーカミオカンデ内の見学が疑似体験できたり、展示パネルがあったり、ゲームをしながら学べたり、じっくり見ていくと小規模ながら、かなり堪能できました!
研究関連の研究者のサインもありました!
○ まとめ
山の中で車でないと行けない場所ですが、宇宙科学に興味があったら、お近くに行った際には是非寄って欲しい施設です。
神岡城も近くにあります!
(我が家は時間が足りず、歴史ブームが下火なので寄りませんでした。)
まだまだ、ニュートリノは謎だらけで、将来的にどんな実益があるか分からないそうです。
そんなニュートリノの研究に、このような研究施設を建設し、運営し、日夜研究をしている研究者がいるんですよね〜。そして、ノーベル物理学賞。
すごい世界だなぁ、と思いました。
小説「三体」も以前読んだのですが、基礎研究が大事って書いてあったような。
宇宙はロマンがありますね〜
お読みくださりありがとうございました!
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